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【ちりとてちん「時は鐘なり」#76】
年末の徒然亭草若の家。弟子達は皆揃って大掃除。それぞれ手拭を頭に被り、草原と四草は雑巾がけ。二人で競うのだけど、草原が途中でダウン。それを見た四草が一言。

「勝った。」

この二人、何を賭けていたのか気になるんだが、やはりきつねうどんなんだろうか。草原は四草に奢ってばっかりなのか(笑)可哀想に。ところで草々は何処を掃除してるんだろう。

喜代美は窓ガラスを磨く。引っ越し先が決まらないので浮かない顔だ。そこへハタキを手にした小草若が。
これか~姉様被りの小草若は。赤地に白の水玉なんだけど、これは元は何の布地なんだろう。手拭ではなさそうだし・・・。
小草若も喜代美の住む所は気にかけている。まだ見つからないと言う喜代美に、自分のマンションに来ないかと言う。
変な意味は無いって言うけど、男女のルームシェア、しかも男は女に気がある・・・って状態で、単なるルームシェアとして成立するのか疑問。だけどそれは、小草若なりの親切心なのかな。
「ルームシェアなんて、外国ではあったりまえの話」と必死に、冷静な申し出を装う小草若がちょっと哀しい。本当に、喜代美の事が好きなのね。しかし小草若って、何気に色んな事を知ってるなぁ。
ベッドルームふたつある部屋?一体どれくらいの広さがあるんだろう。4LDKぐらいかな。多分、5人家族でも余裕のスペースかもしれない。

本心を言えば、マンションのローンが厳しいから、喜代美に負担してもらえると助かると言う小草若。確かにそういう風に言えば、喜代美の心の負担も少しは楽だ。
でも小草若の本当の"本心"は、喜代美と共に暮らしたい方が強いんじゃないか、と思えてならない。
変な意味じゃなくて、ただ傍に居て欲しいみたいな。喜代美が居るだけで気持ちが安らぐんだろうな、小草若にとっては。
まぁ本当に、ローンの件が小草若の本心なのかもしれないけど、更に裏を読んでしまうのは、私に奈津子並のウラ読み習性が有るので勘弁(笑)

菊江に小草若の申し出の件を相談する喜代美。草々の気持ちを確かめてみたら?と菊江は喜代美に言い、喜代美の事が好きだったら草々は慌てて止める筈、と咲が言う。
う~ん、これはどうかな、と見た瞬間思った。熊五郎みたいな人なら慌てて止めるだろう。でも今の草々なら止めないんじゃないか。己の気持ちを押し殺してでも、喜代美がそれでいいと思うなら、好きにしろ、って言うんじゃないかと思った。

夕方、台所に居る喜代美。そこに通りかかる草々。草々の姿に、咲に言われた言葉を思い出す喜代美。
「あの・・・」と言いかけた喜代美に草々が言う。

「どうするつもりや。」

住む所、未だ見つからないのかと訊ねる草々に、「ええ」と頷く喜代美。
そして喜代美は、小草若の処に来ないかという申し出の一件を草々に話す。草々の表情が驚きに変わる。
そりゃそうだわな~気になるあの子が男と同居だもん。いくら"下心は無い"って言い張っても、小草若が喜代美の事をどう思ってるか位は、草々も判ってるだろうし。

どうしたらいいと思ってる?と草々に訊ねる喜代美。目を潤ませる喜代美。止めて欲しいという思いが、全身から溢れる喜代美に背を向ける草々。

若狭も小草若も、二人にはいい落語家になって欲しい。その為にお互いが必要だと思うなら、いいのでは?

喜代美を見る草々。喜代美の心が激しく震える。泣き出したい思いを必死に堪える。
草々にとって自分は、何処までも「妹」・・・。

ただの妹なら、背を向けて言わないって。フツーに正面向いて、喜代美の目を見ながら言ってるよ~。背中を向けてないと、自分の表情を見られるのが怖いんだよ草々。
昨日だって、草原や四草に不審がられていたじゃん。草々って隠し事が出来ない。スグ顔に出るでしょ(笑)

草々兄さんっていつでも、誰に対しても同じ。落語と結婚してるみたい・・・喜代美は精一杯の思いを隠しつつ草々にぶつける。
こんな事言われたら、鈍くない男なら気付きそうだが草々じゃあな・・・。

「ご意見、ありがとうございましたっ」と、ワザと馬鹿丁寧に礼を言う喜代美の目は、赤くなってる。草々の横をすり抜け外に出る喜代美、
戸惑う草々だが、何と言えばいいのか言葉が見つからない。

外に出た喜代美は、マンホールのふたに躓いて転ぶ。「痛・・・」
草々は自分の事をただの妹としか思っていない。そう思い。涙が頬を伝う。
そこに現れたのは小草若。
小草若は喜代美の姿に驚きつつもしゃがんで、地面に転んだままの喜代美と同じ視線でハンカチを差し出す。
「別嬪さんが、台無しや。」と優しく笑う小草若。

でも、そんな小草若にキュンキュンしてるのは視聴者だけなのよねェ。

喜代美を追って、草々が門の処まで来た。だが喜代美と小草若の姿に、思わず足を止めてしまう。
喜代美は涙に濡れた目で、小草若を見上げる。
「小草若兄さんの処に、お世話になってもいいですか?」と言う喜代美。その言葉に戸惑い、複雑な表情の小草若。
小草若は喜代美の心が自分に無いのを知っている。知っていて尚、同居を申し出た。
その喜代美が一緒に住んでもいいと言う。でも泣いている。泣いている理由は恐らくアイツ・・・。

小草若は判ってるから、その表情も複雑なんだ。

地面に座り込み、胡坐をかいてワザと陽気に言う小草若。
「アタリマエやがな。いつでも来たらエエ、なんぼでもおったらエエがな。」
小草若兄さん、優しすぎるよ・・・。

荷造りをする喜代美の処に現れる草若。師匠ったら、ホント面白がってるでしょ(笑)当事者の喜代美は必死なのに。大人の余裕で見つめないで下さいよ師匠。
この苦しい時期を、どんな風にジタバタして笑わせてくれるのか楽しみにしてた。でも笑えない。想像がつかない。苦しんだ先の笑顔が。

ぎょうさん笑って生きていけ―――そう言い残して正太郎は逝った。喜代美は笑って生きる為に、あれこれと奮闘し、ようやく此処まで来た。
でも今、喜代美の選ぼうとしてる道は、果たして自分の為になるのか?
草若は面白がりつつ、喜代美の道を照らしてるのではないのだろうか。道を間違えそうになる喜代美に「ちゃうで若狭、そっち行ったら笑えん。こっちがアンタの笑い道や」って。

草々は商店街の駄菓子屋でイカ串を買う。500円玉で一瓶も買うから、お花さんもびっくりしてるやん。
イカ串を齧りつつ、離れに戻れば丁度風呂から帰った喜代美と遭遇。夕方の事があるから、お互い気まずい。
草々に軽く目礼をしつつ喜代美は部屋に。草々も部屋に入り、灯りをつける。
が、二人の頭の中はお互いの事でいっぱい。壁を挟んで寄り添う二人。

喜代美が先に口を開く。「何しとんなるのですか?」と言う喜代美に、イカ串食いよると答える草々。
当て布だらけの座布団をぎゅっと抱き締め、草々が逆に訊ねる。

「オマエは?」

喜代美は草々をただひたすら想う。けどそれは決して言葉に出来ない。
「私は・・・引越しの準備してます。」

「そうか」と言う草々、座布団を抱えたまま、二人の長い夜が更けて行く・・・。


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【どうでもいい余談】
95年って自分が何をしてたか思い出してみたが、オリックスブルーウェーブのリーグ優勝記念ビールを一缶買ったのはいいけど、呑まずにそのままだった・・・。未だにソレ有るんだけど、さすがにもう呑めないよね(笑)

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