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かねに冷たくされ、桜子は山長を飛び出す。
有森家に戻った桜子は、磯にかねとの事を話す。暫く放っておけと言う磯。
桜子は磯に語る。
女将さんと、もっと仲良くなりたい。母と呼びたい。
桜子にとっては、かねと一緒に山長で達彦を待つことが、支えになるのだった。
自分がそうしたいと思っていたのだ。かねと一緒に居たい、と。
一緒に居れば、達彦はまだ生きていると信じられる、それは自分の為かもしれない。
そう言う桜子だった。

磯はかねの元を訪れる。野木山が制止しようとするが、振り切る磯は、かねの部屋に入る。
アンタの顔は見たくないというかね。
磯は桜子の件で切り出す。
かねは先日、桜子に言った言葉を磯にも言う。
今後は気心の知れた者に世話してもらいたい。桜子の事は好きじゃなかったけど、達彦が選んだ相手だから我慢していた。
そんな言葉を並べるかねは、磯の前でも虚勢を張っていた。
かねは磯に風呂敷包みを差し出す。開いてみると楽譜が入っていた。
達彦のものだったけど、もう必要ない、桜子に貰ってほしいというかね。
達彦は死んだ。人はいつか死ぬ、自分だって。
自分の死に水を、家族でもない者に取らせるわけにはいかない。
死ぬ時ぐらい気ままにしたい。
気を使いたくない、の言葉に、かねが自分の容体について知っていることを磯は知った。
磯は「桜子の事が嫌いなんだよね」とかねを煽る。
その通りだ、と言うかねに、肩掛けはウチの物なのだから返せと引っ張る磯。
だがかねは、これは自分が貰ったんだから嫌だと言い、肩掛けを胸元で握り締める。
敢えてつれなくした桜子と自分ををつなぐ、ただ一つの温もりを、かねは手放したくなかったのだ。
でも冷たくしないと、桜子はいつまでも此処に居ついてしまう。かねの本心が見えた瞬間だった。
その肩掛けはマサの遺品だ、そう磯は語る。
そんな大事な物をかねにあげたのだ。
桜子はかねを母と呼びたかった、意地を張るな、と磯は言う。
桜子の人生を考えろ、と言ったのはアンタじゃないか、というかね。
かねは本心から、桜子を追い出した訳ではないと、磯は悟った。

かねを見舞った事を桜子に話す磯。磯はかねから貰った楽譜を渡す。
「あんなドケチはもう放っておけ。」とかねの悪態をつく磯の目から、次から次にと涙が溢れていた。

かねは部屋で寝ている。
かすかにピアノの音が聞こえてきた。達彦の部屋からだ。
起き出したかね。
ピアノを弾いていたのは桜子だった。
二度と来るなと言った筈、というかねに、達彦と約束したのだから、そう言われても困るという桜子。
達彦と、もうひとつ約束をした、という桜子。
「おふくろを頼む。」って言われたのだとかねに言う桜子。
かねの表情が動いた。
ピアノを聞いたら、達彦が此処にいるのではと思えないか?

かねは言う。その下手なピアノに達彦を感じられない。
練習する、もっと上手くなる。
達彦と間違えそうになる位、レベルアップ出来るように頑張る。
かねと一緒にいると、達彦が生きていると思える力が湧いてくるのだ。
椅子に座り、達彦の写った写真を眺めるかねの後ろから、桜子が言葉を掛けた。

「おかあさん・・・」

これからは、母と呼ばせて欲しい。
そう言う桜子の言葉に、かねは堪えきれず泣き出した。
かねの肩を抱きしめ、一緒に涙を流す桜子だった


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