上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「東洋を斬れ!」と龍馬に迫る武市の表情が怖い。武市の妻・富も夫の今までに見た事のない形相に狼狽する。
一方の象二郎は、龍馬に毒を盛るようにと弥太郎に薬の包みを差し出す。上士の命令には逆らえない。怯える弥太郎。
やっと手に入れた平穏な結婚生活を守りたい。
そんな弥太郎の心理につけ込んで、自分にとって目障りな龍馬を抹殺したい象二郎。

弥太郎は茶店で、龍馬が飲むお茶に震えながらも毒を盛った。その後、龍馬が血を吐き苦しみもがく自分の妄想に押しつぶされそうになる。結局は自ら龍馬に経緯をぶちまけ、明らかにした弥太郎。
龍馬の事は好きじゃないし、目障りだとか恋敵だとかいう思いは常にあっただろう。でも、死んでほしいなんて事まで考えた事は無かったんじゃないのかな。
上士には逆らえず、下士が下士を殺す行為の虚しさを覚える弥太郎。性格はまるっきり違えども、龍馬と弥太郎の方向性は同じ方を向いていると思えた。

一方、明確に考え方の違いがはっきりしてきたのは武市と龍馬。それでもこれまでは、何かにつけ龍馬を心の支えにしている節もあった武市だけど、東洋に足蹴にされ、勤皇党の下士達の目前で屈辱的な思いを受けた事で、その心は今や、完全に暗黒面に堕ちてしまっていた。

言ってる事と表情が全く噛み合っていない武市。それは能面みたいな冷たい表情になっていて、人の温かさや弱さみたいな感情が全て消えていた。
障子の向こうで聞いていた富は、武市の言葉に安堵したのかもしれないが、龍馬は違った。
必死になって、暴走寸前の武市を止めようとする龍馬だけど、その言葉はもう武市の心には響かない。
二人の進む道はもはや、同じ方向ではなくなっていた。

誰にも言わず隠していた"脱藩して土佐を出る事"。兄は怒るが家長としては当然だろう。でも姉は、いつだって龍馬の味方だった。必死にとりなし、龍馬の進む道を拓いてくれた姉・乙女。
家族の想いを知った龍馬が「ごめんちゃ…」と、肩を震わせ嗚咽する。坂本の家族の絆が痛いほどに伝わる、いいシーンだったと思う。

笑えた、というか和んだのは、任務遂行出来なかった故に、逃げようとする弥太郎に家族は誰もついてこようとしないシーン。妻からも「土佐から出るのイヤ」とまで言われるしorz
岩崎家はマイペースな人ばかりだのう。

ぞっとしたのが東洋暗殺の場面。雨の夜、数人の志士に囲まれ、斬られて果てる東洋。鬼のような形相で、「武市ィィっ!」と、断末魔の叫びをあげる。
その場面と、人としての表情を失った武市が描く紅い梅の花が重なる。その紅梅は、吉田東洋の血の色、そしてこれから更に流れる血を示唆しているみたいで怖かった。

次週から第二部だけど、ワイルド感溢れる表情の龍馬が楽しみだ。そして影を背負ったかの様な以蔵が気になった。

テーマ:龍馬伝 - ジャンル:テレビ・ラジオ



| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 ドラマの向こうに。, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。