今回、最大に笑ったのがツンデレ佐那さんと、恋する妹の為に一生懸命な重太郎兄さん。 佐那を好印象づける為に、まずは自分が龍馬を酒の席へと誘う。そこで何とか、話のきっかけを掴もうとした重太郎が、龍馬に向かって発した言葉は…。
「僕は君が好きだ!」
突然の重太郎の言葉に、口に含んだ酒を噴出す龍馬。松田優作AAを思い出す位、勢い良く噴いていた(笑) しかし兄さんの爆弾発言、確かに余りにも突然すぎて、観ていてもビックリするわw
そうじゃなくて人間として好きだと主張し、更に龍馬を好きなのは自分だけじゃなくて妹もだ、と印象付けに必死な重太郎。こんな妹思いの兄さんが居て、佐那は幸せだなっ。
料理を運んできた佐那と龍馬をふたりっきりにする為に、仮病を使ってその場を離れたりして、妹の幸せの為にひたすら頑張る重太郎兄さん。 なんで佐那じゃダメなんだろ。加尾の事があるとは言えども、あっちは色々とメンドクサそうじゃん。その点、佐那の処なら一家揃って歓迎ラブラブしてるんだから、こっちにすればいいのになぁ。 というか、単純に私が女優・貫地谷しほりが好きなだけなんですが('-^*)/ 一途に龍馬を待ち続け、お茶だ舞踊だ料理だと、女らしい事を修業してきた佐那、かわいいわ。
で、ふたりっきりになった佐那、自分の気持ちを一生懸命にアピール。もう押せ押せで頑張る鬼小町・佐那が恋の矢を放つ。 その揚げ句、龍馬に放った言葉が、
「坂本様に、食べて頂きたい!」
龍馬仰天!!なんと大胆な佐那さま…ってチガーウw 食べてほしいのは料理だよね?いや、実はホントに自分も食べてと言ってるのか?
で、龍馬ようやく、佐那が自分に気がある事を認識した模様。 真剣な眼差しで迫ってくる佐那を煙に巻いて、その場から何とか離脱した龍馬だけど…。
ふと、加尾の事が頭をかすめる。
笑える部分もあったけど、山本琢磨が起こした問題を巡って、龍馬と半平太の方向性の違いが決定付けられる描写がメインなのが今回の話。 自分の信念を貫く二人だけど、半平太の方が抱えてるモノが多いから、立場上は龍馬みたいに思うがままに動けない。龍馬みたいにしていたら、他の者へのしめしがつかなくなる。上士からの締め付けは厳しく、土佐藩のプライドを守る為には琢磨に腹を切らせる選択しか無かった半平太。 商人が落としていった金色の懐中時計を売った事が理由だと知り、龍馬は憤慨する。龍馬には抱えてるモノが無い。だから「謝って許してもらえばいい」と言えるし、実際、商人に頭を下げ、訴えを取り下げてもらう。
これは龍馬だから出来る事だろう。半平太と違って身軽だからなぁ。本当は半平太だって、龍馬の事を理解はしているとは思うけど・・・。
龍馬が琢磨を逃がした事で、内心ホッとしてる自分…ってのも、半平太の中には有るような気がする。
そして投獄されたままの弥太郎だけど、牢の中で出会った謎の老人の話に"商売で身を立てる"というヒントをつかむ。 いよいよ、三菱財閥への歩みがスタートしていくのかな。 年末に「坂の上の雲」から引き続き観た「龍馬伝」では、先週まで死にそうだった正岡子規が、今週はボロボロの身なりで元気に毒づいてたので「ん?」なんて一瞬思ったけど、もう馴れた~ (・ω・)/
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