上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(松井かね、心の声)
まったくもう、あの小娘ときたら…ほんっとに、本当に腹の立つ!
ウチの達彦がおかしくなったのも、全てあの子の所為だわ。キ~ッ!!
磯もイケ好かないけど、その姪もトンデモない子だわね。
このアタシの目を盗んで、ひとつ屋根の下で一緒に暮らすとは、いい根性してるわ。
ええい!こうなったら実力行使あるのみ!
何としてでも達彦は岡崎に連れて帰らなくては。
ええ、ええ勿論ですとも。それが子を導く親の務めってものよ。
荷物も積み終わったし、そろそろ達彦も起きてくるころね。ほうら来た来た。
こんな小汚い住人共とも今日でお別れよ、ほら達彦、さっさと支度して。
小娘が好き、なんて戯言いうのも傍で暮らしてるからよ。
アンタには、しかるべき家の娘を世話するから安心しなさい。
あら誰か来たみたい。芸者?と、もうひとりいるみたいね。
え?この声どこかで聞いたこと有るわねぇ~?
えええええええええ、あ、あ、あんたっ!!!!!!!!
………………………………………………………………………
拓司が東京にやってきた。馴染みの芸者も連れている。
かねと入れ違いだから大丈夫、と目論んでいたにもかかわらず、当の本人は目の前にいる。
しかも、その形相は般若の如く激怒している。こわい、怖すぎる。
なんて間の悪い男だろうね、と平良とみが通りかかったら言われそうなくらい、ヤバイ状況。
だがそこは男親、皆も見ている。自分の妻にビビってどうする俺、という具合に、
拓司は自分に言い聞かせた。ここはビシッと、毅然とした態度を見せなければ。

巧くなだめすかして、かねを岡崎に帰した拓司は達彦を外に連れ出した。
心配して様子を見に来た桜子もいる。
町角では子供が舟遊びをしている。子供達の輪に入れてもらい、一緒に遊ぶ拓司。
玩具の船を巧みに操る拓司に子供達は感嘆の声をあげた。
拓司は子供達を通して、息子に語りかけた。船乗りになりたかったこと、でも船酔いがひどくて断念したこと。
自分は夢を諦めたけど、息子には諦めさせたくない。

父の思いを受け止めた達彦の胸は大きく弾んだ。一度は萎みかけた独逸行きが可能になったのだが…。


松井家って、海みたいに広く大きな心で、子供を包むのは、
お母さんでなくて、お父さんだ~。

テーマ:純情きらり - ジャンル:テレビ・ラジオ



















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 ドラマの向こうに。, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。