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ピアノ線の供出・・・それは桜子にとって青天の霹靂だった。
「絶対嫌だ。」と泣きそうな顔の桜子に、笛子は言う。
ただでさえ絵描きの集団として近所から白眼視されているのに、これ以上孤立したくない。
桜子は冬吾に救いを求めるが、冬吾も同意見だった。
桜子に依頼した秋山も、慰問団の仕事が忙しくなってきた。桜子との仕事は、おそらくこれが最後になる。
姉に諭され、桜子も岡崎に帰る決心をした。
その前に、音楽の良さをもう一度判ってもらいたい、と願う桜子だった。

その頃、絵本を描く八重の元に、勇太郎が訪れる。
食料の差し入れをする勇太郎に、感謝する八重だった。
子供を産むことを決めた八重に、嬉しそうな笑顔を見せる勇太郎。
「本当に、真っ直ぐに育ったんだね。」と八重は言うが、何だかバカにされたようだ、と拗ねる勇太郎だった。

描きかけの、八重の絵本の原稿を手に取る勇太郎。柔らかなタッチで描かれた絵。
女性らしくていい、と褒める勇太郎だが、八重の心は複雑だった。

この子が男の子だったら、アタシは絶対、戦争に行かせたくない。
でも自分が描いているのは、胸を張って戦争に行けと仕向ける本なのだ。
八重の言葉を黙って聞く勇太郎だった。

病院では、杏子が浩樹の看護をしていた。
隣の病人には家族が見舞いに訪れる。その光景を静かに見つめる浩樹。
杏子は黙って仕事を続ける。

ふと、浩樹が口を開いた。
「アンタもひとりなのか。」
杏子は浩樹を見た。
「私は一度結婚に失敗している。自分の事は一生自分で面倒見ると決めている。」
杏子の言葉を聞いた浩樹は、自分の身の上を語りだすのだった。

「俺は資産家の娘と結婚した。だか彼女の実家は、俺との結婚に反対していた。未だ来ない処を見ると俺は見放されたらしい。」

ピアノの良さを判ってもらう為に、ヤスジの発案で歌謡大会を企画した桜子達。
鈴村の家にチラシを持って訪れるが、家に居なかった。

その頃、鈴村は病院に居た。
「腑抜けになってしまうくらいなら、いっそ御国の為に散ってくれたら良かったのに!」と怒鳴るが、果たして息子の耳には届いていたのか。

そこへ桜子が現れる。音楽で皆を癒したい、と力説する桜子だったが、鈴村は
「音楽が何になる。この恥知らず!」
そう言って病室を後にした。浩樹はただ、黙っているだけだった。

杏子と話す桜子。
「戦争で心が参ってしまって。家族に見捨てられたと思ってるんだよ。」と、浩樹の事情を語る杏子。

企画した歌謡大会、だが誰も現れない。組長の顔色を伺ってる所為か、誰も来ないのだった。
そこで、ヤスジが場を盛り上げようと「愛染かつら」を歌いだす。

その時だった。ラジオ局の木下がマロニエ荘に桜子を訪ねて来た。
実は秋山が、大雨で列車が不通になり戻れない。

明日までに唱歌の「ふるさと」の編曲をやってほしい、と言う木下。
桜子なら一人で出来る、という秋山の伝言を伝える。
やってみろ、と冬吾も桜子を励ます。

その夜、ピアノでアレンジの仕事に専念する桜子。
それは心に宿った、音楽という名の希望。

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