上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【ちりとてちん「立つ鳥あとを笑わす」#115】

ドラマの中でも人が亡くなるシーンって、悲しく描かれているんだけど、悲しい中にも生への達成感みたいなものが感じられた草若の最後。
弟子達に自分の持てるものを全て渡し、ゆっくりと流れる時間の中で、関わる人たちと語らい、気持ちも穏やかになっていった草若。
危篤状態の中で微かに笑う草若、意識だけが天狗座に飛んでいて、弟子達の高座を最後まで見守っていたのかと思うと、その親心に涙が溢れてきた。
悲しいと言うよりも、上手く表現し辛いんだけど「良かったね師匠」みたいな感覚かな。これで心配する事はこの世には無いので、あの世を楽しんで、お酒もいっぱい呑んで下さい・・・うわ~ん、ってな感じだ。
行かないでと言うよりも、糸子さんが言ってたみたいに「送ってあげるんやな」みたいな言葉の方がしっくりくる。
若狭の高座が終わり、4人の兄弟子達が地獄八景を演じている。でも其処には師匠も一緒に居る。
師匠の言葉を感じながら、思いっきりアホに徹する四草。その勢いの良さと、吹っ切れた様な軽やかさに泣き笑いしてしまった。
底抜けに明るく、勢いがある小草若の落語。徐々にノッてくる小草若の姿に、(本当は狂言師だと解っていても)生の落語をやっている処を聴いてみたいなと思ってしまった。
団体割引にはチョット笑ったよもう(笑)。
堂々と高座を務める草々には、師匠も言う事は何も無い。ただ、落語と同じ位、若狭も大事にしてやらなアカン、と言い残した草若に思わず頷いてしまった。
草原が居てくれて助かったと言う師匠。確かに、リアルで助かった面がいっぱいあるだろうな。
個性が強く、我も強い連中を上手くまとめていたのは草原だ。扇の要みたいな兄さんが居てくれたから、皆がバラバラにならず、キレイな形を成していた。
喜代美の人生も塗箸かもしれないけど、徒然亭一門もキレイな模様が出ている塗箸へと磨かれているんじゃないだろうか。
草原の高座が終わったその頃、草若が現世に別れを告げた。
徳利とお猪口を持って、天狗座の控え室に現れた草若。ステージに挨拶に向かう準備でもたつく喜代美に別れを告げる為に現れたのか。
そんなシーンには思わず泣き笑いしてしまった。喜代美が再び振り向いた時、つい先刻まで有った草若の姿は其処には無かった。全てを悟った喜代美は静かに涙を零す。
風林火山の最終回で、神棚に置いていた筈の摩利支天が縁側に出ているのを見て、全てを悟り涙を零すリツの姿とダブってしまった。

夢ともなく現でもない世界に草若は居る。草若の横をすり抜けて行くのは、地獄八景の登場人物達だ。
初めて足を踏み入れる世界に、珍しそうに眺める師匠を呼ぶ声がする。
それは喜代美の祖父、正太郎だ。お祖父ちゃんが師匠を出迎えてくれる・・・これには涙が止まらなかった。
正太郎が草若の為に、この世界を簡単に解説してくれる。
いつでも好きな方を行ったり来たり出来る、随分と融通の効く世界だ。そしてあの世の人達は、三代目草若の来るのを待っていたのだ。
地獄寄席で、下座を務めるのは志保さんだと言う正太郎。その言葉に草若の顔がほころぶ。
志保さんの好きなタンポポの花を手折り、くわえた草若。
あの世の常打ち小屋で、草若の高座が始まるのかと思うと、それだけでワクワクしてしまう。
人の死をこんなにも楽しく、前向きに描いている。とても悲しいんだけど、でもすごく楽しい・・・そんな不思議な爽快感を味わった土曜日だった。

そして予告。
ヤサグレた清海が「嘘つき!」と罵るシーンや、随分と出来の良さそう?な弟子よりも、座敷童子みたいなコスプレの喜代美にビックリだよ~(笑)何なんだアレは??


FC2ブログランキング
 にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
ランキング参加中です。よろしければクリックして頂けるとウレシイです。

テーマ:ちりとてちん - ジャンル:テレビ・ラジオ



















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 ドラマの向こうに。, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。