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【ちりとてちん「一難去ってまた一男」#71】
「何するんですか!出て行って下さいっ!」喜代美は小草若を突き飛ばす。
「ゴメンな、喜代美ちゃん」と俯きながら謝る小草若に、喜代美も動悸を抑えられない。
「出て行ってくださいっっ」

え~そんなに邪険にしなくても・・・そりゃいきなり抱き締めたらビックリするかもしれんけどさ。それともアレって朝ドラだから抑えてたけど、実は小草若がいきなり押し倒したとか??だったら「出て行って」と二度も言うのは判るけどね。キレまくる喜代美に「ホントごめん」と言って、ヘナヘナと崩れる小草若が気の毒になってしまった。ただでさえ細いのに、このまま風に吹かれて飛ばされそうなくらいに頼りなさげ。

師匠は居ないし、離れの草々の部屋に電気が付いてるから、もしかして帰って来たのかと思って、と言う小草若。あ~あ、泣いてるじゃないのよ可哀想に。

そしてふたりは寝床でゴハン。
どうでもいいけどさ~重要な話をするのに、野次馬いっぱいの寝床か??清海が東京の仕事の話を草々に打ち明けたのも寝床。あの時も少し違和感あったけど、今日もやっぱり違和感ある。

「イライシャ・グレイって知ってる?」と言う小草若。電話機を発明した人だが、特許の出願がグラハム・ベルより2時間遅かった為に発明家として名を残せなかった、間の悪い人だと言う。
小草若って伝記物とか結構読んでるんだろうか。それとも仕事絡みで覚えているんだろうか、と色々想像してしまった。

草々が来てから、自分はずっとイライシャ・グレイの気分だったと言う小草若。
中学2年の時、終業式が終わったらオヤジに弟子入りして喜ばせてあげようと思った。でも草々が、1日早く弟子入りしていた。
「散々お祝いやった次の日にそんなん言うたかて、出がらしや・・・。」
小草若の偽りのない心境なのだろう。いつもの調子よさは影を潜め、自分の本当の気持ちをポツリポツリと喋っている。
これが小草若の本当の姿か。底抜けにぃ~ってやってる小草若は虚像。自分を良く見せる為の演出にすぎない。本当はいつも、草々に対して劣等感を抱いていた。初高座も草々の方が先だった。何をやっても負けっぱなしや・・・。
小草若は草々の才能に引け目を感じ、草々は小草若の家庭環境と自分を比べ、こっちもまた引け目を感じる。お互いが、自分の持っていないものを持つ相手に対し、心の底では憧れていた。
草々と小草若、表面ではケンカばっかりしていたけど、自分が持っていないものを持つ相手が、本当はすごく羨ましかった。

咲が、ああやって同情引く作戦に出たんやろか、と言ってたけど、小草若にそんな気は無いんじゃないかな。全然無いとは言えないかもしれないけど、同情買おうという算段は殆ど無いだろう。だけどあれがもし四草なら、同情作戦の可能性はかなり高くなるだろうな(笑)

俯き加減の小草若が顔を上げ、喜代美に向かって言う。
「喜代美ちゃん、俺の気持ち知ってるんやろ?」真っ直ぐに喜代美を見る小草若。おお、本気モードだよ。直球勝負に出たか小草若。
でも喜代美は「えっと・・・」とお茶を濁す。

小草若が草々と違うのは、言葉で表現しなくても、相手の様子で察する事が出来る、空気が読めてしまう処なんだよね・・・。なんか見ていて可哀想でたまらんのですが。
「でも喜代美ちゃんはやっぱり、未だ草々の事が好きなんやろ?」
喜代美、返答に困る。そういう曖昧な態度は、小草若みたいな人には余計辛いと思うんだけど。うなずくだけでもいいから、肯定してほしい。
小草若が「こないだ草々が俺の処に来てな。」と言う小草若の言葉に、一気にヒートアップする喜代美。
「いつですか?」
その声の大きさに、"喜代美ちゃんは草々が好き"ってのを再認識させられる小草若が切ない。

草々が来た時の経緯を話す小草若。だからそういう話は、寝床じゃなくて違う店でやろうよ・・・。菊江さんもビックリ「仁志、あんたが殴ったん?」と言う。

これだけ徒然亭に関わる人々の居る所で、"草々が殴った事にしといて"と言うのも何だかなぁ。っつか喜代美が仕切るんじゃなくて、先ずは草原に相談するべきだと思うんだけど。
磯七が「しっかりしたな若狭。」って呟いてるけど、アタシにはお節介にしか見えんのだが。まだ内弟子なんだから、自己判断せずに草原に相談しようよ~。小草若も妹弟子の言う事に、そのまま押されてるんじゃないわよ全く。
翌朝、草原が「そやなぁ。」と納得してるのも何だかな~。まぁ、草々の分まで頑張らなきゃいかん、って気持ちは筆頭弟子らしくまとめようとしてるので、それは良く判るけど。
小草若に「鴻池の犬」をやるように勧める草原。こういう処は草原兄さんらしくてイイな、って思えた。

小次郎は、ホントに京都の北の方まで来たのか。例の物件見にいったんだろうけど、収穫無かった訳ね。儲ける夢も露と消え・・・。
工事現場の前を通りかかる小次郎、ふと見覚えのある人影が。「そんな訳ないか」と通り過ぎる小次郎だけど、そんな訳あるんですってば~。

草若を訪ねる尊徳。いつぞやの不機嫌さは何処へやら、尊建の顔の腫れも引いたし、日付は変更したけど、二人会は改めて出来る様になったと言う尊徳。
「年甲斐もなく騒いで悪かった。」って言う尊徳だけど・・・あ~やっぱり私は、尊徳への違和感は拭えない。自分が騒いだ事を詫びるより先に、弟子の無礼な発言を詫びるのが先だと思うんだけど。
身を引きちぎられる様な思いの草若に対し、尊建が詫びるシーンでもあれば少しは違和感無くなるんだけどな。

稽古する小草若だが、全然気持ちのこもらない「鴻池の犬」をやっている。物陰から様子を伺い、苦い表情の草原と無表情の四草。
四草に「あれを中トリにするわけにはいかん。俺がやって中入り後に小草若でどうや。」と順番の相談をする草原。
それに対し、草原兄さんが中トリやるんですか?と、明らかに不服そうな四草。

「華が無いなぁ、思うて。」
四草、それはストレートすぎるよ~。草原キレ気味「誰が華無いねん!」と四草に食って掛かるが、四草しれっと「草々兄さんにはあって、草原兄さんに無いのはそれでしょう」と言う。あ~あ、草原、完全にキレたよ。

「ほんならオマエはどうやねん!」
四草動じず「やってもいいですよ、中トリ。」としれっと言う。
「誰がオマエにさせる言うた。百万年早いわ!」
草原、遂に大噴火。草原自身が感じている事だから、四草にほじくり返す様な事を言われて余計に頭に来たんだろう。
険悪な雰囲気の草原と四草を止めに来たのは喜代美。
「どないしたんですか!やめて下さい!何でケンカなんかしとるんですか!」
草々兄さんの分まで、頑張ろうって言ったじゃないですか、と二人に向かって言う喜代美。
今の喜代美って、93年頃の喜代美と違うね。これって成長の証なの?何だかブレてる様に見える。いきなり夏美が乗り移ったみたいに見えて、ちょっと気持ち悪い。「doんdo晴れ」みたいな作品に方向転換してるんですかね?

しれっとしていた四草が、ボソリと言う「無責任や。」
その言葉に「え?」と言う喜代美。
「草々兄さん、僕等の事呼び集めといて・・・なんで草々兄さんが居らんねん。」
四草も感じていたんだ。草々が居ないままやる一門会への不安。四草にとって、草々も大事な兄弟子だった。
アタマ悪いですね、なんて事言い放ったりもするけど、草々の落語に対しては、尊敬の念を抱いていたのだと思わせてくれた四草。草若師匠が自分達を捨てたんじゃないか、と言って泣いてた時の四草を思い出してしまった。
滅多に剥き出しの心を見せない四草なのに、こんな風に本心を見せる処がイイんですよね。こういう感情表現って難しそうだけど、上手く演じてるなぁ。つい四草の気持ちに感情移入してしまった。
四草にとっては、落語をするのならこの徒然亭のメンバーと一緒じゃなきゃ駄目なんだ、と思わせてくれた。

草々の寝る所って、中学時代、初めて草若の落語と出会った離れの建物なのか。今じゃすっかり廃墟と化して、ホコリが積もったその部屋で寝起きしてるのか。
大事な座布団を枕にして横になる草々の姿が、何処か淋しげだった。

何だか重苦しい展開ばかりの中で、一筋の光を放つ小次郎叔父ちゃん(笑)。
「皆さ~ん、温泉まんじゅう有るさけぇなぁ~」と呼ぶ小次郎の声に、ワラワラと集まる兄弟子達(笑)。
そうか、饅頭がそんなに好きなのかおまいら(笑)縁側に並ぶ兄弟の姿に、ちょっと和んでしまった。

草々が居ないのを不思議に思う小次郎。そう言えば草々に似た人を見た、と言う小次郎の言葉に喜代美の顔色が変わる。

「何処で?」
問いかける喜代美に、例の京都の北の方の町、寄席会場だった処の近くで、と言い、地図を取り出す小次郎。
小次郎は地図の一点を指差す。「此処や。」

喜代美は何かを決意した様な表情。小次郎に「代わって。」とホウキを差し出す。行くつもりなのか喜代美。

草若が中から出てきた。
「何処へ行くんや。」と喜代美に言う草若。
「草々兄さんのとこです。」とキッパリと言う喜代美。

居場所が判ったから連れ戻す、と言う喜代美に「アイツ破門やで」と草若が言う。
そこで喜代美が言う。
殴ったのは小草若、草々はそれを庇っただけ、と草若に言う喜代美。兄さん達ビックリ。
「そりゃ無いでぇ~」と言う小草若。「オマエが言うな、って言うたやないか。」と四草。
その発言に「気が変わった」と言う喜代美。は?そんなに決断力良かったっけ?随分と人格変わったのね。

草々が居ないと駄目じゃないか。絶対イヤだ、草々が居ない一門会なんか意味が無い。
そう言うのは、喜代美もうすうす、華が無い事への不安を感じているからなのだろうか。
草若は言う。「草々じゃない事ぐらいわかっていた。けどアイツ、俺に嘘をついた。この俺を騙した。」と。

「いずれにしても破門や。」と言う草若を見据える喜代美。
え~こんなん喜代美じゃない。なんか変。前向きに突き進む性格になったのか?
ヘタレが直ったと思ったら、夏美が憑依してるよ・・・。こうしないと視聴率が上がらないから??
草若を見据えながら「誰が何と言っても草々兄さんを連れ戻します。」と言う喜代美。
草若の「行ったらアンタも破門や」の言葉を振り切り、突き進む喜代美。

今日の喜代美の性格には全く同感出来ん。アタシは夏美みたいなのはもうお腹いっぱいなんですが。
NHKさん見てますか?見てますよね?毎日「ちりとてちん」をキーワードに検索されてるんですから。
もしも今日の最後のシーンが、「俺が行く」と喜代美を制止した小草若が飛び出したのなら、その展開にも期待するんだけど。何だか夢から醒めた様な気分。

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絶対イヤや~意味あらへん。"どんdo晴れ"と化した"ちりとてちん"なんてっ。

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