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特高は絵を乱雑にチェックする。和之の絵を床に落とした。あるいは故意に放り投げたのか。
和之は怒るが、何を描いたのか説明してみろ、という特高に答えることが出来ない。
代わりに冬吾が言うのだった。
「説明出来ないものを描くのが絵描きだ。」と。

こんな絵ばかりでは展覧会は開けない、開きたければ戦争画も入れなければ認めない。
特高はそう言い残し、帰っていった。

桜子は和之の絵をじっと見ていた。
どこが悪いのかさっぱりわからない、という桜子。
フランスでは、シュールレアリズム=左翼思想と結びついている、それが目をつけられている遠因かもしれない、と語る和之だった。

桜子と和之の話を扉越しに聞いている磯。
その時だった。磯も、聞き覚えのある声が、和之を呼んだ。
「鮎川和之は、こちらにおりますでしょうか?」

それは和之の父、鮎川であった。狼狽する磯は、すぐさま身を隠した。
和之は玄関で父と対面する。
何が何でも連れ戻そうとする父、自分を貫こうとする息子。
桜子の脳裏に、ずっと前に此処で見た光景と重なった。

親子のいさかいに、耐えかねた磯が飛び出す。
鮎川の顔色が変わった。

磯と鮎川は喫茶店に居た。
かつて、二度と和之に会わないと約束した筈の磯が、なぜ一緒にいるのか。
「偶然だ。」と鮎川の疑問に答える磯。
桜子から和之の名を偶然聞き、気になって出てきたが、名乗り上げるつもりは無い、
そう語る磯だった。

桜子は笛子に疑問をぶつける。
なぜ鮎川の顔色が、磯を見た途端変わったのか。
なぜ和之に、異常な程に構うのか。

鮎川の職業が貿易商と知り、思い当たる節のある笛子だった。

磯が戻ってきた。鮎川の頑固さを語る磯に、桜子は自分の疑問をぶつけた。
黙り込む磯。だが、重い口を開き、鮎川との過去を語りだす。

桜子と笛子は、叔母の隠された秘密を初めて知った。
叔母の息子への思いを知り、胸がいっぱいになる二人。

後日、鮎川は再び和之の前に姿を現す。
絶対に帰らない、という和之に、鮎川はある提案をする。
それは、和之が絵筆を折り、貿易商を継ぐなら、他のメンバーには展覧会への便宜を図っても良い、というものだった。
苦悩する和之。
桜子はただ黙って見つめるのだった。

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