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【ちりとてちん「立つ鳥あとを笑わす」#114】

草若はもはや、医師が目を離せない状態だと言う菊江。それでも病院で一生を終えるよりは、一晩だけでも家に戻りたい。家の布団で寝たいと言う草若。
弟子の高座をどんな事が有っても観たい、と願う草若。もう今は、最後の気力を振り絞って、生への執念を見せているのだろう。
その事を決める席には小草若も居たと言う。ニギヤカな小草若だけど、内面は淋しがり屋で、気が優しい仁志。たった一人の肉親である草若の命の炎の揺らめきに、小草若の気持ちも相当揺れただろう。でも父の気持ちを最大限に優先した小草若。
小草若は見えない処で、一体どれだけ葛藤してるのだろう・・・。夜中に草若の部屋へ行き、父の布団にもぐり込む仁志。
父親の温もりを、自分の身体に記憶させておこうとする姿に目が潤んでしまう。涙を堪える小草若に、観てるこっちは堪えられそうもなかった。

翌朝、出掛ける弟子達に火打石を打つ糸子。ひとりずつ師匠にお辞儀をして出かけていく。そしてこれが、弟子達が見る最後の草若の姿になるのだろうか。
小浜の和田家では、今日が喜代美の落語会だと思い出した様に言う正典だけど、忙しいのかな~。行かなくていいのか皆。糸子と小次郎以外は小浜に居るんだね。
喜代美の創作落語、聞きに行くかと思ってたんだけど・・・。今更構えている様な雰囲気でもなさそうだ。
自信作を作ったと小梅に話していたのか、喜代美。
小梅が正典にハッパをかける。「正太郎ちゃんに見せる自信作」をいい加減作ったら?と言う小梅に、驚いたかの様な正典。
これが正典を、更に突き動かすキッカケになるんだろうか。

草若と共に天狗座へ出かけようとする糸子。だが草若は縁側で目を閉じている。苦痛に顔を歪めそのまま倒れ、病院に担ぎ込まれる草若。
糸子が必死に草若を呼ぶが、既に意識を失ったままの草若。

草若危篤の連絡を受け、呆然とする小草若。いつかは来ると解っていても、いざその時が来たら、声が震え、自分でもどうしていいのか判らない。
今から高座だと言うのに、父親の居る病院へ行こうとする小草若。

芸人の世界の厳しさか。親の死に目に立ち会えないかもしれない。普通の人が当たり前の様にしているであろう事が、芸人であるが故にままならない。
泣きながら「この先講座はなんぼでもある。でもオヤジは、たった一人の親父なんや」と言う。小草若の気持ちが大きく揺れている。

行きたい気持ちは誰もが一緒だ。でも師匠はそれを望んではいないだろう。息子達には自分が教えた事全てを、高座で披露して欲しい。観客に見せて欲しい。
弟子達が自分の処に来るのではなく、俺がお前達の高座を観に行く。どんな事をしてでも。
泣き崩れる小草若の肩を抱き締め、号泣する草々。じっと悲しみを堪える四草。年長者らしく冷静に振舞おうとする草原。流れる涙を止められない若狭。
お客さんは待っている。弟子達の会を見る為に足を運んでくれた人達への期待に最大限に応える事が、今の彼らにとっての使命・・・。

高座での若狭は見事だった。気持ちを切り替え、観客の為に笑いに徹した。悲しい気持ちを抑え、師匠の状態ですらネタに変えた。
ソデで聴いていた兄弟子達の目は潤んでいるが、口元には笑顔がこぼれる。
それは確かに、病院に居るはずの草若にも届いていた。と言うか、師匠の魂は天狗座に来てるんだよな。
涙が止まらなくなってきた。悲しいと言うよりも、師匠が皆の傍に居てくれる事が嬉しくて・・・本当に嬉しくて泣けてきた。

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