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【ちりとてちん「笑う一門には福来る」#147】

喜代美達の部屋に奈津子は居た。その奈津子も、今では和田姓になっている。
「ひぐらし亭・・・その心は?」
取材用の手帳を抱え、奈津子が喜代美に問いかける。喜代美は笑顔で吉田兼好「徒然草」を諳んじた。
「つれづれなるままに、ひぐらし硯に向かいて・・・」
奈津子のインタビューを受ける喜代美。年齢と経験からか、話しぶりにも余裕がある。
徒然亭の精神に通じていると思う。落語が好きで好きで、一日中落語をやってる様な人達が集まって、毎日落語をやっている小屋が出来あがる。
そして人々が自然に集まって、皆が笑ってくれる・・・そういう場所になっていくと思う。
喜代美の言葉に「なるほどねぇ。」と感心する奈津子。喜代美の成長した姿にも感心してる様に見えた。

小屋の楽屋では、草々が柳眉、尊建に小屋の名前を提案していた。「ひぐらし亭」の名に、僅かに難色を示しているかの様な柳眉。尊建に至っては難しい顔をして腕組みしていた。
柳眉は言う。「ひぐらし亭」の名前、悪くは無いと思う。ただ、ひぐらしは徒然亭の紋、小屋の名前が徒然亭に偏りすぎてる気がする。
自分等は気にしなくても、自分達より上の師匠方が、色々と言う可能性が無いとは言えない・・・。
草々自身も気になっている部分ではあった。此処は上方落語の常打ち小屋。機会はどの一門にも均等に与えられる場所だ。
しかめっ面で黙っていた尊建が口を開く。
「大丈夫やろ。」
此処では日暮し、つまり一日中落語をやっている。毎日毎日、明日も明後日も明々後日も、その先もずっとやっている。
「つまりは、未来に繋がっていく。そういう事や。」
舞台から客席が見える。此処で毎日落語が聴ける。いつも人の笑いが絶えない場所になる。それはずっと。
自分達、上方落語三国志が、そうやって主張すれば、師匠達だってアカンとは言わないだろう。
「尊建」草々が尊建の名を呼ぶ。
「大人になったなぁ」と尊建に対し、しみじみと言う柳眉。
フッとニヒルに笑う尊建。いやぁホント、大人になったなぁ・・・2006年なら、もう40歳過ぎてるんかな。だったらもう、いい加減落ち着いても良かろうて(笑)。
草々は言う。
「これからも俺等三国志、切磋琢磨していこうなぁ!」
草々は幾つになっても、落語愛は変わらんな(笑)。柳眉や尊建に同意を求めるのはいいけど、尊建には相変わらず鼻毛呼ばわりかいな(笑)。
何だかんだ言っても、楽しそうな三国志では有る(笑)。

小屋オープンに向けて、準備は着々と進む。寝床に集まった徒然亭一門。草々が1ヶ月分の番組表を見せる。出演者一覧表も番組表って言うのか~。
オープニングの口上を述べるのは徒然亭一門。
自分達、徒然亭だけでやる事に対し「ええんですか?師匠達を差し置いて。」と四草が言った。だが、それは師匠達から言われた事だった。
それを聞いて小草若、思わずよっしゃ~とガッツポーズ。皆、すんごく嬉しそうだよ。そしてお約束、喜代美は自分が初日に出る事に、少し怖気づいているのだろうか。
「ええんやろか・・・こんな初日の晴れがましい高座に私なんかが出て。」と、またもネガティブモードに入っている。清海に大口叩いていた時と、えらく態度違うやん(笑)。
相変わらずヘタレな喜代美を四草が厳しくたしなめる。全く兄さんの言うとおりや。
「私なんか、言う事ないやろ。」と言われているがその通り。13年もやってきた人気落語家なんやろ?もう少し、自分の言葉に自信持ってもいいんじゃないのかなぁ。
草原や草々の言う通り、男の世界で13年間、一生懸命精進していた。初日の晴れがましい場だからこそ、女性の華やかさで盛上げてほしい。そんな風に思ってるんじゃないのかな、皆が。

熊五郎が料理を完成させた。咲が皆の前に運ぶ。おお、海老がいっぱい有る~。
赤飯。海老の天ぷら。野菜と海老の炊き合わせ、焼き物の魚は鯖?出し巻きに高野豆腐。扇子の形のが何なのか判らないけど、どれも美味しそう~。中入で頂くお弁当かな。こういうのって楽しいわ~(笑)。
一同も目を輝かす。喜代美も「こんな綺麗なお弁当見た事ない~。」って感動してるけど、こんなに海老三昧の華やかな弁当見てるとついつい、単価高そうだ~と思ってしまう(笑)。でも本当に、綺麗で美味しそう。
喜代美は咲に言われ、味見をする。扇子の形のを箸に取り、口に運ぶ。
熊五郎が笑顔で聞く。熊はんもこれは相当の自信作だろう。
咲も「美味しいやろ?」と聞く。だが喜代美は突然吐き気を催す。「うっ」と口を押さえる喜代美の顔に、動揺する熊五郎。慌てる一同。
草々が「何を入れたんや」と言うが、熊五郎には覚えがない。

・・・そりゃそうだ。喜代美の吐き気は食事の所為じゃなかった。

菊江に付き添われた喜代美が戻ってきた。微妙な表情の二人。心配する兄さん達。
草々も喜代美の体調を心配していた。医者に何か言われたのか?と気掛かりな表情。
そんな一同を前に、菊江が声を大にして言う。
「違うんやて、オメデタやて~。」
それを聞き、呆然とする草々。何が起こったのか判っていない。妊娠と聞き、笑いに包まれる一同。
喜代美が妊娠・・・結婚して10年経つ二人。とうとう子供を授かったのだ。
小草若が「草々、若狭、おめでとう。」と、嬉しそうに目を潤ませて言う。これで小草若の気持ちも、完全に昇華されるだろうか。
皆から口々に祝いの言葉を贈られ、草々と喜代美は共に礼を言う。

草若に報告する二人。草若と志保の写真に向かって、子供を授かった事を報告する草々。しかし草々ったら、男の子なら落太郎、女の子なら落子(おちこ)だなんて(笑)。
子供がやさぐれたらどうすんの~。お父ちゃんがヘンな名前付けたからや~って。四草や草原もあきれている。小草若には「どんだけ落語馬鹿やねん。」と笑われる。
傍で聞いていた菊江が爆笑していた。
でも、元気な子を産んで欲しいと喜代美に言う草々は、本当に本当に嬉しそうで、いい表情してた。
草々も遂に「お父ちゃん」になれるんだねぇ。

そして小浜では、喜代美の妊娠に皆が喜ぶ。糸子さんもお祖母ちゃんかぁ。見た目が若いから、お祖母ちゃんって実感湧かないわ(笑)。正典さんはお祖父ちゃんだ。
正平が両親をからかっているが、君も叔父ちゃんになるんだよ。そして小梅さんは、曾お祖母ちゃんだ。
「ありがたいことですな~」と喜ぶ小梅さん。明るい話題に包まれて、皆ホントに幸せそう。

喜代美は壁にもたれていた。お腹にそっと手を当てる。
母親になる・・・微笑む喜代美だけど、妄想も忘れてはいなかった(笑)。
妄想では女の子が生まれているんだな。この女の子、喜代美の小学生時代にそっくりだわ(笑)。
草々の血が入ったら、天パになりそうな気もするが。
お母ちゃんと同じ様に、綺麗に髪を結い上げている。そして母と子の会話が繰り広げられる。
小屋オープンの日の高座に出た女性の落語家は若狭だけと知り、すご~いと言う娘。
更にその時、自分が喜代美のお腹の中に居たと知った娘に「お母ちゃんもスーパーママや。」と持ち上げられ、すっかりいい気分(笑)。

妄想に浸ってウフフ笑いを一人でしてたら、唐突にやってきた糸子さんに見られた喜代美。
糸子は電話貰ってから直ぐ、大阪に向かったんだろうね~(笑)。相変わらずやる事は面白い糸子さん。
「おめでとうさん。」と、娘の妊娠を祝う糸子、「ありがとう。」と礼を言う喜代美。
ところがこれでは済まないのが糸子さん。喜代美の格好に、下半身を冷やしたらイカンという母の気遣いからか、またも取り出すのは毛糸のパンツ(笑)。
これ温かそうだわ~。これから冬に向かうんだから、持っててもいいと思うんだけどな。そしてお母ちゃんは、今日は晩御飯作ってくれると言う。遠慮する喜代美だけど、糸子さんに甘えときなはれ(笑)

喜代美は布団に寝ていた。糸子は下で煮物を作っている。料理を作った糸子が、二階で寝ている喜代美の為に運んできた料理は、やっぱり茶色いおかずだった。
でも、その茶色いおかずは母の愛がいっぱい詰まった味だ。
ラップをかけた母の煮物、稽古する草々の声・・・。此処に来たばかりの頃、似た様な事があった。
あの時と同じ様に、暖かな気持ちに包まれて眠る喜代美。自分ではハッキリ意識してなくても、それは喜代美の幸せの形・・・。
娘の寝顔を見て微笑む糸子。その娘、喜代美も母親になる。糸子から喜代美へ、喜代美から未だ見ぬ子へ、母親の愛も受け継がれていく。ほのぼのとした今日の最後のシーンだった。
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テーマ:ちりとてちん - ジャンル:テレビ・ラジオ



















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