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【ちりとてちん「瓢箪から困った」#60】
「1回目より2回目の高座の方が上手くなってる筈。お前はそれだけの稽古積んできたんやからな。」
天狗座に出かけようとする草々が、喜代美に今日の寝床寄席を頑張るようにと励ます。
喜代美は切ない気持ちを押し殺し「行ってらっしゃい。」と頭を下げる。
草々と清海が天狗座で会う。
空は灰色の雲の流れが早くて、やがて太陽を覆いつくす。今夜は雨になりそう。

小浜では糸子が喜代美の為に今日も祈る。寝床寄席の日、今日が100日目にあたる。
糸子はお地蔵様に手を合わせ、娘が落語家として生きていく自信をつけさせて下さい、と祈る。
こんなに子供の事を心配してる母親の願い、どうか聞いてあげてくださいお地蔵様~。
雷鳴に驚き、念仏を途中で切り上げ「お地蔵さん、頼んます~」と早口で言い残しダッシュで去る姿には笑ったけどね。やっぱ糸子さんだ(笑)。

縁側で草履の箱を持ったまま、不安げに空を見上げる喜代美。草々と清海の事を考えているのだろうか?それとも今日の自分の高座?色んな思いが渦を巻いてる様な状態なのかな。
そこへ小草若が「そろそろ行こうか~」と声を掛け、喜代美の手から箱を取り、中から草履を出して並べる。
あ~もうっ、何でこんなに細やかな気遣いの出来る男なんじゃ小草若(笑)。いいから喜代美、草々なんか放っておいてこっちにしときなさいよっ。

こんな事してもらって申し訳ない、と言う喜代美に満面の笑顔で「ええねん~。喜代美ちゃん底抜けに可愛らしいな~。」と言う小草若。何か今日は一段と嬉しそう。
でも兄さん、今日も「寿限無」なんやね~。寿限無・冷夏バージョンなんスか??

小浜では松江が、今日は喜代美が落語をやる日だと何故か知っている。お客として来ていた正平すらも知らないのに。では松江さんは、糸子さんから聞いたのかな?あれ、でも大阪のコウモリと超音波交信とか言ってたっけ。
正平の他には友春も居る。御曹司だけど庶民の食堂にも顔を出すとは、意外と気さくな性格なのかもしれんな友春。(単なる鯖好きかもしれないが)
松江の言葉に、ビーコの落語聴いてみたいな~と言う順子。そんな娘に「行ってくればいい。」と言う母。
その気になった順子、友春に「アンタの車で連れていってくれへん?」と一言。
ビックリ顔の友春。

そう言えば友春、以前喜代美に「父親みたいになれる自信がない~」とか何とか言ってたな。そのヘタレな性格には、順子みたいにビシっと言ってくれる人だと似合うな~と思えた。順子は冷静沈着で、物事を的確に判断し、相手に鋭く指摘する・・・って、あれ、大阪にもそんな奴居なかったか?喜代美のすぐ上の兄ちゃんとかさ(笑)
もし四草と順子のガチンコ勝負とか見れたら、無茶苦茶笑えそうな気がするんだけど。どっちも人をよく見てるし、ツッコミは鋭いし(笑)でもツッコミきつすぎて、お互い血だらけになるかもな~。
やっぱ友春みたいな男の方が似合うかもね、順子ちゃんには。
大阪への道の途中、ガス欠したのを「ビーコに会いとうないから、ワザと?」と友春を見る順子の姿に、将来は尻に敷かれる友春の姿が垣間見えたような気もした。

そして寝床。太鼓と三味線の音の中、若狭(喜代美)が高座に上がる。丁寧にお辞儀をする若狭。その表情を見る草若と兄さん達。
「わ、また緊張してる。」と心配そうな草原。初回の時と同じ様にフリーズする若狭。
その頃、小浜の空にも雷鳴が轟き、青白い稲光がお地蔵様を照らす。お地蔵様、糸子、へしこ・・・そして、緊張していた若狭の表情が、次第に落ち着く。
この描写もベタと言えばベタだけど、透けた亡霊とか妖怪が出てくるのよりは数段上かな~と思いつつ見た。
へしこの魂でも降りてきたのか若狭よ。ところでへしこって鯖の糠漬けなのね。

そして若狭は、自分の芸名の由来を枕に話し出す。さっきまでの緊張は何処へやら、よどみなく流れる様に話し続ける。へしこの説明をし、かつて糸子がへしこ入り丁稚羊羹を作った話を語る若狭。
その時の糸子とのやりとりを、セリフ入りで上手く演じわけ、生き生きと喋る若狭を見ていたら、面白いんだけど涙が出てきた。
おか~ちゃん、喜代美の話でお客さんが笑ってるよ~。うわ~ん、ヨカッタね糸子さん。お客さんだけじゃなくて、師匠も兄さん達も笑ってるよ。小草若兄さんは爆笑してるし、普段から表情を変えない四草兄さんですら、声を押し殺しうつむいて、肩を震わせて笑ってるよ。お地蔵様、願いを叶えてくれて有難う御座います~。
枕からそのまま、「ちりとてちん」の噺につなぐ若狭に、もう緊張の色は無かった。

その夜、稽古場で草若に「今日は落ち着いてやれたな」と言われる喜代美。喜代美も嬉しくて、自然に笑顔がこぼれる。
「はい。」

糸子とのやりとりは生き生きとして良かったが、本題のちりとてちんは、未だなぞってるだけだと言う草若。
落語の登場人物だって皆、小さくて、せこくて、ずるい処のある人間なのだ。おかしな人間が一生懸命生きている、それは喜代美に似ている。

草若の言葉に、亡くなった祖父、正太郎の言葉を思い出す喜代美。
『おかしな人間が、一生懸命生きている姿はホンマに面白い。』

糸子が以前、草若と正太郎の雰囲気が何となく似ているって言ってたけど、こういう事なのかな。モノの考え方が、草若と正太郎の二人には似ている処があるんだ。
草原兄さんも大根おろし対決の時、同じ様な事を言ってた。喜代美を「落語の世界の住人の様だ」と。

喜代美のそういう個性を大事にしておけば、いつか必ず、落語に生かされる時が来る。
草若の謎かけの答えも出てるね。師匠は本当に、弟子達の個性をよく見て、それぞれに応じた育て方をしてる。
この師匠なら、しっかり見ていてくれるね。いい師匠にめぐり合えて、本当に良かった。

その頃の草々は清海と共に、天狗座の後に「たらちね」という店で食事。共に食事だなんて、もう完全にデートだよな・・・。
ワタシ落語素人なのでググったら、江戸落語の『たらちね』は、上方落語の『延陽伯』とほぼ一緒だそうですね。
ドラマ内の延陽伯って中国料理だったけど、たらちねの雰囲気は和食かな?

尊徳の「景清」に言葉を失う草々、そんな草々に清海は「草々さんの景清だって若々しくて好き」と微笑む。清海の言葉に心臓バクバクな草々(笑)。気持ちはワカランでもないけど。落語=俺なんだよね・・・。
心臓の鼓動を抑える為か、草若宅へ電話を掛けに中座した草々、一人お茶を飲む清海。
その時、店の中に入ってきたのは尊建。うわ何だよ~この絵に描いたようなチンピラっぷりは(笑)落語家に見えんよ~。

清海の姿を見つけ、早速ナンパ開始の尊建。清海は迷惑そうだが、尊建は馴れ馴れしく清海に擦り寄る。ところで尊建、もう何処かで既に出来上がってるのか??ここ2件目やろ(笑)
こういうナンパの仕方って、フツーにやっても間違いなく失敗すると思うんだけどね。尊建はいつも、こんな調子で女の子に言い寄ってるんかな。殆ど会話も無いのに、いきなり擦り寄られるのってキモイだけじゃん。
ま~でも、清海が何でも引き寄せてしまう女の子だから仕方ないか。本人には自覚無いだけに、戸惑うばかりだろうね。

そこへ草々が戻ってきた。草々に駆け寄る清海。二人の姿に悪態をつく尊建。
店を出ようとする草々と清海。その清海の手を掴み「おっと、君は待ってよ。」と、ニヤつく尊建。
尊建を張り倒して床に転がし、清海の手を取りダッシュする草々。
こんなベタなシチュエーション、続きはフ●の昼ドラでやって下さいませ(笑)

雨の降る神社の木陰、二人は雨宿り。遠くでは草々を探す尊建達の声が聞こえる。
じっと身を潜め、息を殺す二人。
その時ふと、清海は自分の手を握りしめる草々の手に気付く。慌てて手を離す草々。
雨は降り続く。清海の肩を雨が濡らす。寒さを感じる仕草をする清海。
その清海に気付き、自分の上着を脱ぎ、そっと清海の肩に掛ける草々。
清海は潤んだ目で草々を見る・・・19歳の女の子が恋に落ちる瞬間。

「藤堂さん・・・。」「岡くん・・・。」脳内でセリフ変換しましたよ勝手に。(ネタ元は「エースをねらえ!」)
おっと、その前に草々、アンタ清海の事はホンマによく気付くな~。それだけ鋭いんなら喜代美の事も、少しは気付いてやりなさいよっ全くもう・・・!

ナレーション聞いてたら、大人になった清海が過去を振り返り、喜代美にあの時の事を話している部分がある。これ聞いてたら、ほっとした。
喜代美も清海も、まだ人生の始まりみたいなもんだよね。これからまだまだ、色んな事がふたりに起きるのだろう。
そんなふたりが、大人になっても過去を語り合える関係でいられると思ったら、何だか安心してしまった。
でも19歳の喜代美には、これから悪夢の始まりなんだよね・・・。負けるな喜代美~。

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テーマ:ちりとてちん - ジャンル:テレビ・ラジオ



















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