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【ちりとてちん「笑う一門には福来る」#146】

2006年9月、上方落語の長年の夢だった常打ち小屋が遂に完成した。この風景、何処かで観た事有る~。草若師匠の行った地獄で寄席やってた小屋ではないか。
そんな明るい展開なのに、兄さん達は小屋の名前でモメていた(笑)。いつもの如く口喧嘩する、草々と小草若。喧嘩の前にはゴングも鳴る。じゃあ、三分やったら休憩も入るのかいな。
俺の言うとおりにしておけばいいのに、と筆頭弟子らしく草原が言えば、四草が間髪入れずにツッコミ。
「誰がそんな70年代のセンスに納得するんですか。」と、センス溢れるツッコミの四草に、思わず同意する草々&小草若。アンタ達ってば本当に仲良しさん♪
でも四草も、中国語で名前を披露するなんて斜に構えていないで、何か提案すればいいのに。喜代美もだよ~。
「内輪モメしとる場合ですか。」と兄弟子達に対し、強気な物言いをする喜代美は、すっかりおかみさんの貫禄が出てきたな(笑)。
だが草々に、小屋の名前で何かいい案はあるのかを聞かれると、喜代美も具体的な名前は出てこない。
その抽象的なモノ言いは、糸子さんに段々似てきた様な気がする。
底抜け演芸場って提案した小草若のセンスはキライじゃないけど(笑)。確かに、大入りしてほしい小屋なのに、底が抜けたら演技悪いよなぁ。

あの時、青空の下で開いた落語会、鞍馬の言葉がヒントになった。草若邸を改装して常打ち小屋にしたらいいのでは?と提案したのは草々だった。
その意見に、「そうか・・・その手が有ったか。」と言わんばかりの草原と小草若。
これには四草も納得した。確かに新築するより金が掛からない。
「よかった。これからもずっと師匠の傍で落語が出来る。」喜代美は満面の笑顔。
で、建てたのはいいけど、お金は全然足りなかった。更に今後の運営を考えると、色々と悩みも大きい。だが草原は言う。
此処は徒然亭だけではない。万葉亭も、土佐屋も、鏡一門も、皆でやっていく場所なのだ。
更に、足りない資金はスポンサーが出してくれた。
この常打ち小屋のスポンサーについたのは、株式会社若狭塗箸製作所。
今の社長は清海なのだ。32、3歳位で社長に就いている清海。じゃ秀臣引退?会長とか??しかし清海もすっかり、女社長の貫禄を漂わせている。
スポンサーとして資金提供してもらえなかったら、今の小屋が建つ事は無かった。感謝する草々や草原、小草若、四草。そして喜代美も礼を言う。
広告費ですから、とニッコリ微笑む清海は、エーコらしいエーコに再び戻っていた。いや、更にパワーアップしていた。ただの綺麗な女社長ではない処は、直ぐに見せてくれた。
小草若や草原が「エーコ、エーコ」と手を叩く様は、高校時代の同級生達に推されていた光景を彷彿とさせるわ。
釣られて何となく、でもかったるそうに?手を叩いている四草(笑)。
「エーコちゃーん、バンザーイバンザーイ」とハシャぐ草原&小草若。そんな光景の中で、清海が喜代美に言う。
「エーコばっかり人気モンや~って、ネト~ッとねたまんといて。」と澄まして言う清海に、喜代美もフッと笑いながらつっこみ返す。
この二人は、本当に心を許しあえる友達になれたんだなぁ。
いや~今までの喜代美の言動見てたら、粘着で妬みそうだわっ♪と清海に言われても仕方無いよな喜代美よ(笑)。
しかし喜代美も負けてはいない。
「そもそも自分の方が人気者思うとる事が、あつかましいわぁ~。」と、しゃあしゃあと言う喜代美に、「何ソレ~」と、ふくれっ面の清海。
はいはい、も~よう判ったわ(笑)あなた達、漫才コンビ組んでもイケるんとちゃいますかいな(笑)。
キャリア13年の人気落語家やさけぇ、と、フフンとした喜代美に、速攻で突っ込む清海。扇子と手拭忘れて高座に上がった事を指摘された喜代美、すっかり分が悪い状態。
キャリア13年経っても、どん臭い処は相変わらずやのぅ(笑)。
そんな二人の様子を見ていた草々が笑う。本当に、喜六と清八みたいだな、と。
そこから落語に繋がるシーンは、本当に楽しそうだった。勇助もしっかり喋っていた。これ「東の旅発端」かな。

小浜、和田家の工房。秀臣は正典に言う。
正典の箸は小浜の看板だ。
正典は秀臣に感謝していた。製作所と提携させてもらったお陰で今の自分がある。自分は皆に支えられているから、いい箸を作っていられる。
更に清海が、喜代美達の常打ち小屋に資金を出してくれた事を感謝する正典。
製作所の業績は、今はすっかり回復したんだろうな。
しかし秀臣も正典も、当時入れ込んでいた舞妓のキヨミちゃんにあやかって、娘の名前を付けていたとは・・・(笑)
そりゃ、糸子さんや静さんに知られたら大事だわね(笑)

喜代美は、常打ち小屋の二階に清海と居た。
小浜を出て14年、落語と一緒に歩いてきたんやね・・・と、感慨深げに部屋を見る清海。
そんな喜代美は清海に、最近自分がふと感じる小さな違和感を話す。
本当に自分は、師匠の落語を伝えているのか。
喜代美の言う事に「え?」と、怪訝そうな清海。
創作落語作って、客に笑ってもらう事は楽しい。けど、何かが違う気がする・・・。
「気のせいかもしれないけど。」
そう言ってフッと笑う喜代美。でも・・・それは気のせいではなく、予感だった。

清海が提供した巨大塗箸が、小屋の入り口に飾られる。「入」の形に貼られた箸を見つめ、草々が言う。
「落語も塗箸と同じや、塗り重ねたものしか出てない。」
小草若が続けた。
「落語していたら、悩んだり落ち込んだり壁にぶち当たったりするけど、でもそれが、それぞれの個性になって出てくる。」

喜代美は箸を見ていた。

草原が言う。「此処にこれが有ったら、上方の落語家はそれを忘れなくて済む。」
四草が続ける。
「落語は三百年もの間、少しずつ塗り重ねてきたもの。」
草々が言う。「皆が自然に集まって、皆が笑える場所に・・・なったらエエな。」
喜代美は草々を見つめる。

草原が言う。「そうなっていく。毎日やってたら、それが当たり前になっていく。此処へ来たら笑えると、そう考える前に足が向く。来られない日でも、大阪には笑える場所があると思えば、何となく安心する。」
「そうなる為にはこっちも毎日稽古ですね。」と四草が言う。

夕暮れにヒグラシが鳴いた。夏の終わりを告げるセミの声。

喜代美はふと、何かを思いついた。
どうした?と言う草々に喜代美が言う。
「ひぐらし亭って言うの、どうですか?」
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テーマ:ちりとてちん - ジャンル:テレビ・ラジオ



















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