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【ちりとてちん「聞かぬは一生の箸」#132】

稽古場で勇助と向き合う喜代美。高座が怖いと言う勇助に、疑問の色が隠せない喜代美。落研でやっていたんじゃ?
喜代美の疑問が勇助に向けられる。草々達も店から戻り、二人の様子を覗っている。
「あれは嘘です」と喜代美に向かって言う勇助。
落研出身も嘘、レパートリーが15~6有るのも嘘、家で一人、鉄砲勇助ばかりやっていた「一人落研」だった・・・申し訳無さそうに言う勇助。
ソレ見たことかと言いたげな小草若。賭けてもいないざるうどんを奢れ~と四草に言うが、勇助の言ってる事が、小草若の推測そのままなのが、かえってウソ臭い。
そんなに完璧に重なる訳が無い。あの日、ドアの向こう側で、こっそり小草若の発言を聞いていたのか勇助は。それくらい胡散臭いのだが。
「無理です、高座に上がって大勢の前で喋るなんて。」と泣き言を続ける勇助に、喜代美は言う。
だから急に下手なフリたり、モタモタしたりして稽古を避けていたのか?と言う問いに頷く勇助。

「アホかオマエは」と草々が乗り出してきた。これは草々に同意した。せっかく磯七がお膳立てしてくれたのに、何をアホな事グダグダ言ってるのか。
怒鳴る草々をたしなめる草原。
判ってるけど、自分には早すぎると思うて、と言う勇助。
「せめてもう、あと1ヶ月。」と言う姿を見てると、ああコレ違うな~って気がした。他に出たくない理由がありそう。でも何故避けるのか判らない。
勇助にイラつく草々。
それに対し、喜代美はどうやらすっかり信じた様子だ。勇助の手を取り、自分の初高座の思い出を語る喜代美。
それに釣られる様に、当時を思い出してしまう兄弟子達。
「あれなぁ・・・」と、そこから先の言葉を濁す草原。
「あれはひどかった。」と身もフタもない四草。
「見てるのが辛かったもんな。」と、表情も辛そうな小草若。
でもそんな周囲に見守られ、天狗座の一門会で皆の前でやれた時、本当に諦めないで良かったな・・・と、しみじみと話す喜代美。
そうやって勇助を励まそうとしてるのは良く判る。が、草々に「自分に酔うてる場合やないで。」と突っ込まれ我に返る。

しかし奈津子にも、やはり同様に突っ込まれている喜代美。奈津子には胡散臭く見える勇助も、おかみさんとして酔いしれ気味の喜代美には見えていない。
「目をみたらわかるんです。」と喜代美は言うけど、相手は筋金入りの嘘つきだよ~。

鞍馬会長の元へ挨拶に行く小草若。勿論手土産も欠かさない。が、鞍馬はやはり包みを解かない。
小草若が「はてなの茶碗」をやると知り、観に行くと言う鞍馬。小草若の表情が一変する。
散髪屋組合の落語会ですからと、やんわりと断りを入れる小草若。やはり四草に指摘された言葉がひっかかるのだろう。四草に見抜かれる位だから、鞍馬の目は誤魔化せない事位、小草若にも判っている。
だが鞍馬は、だったら自分も散髪屋組合に入るがなと言って笑う。
小草若、どうする??

寝床では磯七が皆を前に、大阪を離れると言う。驚く一同。大阪を愛し、上方落語を愛していた磯七。だが東京に嫁いだ姉が体調を崩し、ちょっとの間、傍に居てあげようという事になったと磯七が言う。
ちょっとの間、って事は、いつかまた大阪に戻ってくるんよね??ずっと行ったままじゃないよね?
磯七って・・・独身なんだろうか。家族の匂いしないしなぁ。菊江もだけどね。
生まれ育った大阪を離れるのは辛いけど、最後に草若の孫弟子の初高座を世話出来て、こんなに嬉しい事はないと笑顔で言う磯七。
草々と喜代美に「おおきに、ありがとう。」と感謝する磯七さん。居なくなってしまうのは淋しいね・・・。

その頃、草若邸の縁側で自分の塗箸を見つめている正平が居た。家事を済ませた勇助が正平に聞く。
「それ何ですか?」と言う勇助に、自分が作った塗箸だと手渡す正平。
箸を見る勇助に、正平が語りだす。
「これは失敗作、小手先の器用さでどうにか体裁は整っているけど、嫌々やってるのが丸判りだ。」
そう語る正平に、改めて箸を見る勇助。
ああ、多分判っていないだろうな。表だけがキレイだから、その内側から出てるものは見えていない。今の勇助には判らないだろう。
勇助に向かって正平が言う。それは勇助を励ます言葉だった。
落語家になりたくて草々に弟子入りしたのだろう?人前で落語やるのは勇気居るだろうけど、頑張って乗り越えて、初高座に出て欲しい。姉もいいおかみさんになろうと一生懸命なのだ。

正平の言葉に、フッと笑う勇助。かすかな嘲笑の色が見える?何その、人を小馬鹿にした様な表情。これが奈津子の言う「胡散臭さ」の片鱗なのだろうか。
隣に座り、勇助が話し始めた。
正平に対して嘘をつく甲斐がない、と言う勇助。真っ直ぐな目をした正平、勇助にとっては苦手なタイプだと言い、更に、初高座に出たくない理由を嘘だと言う。
その時、庭先に草々と喜代美が戻ってきていた。二人の話に聞き入る草々と喜代美。
だが勇助も正平も気付かない。
これから話す事は本当だ・・・と、勇助が語り始めた。
落研出身も、レパートリーの豊富さも事実、高座が怖いなんて事はない。
「そしたら何で?」正平は疑問に思う。素直な子ならそう思うな~。
しかし勇助の答えは、誰もが唖然とするものだった。

「初高座が散髪屋の落語会なんて。せっかくプロとしてデビューするのに、しょぼすぎると思いませんか?」
勇助って、すごくドライな子だと思った。自分を高い処から見てるんだな。己の力を過信してると言うか、ものすごく増長してると言うか。

草々の顔色が変わる。喜代美もだ。これは当然聞き過ごせない。
しょぼすぎるなんて発言、落語バカの草々には許しがたい言葉だ。いや、礼儀を重んじ、人に感謝する心を持つ者なら許せないのは当然だろう。
「木曽山ァ!」と、勇助に掴みかかろうとする草々。必死で止める正平。その隙に逃げようとする勇助の手を、喜代美が掴む。
勇助を睨むと、その頬を思い切りひっぱたく。
「来て。」と言い、勇助を引きずっていく喜代美。

寝床の磯七の前で、勇助に厳しい口調で言う喜代美。
「磯村屋さんに謝って。」と言う喜代美だが、勇助は磯七の前に立ち尽くしたまま、絞り出すように言う。
何故散髪屋に僕の初高座を決められなきゃならないのだ。落語するのは自分だ。誰の力も借りないで、一人で20分喋るんだから、初高座の場所位、自分で選ばせてくれてもいいじゃないか。

社会人としての経験不足してると、こういう的外れな事言う人も居るわ。
勇助って、本当の友達って居たんだろうか。表面上の付き合いは有っても、実際の友人なんか居なかった様な気がする。希薄な人付き合いしかしていなさそう。

そんな勇助に喜代美が言う。
落語は一人でやるものではない。皆に支えられてやるもの。磯村屋さんは落語を愛してくれている。それを、散髪屋の落語会はショボイから出たくないだなんて・・・そんな人間、徒然亭に居て欲しくない。

「スポットライト浴びて、舞台の真ん中に居る者が主役やと思うたら大間違いや。それが解らんのやったら、落語なんか辞めてしまい!」
喜代美の厳しい言葉が勇助の胸に突き刺さる。
同じ事を、順子に言われた事があった喜代美。同い年の友人に厳しく言われた事が、喜代美の糧になってるのが判ったシーンだった。
ついこないだまで判ってなかったかもしれないけど、今は判っている。表面上だけでなく、本当に喜代美の模様になって出てきている。
本当に、喜代美の周囲は"喜代美という名の塗箸"に綺麗な模様をつけてくれる、素敵な人たちだ。

しかし部屋に戻った喜代美は、勇助を叩いた事を後悔していた。
そんな喜代美を心配そうに見つめる正平・・・。
草々は磯七に土下座する。自分が未熟だった故に、勇助の修行が出来ていなかった事を必死に詫びる。
磯七に「顔を上げぃ」と言われても、頭を床にこすりつけ頑として動こうとしない草々だった。
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