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【ちりとてちん「天災は忘れた恋にやってくる」#62】
清海が草々に恋をした。「自分から告白なんてした事無い」と言う清海。
言い寄られた経験なら山ほどある。でも今回は違う。
初めての経験に戸惑う清海。「振られた経験も無いからどうしていいか解らない。」と言う清海に、「振られた経験も無いと。」と、こっそり毒づく喜代美が笑える。喜代美の方が経験積んでるからね。
喜代美本人にとっては、こんな経験積んでるからと言って、嬉しい訳ではないだろうけど。

「いつから?何で?どのへんが好きになったん?告白するん?」と、ちょっとミーハーな傍観者を装いつつ、根掘り葉堀り質問を投げる喜代美。でも決して、第三者にはなりきれてない。
だって自分がずっと好きだった草々を、清海が「好きになった」って言ってるんだから。
でも今の喜代美は、自分の本心を清海には言えない。清海よりも長い間、草々の事を見てきたのに、後から出てきた清海が今、草々の事を好きだと言う。そして草々は、喜代美がオムライスを奢って貰ったあの日以来、ずっと清海に惹かれている。
そして喜代美がいくら草々を想っても、肝心の草々は喜代美の事を妹弟子としか思っていない。
草々が異性として、恋愛の対象として見ているのは清海。その清海とはずっと前から知り合いだった喜代美。
子供の頃からずっと、自分の嫌な部分を強く感じてしまう。それは同じ名前故に比較されてしまう、清海の存在の所為。
清海にそのつもりが無くても、喜代美にとっては最大の壁。その清海と草々が、両思いになりつつ有る。
喜代美の心中、穏やかじゃないだろう。

「まわりに流されんと、前を向いて歩いて行かないかん、と思う男の人に会えたのは初めて。」と言う清海に心の中で『ほな、会えただけで終わってくれ。』と毒づく喜代美に、観ていてつい頷きたくなる。アンタの気持ちはよう判った、ってね。
でも今はまだ、どうしようも無いんじゃないかなぁ。恋の始まりってお互いハイテンションだしね。

秀臣が百貨店大口注文の件を和田家の人々に明かした理由は、自社との合併提案だった。正典の箸を広告として、小浜の塗箸とはこういうものだと宣伝する。そして工場生産の箸を売る。小浜ブランドを全国区にする為に。
箸は生活用品、消耗品に万単位の金額を投じて買う人など居ない、という秀臣。でも伝統の若狭塗箸は、いい宣伝になる。
つまり正典さんの箸は、"飾り物"だと言ってるんだよね、秀臣さん。
でも正典も言ってたけど、だったら何故、秀臣は自分で作らないのだろう。塗箸職人としての修行を積み、正典にも教えた腕があるのなら、何故自分で作らないのか?
伝統の塗箸を正典に作って欲しいと要求する秀臣には、何か深い理由があるのだろう。今の秀臣には、どうしても自分が作れない、"何か"が。
この話は無かった事にしてくれ、と険しい表情の正典。頑固な処はやはり父譲りだ。
でも、前金どうやって返すんだろう??先日は芸者遊びに使ったりもしていたけど。

寝床寄席の評判がいい、最近問い合わせが多くあるという熊五郎に、草若始め徒然亭一門の弟子達は喜びに沸く。
次の会は気合入れて頑張らな、と言う草原。その時、次の寝床寄席に「算段の平兵衛」をかけさせて欲しいと草若に頭を下げる四草。
だが草若は「あかん、それよりも若狭の面倒を見てやれ。」とピシャリ。
草若の言葉にうな垂れる四草。
追い討ちを掛けるかの様に草々が言う。
「止めい!師匠がアカン言うてはんねん。オマエには未だ無理やと言う事や。」
その言葉に四草はじっと草々を見る。普段は斜に構えた様な物言いの四草の表情が、今日は真剣だった。視線を草々から離し、黙ってその場を離れた四草。
そんな草々に対し「ストレートすぎるやろ。」と嗜める草原。

草原の言葉に少しだけ救われた気分だ。草々の言う事が何れも正論なのは良く判る。でもやっぱ、言われた方の気持ちを考えないで、モノ言ってるんだよね。
小草若に向かって「寿限無とフリートークみたいな落語ばっかりやってられんやろ。オマエの恥は師匠の恥や。」って言うのもね。
そんな風に言われたら、事実だとしても小草若だって不愉快だろう。俺は売れてる、寝床寄席はお前らの広告塔として出てやってるんだろうが、と怒る小草若。
怒るのも当然。そりゃそうだよ。今、一門がゴハン食べられるのは、小草若の稼ぎがあるから。
売れっ子芸人としてTVを賑わしていたら、新しい落語覚える暇も無いのかもしれないし。
小草若の子供じみた言葉のウラに、草々に対するコンプレックスが仄かに見える。本当はこんな、負け惜しみみたいな事を言いたくなんかない筈だと思う。

小草若にとって"落語一筋、自分と同じ様に考えろ"という姿勢の草々の姿は、鬱陶しさすら覚えるのだろうが、清海には「落語にひた向きで真っ直ぐな草々さん」に映る。
同じ事柄でも、人によってこれだけ捉え方が違う。

草々を探しに外へ出た喜代美の目に映るのは、草々が清海を思いっきり抱き締めるシーン。よりによって一番見たくないものを見てしまう羽目になろうとは。
抱き締められ、一瞬驚く清海。でも草々の大きな腕の中で、清海も黙って自分の想いを伝えている。それが、清海の手が草々の肩をぎゅっと掴む処なのかな~と思えた。

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