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山長を去り、一人になった桜子。
桜子の様子が気掛かりな祖父徳治郎と叔母の磯。
あれこれと気を使い、桜子の傍に居ようとする二人に、暫く一人になりたい、二人の方こそ早く普段の生活に戻る様に言う桜子だった。

有森家で過ごす、一人の時間。
虚ろな心は乾ききっていた。活力も湧かず、ただ無気力な日々を送る桜子。
そんな状態が数日続いた、ある日の事だった。
物音に驚き、振り返る桜子。
戸を開けたのは、東京に居る筈の冬吾だった。
飄々としている冬吾は、しばらく世話になると言う。
何か目的が有って来たのでは、と問いかけても答えようとはしなかった。

冬吾が来てから数日後、届いた手紙を読む桜子。
笛子から冬吾に宛てた手紙には、桜子の様子を気に掛け、東京に出てくる事を伝えてくれたか、と書かれていた。
ピアノの鍵盤を適当に弾いている冬吾に、黙って手紙を差し出す桜子。

「東京に呼び寄せる為に来たんだね。」
桜子の問いに、冬吾は別の言葉を返す。ピアノを弾いていないのか、と。
そんな気分になれない桜子。
弾いていない事を知ると、達彦からも「ピアノを忘れるな」と言われたのではないか、そう冬吾は言った。
その言葉に、桜子の感情がはじけた。

「だって弾く気になれない!」強い口調で冬吾に向かう。
祖父も叔母も、亡くなった義母も、これからの人生を考えろ、頑張れと言う。
でも自分の人生って、何処にあるのか。
かねが生きていた時は、一緒に達彦を待つ事に希望が見出せた桜子。
だが、かねはもう居ない。
希望の灯が、消えたのだ。桜子の中で、達彦は死んでしまった。かねと共に。
心から大切だと思える人が、二人共消えてしまった。

音楽が何なのだ、もう何もやりたくない、という桜子。
冬吾は、そんな桜子に言う。
「楽譜を焼いてしまおう。」

楽譜を抱え、桜子の手を引き川原に連れて行く冬吾。
一冊を手に取り、引き裂くと、マッチで火をつけた。
小さな炎、やがて紙の端から勢いよく燃えだす楽譜を、勢いよく川に投げ捨てる。
2冊目を手に取り、引き裂く冬吾。
手書きの譜面が見える。

「止めて」桜子の言葉を無視し、火をつけて投げ捨てる冬吾。
桜子は必死に、川面に浮かぶ楽譜を拾い集める。
止めてと言ったのに、と言って泣く桜子に冬吾は言った。
大事なものが解ったのではないか?桜子の人生は、ちゃんと此処に有るじゃないか。
音楽学校の受験で不合格だった時も、翌日には涙を拭いていたではないか。
あの逞しさが、桜子の本質ではないのか。

冬吾の言葉に、その胸の中で堰を切った様に泣き出す桜子だった。

再び東京へ。
冬吾は先に帰った。東京には家族が居る。
ずっと前、笛子も桜子に言った。
桜子には家族が居る。笛子や冬吾、加寿子、亨。
杏子や勇太郎もいる。

音楽へ希望を求め、東京へ行く準備をする桜子。
だが桜子は、ラジオから聞こえてきた、東京大空襲の模様を耳にする。

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ところで八重は、無事に守田の子供産んだのでしょうか。それもいずれ解るのかな?
そして冬吾、楽譜焼くとは・・・手荒な。
身内だから、桜子を知ってるからこそ出来る荒技だな。

テーマ:純情きらり - ジャンル:テレビ・ラジオ



















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