上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【ちりとてちん「地獄の沙汰もネタ次第」#105】

創作落語じゃ師匠の落語を受け継ぐ事が出来ない。
そう訴える喜代美だけど、草若は「言う事を聞かないなら破門。」と喜代美に言い残す。
そんなやり取りを聞いている糸子。その表情を見てたら、やりきれない気分になってしまう。
事実を知ってるのは糸子さんだけ。口止めされているから、言いたくても言えない。糸子には何も出来ない。ただ見守るだけ・・・。

でも喜代美、古典落語を練習して、芸風を真似る事が「受け継ぐ」って思ってるんか。それって先日、尊建が草々に言ってた「只のコピーや、物真似や!」になるだけじゃないんだろうか・・・って気がするけどな。
受け継ぐってのは、その精神とか、姿勢なんじゃないのか?創作、古典を問わずに。

そんな重苦しい展開を和らげてくれるのが、落語再現シーン。
今日は友春が若旦那だ。劇中劇でもアホぼんなんだが(笑)。フグを食べて当たって死んだ、地獄ツアーご一行様・・・って(笑)しかし、楽しそうな落語の世界の地獄だ。

草原に、「師匠は自分を見放したんだろうか」と相談する喜代美。言う事を聞かないと破門とまで言われた事には、さすがに草原も少し驚いていた。
喜代美は本当の事を知らないから、今の草若に戸惑う気持ちはよく判る。しょぼくれる喜代美に言った草原の言葉は、なかなか説得力があった。
入門から5年以上も、この家に住む事を許されているのは喜代美だけ。
他の弟子から見れば羨ましく思えるのかもしれない。
ちょっと視点を変えるきっかけを草原が作ってくれた。だから喜代美の表情に笑顔が戻る。

セミの亡骸を手に取り、じっと見つめる草若。それはいずれ訪れる、自らの最後を重ねているのだろうか。そんな師匠を見ていたら涙が出てきた。
買い物から戻った糸子が見たものは、蝉の墓に線香を立て、スコップでならす草若の姿。草若は「地獄八景亡者戯」を一人で話す。ボソボソと一人で喋る草若。

喜代美が初めてこの家に来た時も、草若は庭にしゃがんで愛宕山をやっていた。
あの時と同じ様に、ボソボソと呟くように話す姿を、今度は糸子が見ている。
草若の丸まった背中に溢れる寂寥感は、まだやり残した事が沢山あるから死にたくない、って無言で言ってる様にも見えて・・・。

糸子は離れに居候してるのか。壁をぶち抜いてるから、三人で寝る位どうにかなるのか。しかし草々は(ピー)じゃないのだろうか・・・と下世話な事を考えてしまうよ。
佐々木すみ江さんが青木君の事をスタパでベタ褒めしていたが、「篤姫」の菊本様もちりとてちんがお気に入りだそうですよ。
以前有った壁が無くなったのは何故?と素朴な疑問を娘にぶつける糸子。そんな質問にテレまくる草々と喜代美。
何か有る、とは感じていても、それが何なのかは判らない糸子だ。
糸子の言葉で、プロポーズのあの日の事を思い出す二人。テレまくりですな(笑)。
しかし喜代美といいミツといい「お前は俺の故郷や」と草々に言われ、勘助には「ワシの城だ」なんて言われて果報者じゃの(笑)。

そこに現れる草若。草若の用件は「近日中に此処を出て行って欲しい」だった。内弟子部屋にいつまでも住まわせる訳にはいかない。
何処となく突き放した様な言い方の草若だ。事情を知ってる糸子には判るが、喜代美はまたも、自分が見放されたかの様な気分になってしまう。
糸子の表情が、何とも言えなかった。

翌日、弟子達を全員集め、草若が切り出した話は「常打ち小屋を作りたい」という事だった。その話の内容に、険しい表情の弟子達。
四草が真っ先に口を開く。
「失礼ですけど、まだ懲りてはらへんのですか?」
険しいままの四草に、更に険しい草々がたしなめる。でもそれは事実、今のこの時世に落語の常打ち小屋は厳しい。
そう思うから皆険しいのだろう。まして前は借金までこしらえてしまい、天狗芸能に肩代わりしてもらう状態だった。
前と同じ轍は踏めない。だから今度は、弟子達にも先に相談しているし、天狗芸能にも相談するつもりだと言う草若。
しかし草若の話は、何処か無理がある・・・そう思うから草原が草若を止めようとしていたのだろう。
今も落語の人気は無い、以前と状況が変わってるとも思えない。だから今相談しても、返ってくる答えは変わらないのではないか。

草若自身も判っている事だけど、でももう自分には残された時間が僅かしかない。
明らかに焦っているのが判る師匠と、師匠の発言に漠然と不安を感じる喜代美。
そして草若が何故急ぐのか・・・たったひとりだけ、その本心を知る糸子。
三者三様の思いが巡る内容だった。

FC2ブログランキング
 にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
ランキング参加中です。よろしければクリックして頂けるとウレシイです。

テーマ:ちりとてちん - ジャンル:テレビ・ラジオ



















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 ドラマの向こうに。, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。