FC2ブログ
後を継がせたい父。自分の道を歩みたい息子。
磯は自分の手で育てられなかった息子へ、せめてもの願いを叶えたかった。
鮎川の後を追いかける磯。

喫茶店で、磯は鮎川に必死で食い下がる。
「あの子に絵を描かせてやってほしい。」磯は必死だった。
だが鮎川は認めようとはしないのだった。

マロニエ荘にて。新美術協会のメンバーは、鮎川周助の提案に皆、難しい顔つきだった。
「俺さえ諦めれば、皆が助かるんですよね。」
和之が言う。だが冬吾は、和之だけが発表の場を失うのを許せなかった。
自分達の力で何とかする為の方法。一番やりたくない方法なのは、判っていた。
だが冬吾は、敢えてヤスジに言うのだった。
「戦争画、描いてくれないか。」

ヤスジの精神は、どうしても戦争賛美を受け付ける事が出来なかった。
そんなヤスジに冬吾は言う。

「御霊を描け。」

その言葉に、ハッと気がつくヤスジ。
それは「一億総火の玉」みたいな勇ましいものだけが戦争画ではないのだ、というヒントだったのだ。

「お前にしか描けない、御霊を。」
冬吾の言葉を受けたヤスジの目に、生気が甦った。

俺さえ諦めれば・・・と言った和之は部屋に居た。
そこに磯が手料理を持って現れる。
芋の煮っころがしを差し入れる磯だった。
和之の絵を眺め、褒める磯。和之は磯の励ましが嬉しかった。

3ヵ月後の展覧会に向け、各自新作に取り組むメンバー。
その頃、笛子は杏子に亨の事で心配事を打ち明ける。
だが杏子は、色んな赤ん坊がいるから、と姉を安心させるのだった。

「美術展には勇ちゃんも誘おう。」
だが桜子にとって、笛子は意外な事を言うのだった。

勇太郎は冬吾を嫌っている・・・。

岡崎では、そんな姿を微塵も見せたことの無い勇太郎だったのに。
勇太郎の心境に何が有ったのか。
このご時世に、絵を描いている姿が許せなかったのだろうか。
だが笛子は知っていた。冬吾だって、絵を描く事、つまり自分を表現する事で、世間と戦っていたのだ。
だが、先の事はどうなるか判らない。
不安な思いを抱えている姉を励ます妹達だった。


にほんブログ村 テレビブログへ

テーマ:純情きらり - ジャンル:テレビ・ラジオ





こんにちは。「きらり」で検索してたどり着いてから、
いつも楽しく拝見しています。

ところで、冬吾さんのセリフですが、あれは「見たままを書け」って言ったのでは?
御霊ではあまりにリアルすぎて・・・怖いです(^^;)

さておき、snowflakeさんの文才も匂い立つブログですが、毎日毎日の更新、大変ですね!頑張ってください。
【2006/07/23 16:13】 URL | すだちなつ #-[ 編集]
そうか、見たままですね(笑)やだもうアタシったら。
ミタマって聞こえたので、死者を描けとばかり・・・
しかもヤスジは描いてるし。

毎日更新って確かにタイヘンです。
どうしましょう、あと2ヶ月以上有るんですよね(笑)
【2006/07/23 18:26】 URL | snowflake #-[ 編集]














管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2019 ドラマの向こうに。, All rights reserved.