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景虎の義理堅さにイラつく上杉憲政。あの微妙な表情で表現するのがスゴイなぁ。
そしてリツと浪。女心が通じないそれぞれの主。ちょっと大変だよねぇ・・・。
【story】
山本家の養女となったリツ(前田亜季)は、朝早くから勘助(内野聖陽)の寝顔を覗き込んでいた。
寝顔をじっと覗き込むリツ。人の気配を感じ、目を覚ます勘助は、その眼前にリツの興味深げな顔を見て思わず飛び起きる。リツは微笑みながら言った。
「お目覚めに御座いますか、旦那様」
その言葉に、勘助は狼狽しつつ訂正する。「旦那様ではない。わしはそなたの父だ。」
微笑むリツに戸惑いつつも、リツの早起きに話題を変える勘助だった。
そんな勘助にリツは「はやき事、風の如くで御座います」と言う。
だが勘助は、父親の顔でもっともらしくリツに言う。
「軽々しく申してはならん」そう言う勘助に、リツは子犬の様に興味津々の目で問い返す。
「ではどのように?」
「もっと、心を込めてじゃ」と勘助は言うのだった。

朝、勘助の朝食の世話をするおくま(麻田あおい)に、リツが代わるように言う。
一礼して下がるおくま。
二人きりになった途端、妙な緊張感が勘助を包んでいた。だがリツはドコ吹く風で、じっと勘助の食事風景を眺めていた。

「御屋形様からいつ(結婚の)話が有った?」
勘助はリツに訪ねた。リツの話に拠れば、於琴姫の処で、原虎胤(宍戸開)から言われたとの事、それは未だ勘助と出会う前の事だった。
それを聞いた勘助は、思わず「辛くはなかったか」とリツに言うのだった。
だがリツは明るく微笑みながら勘助に言った
「御屋形様が其処まで心をお掛けになる貴方様に、益々興を惹かれました。」
勘助は更にリツに問うた。「やはり己が不憫か。」
いささか不憫だ、とリツは答える。そして更に続けた。
「娘として婿を取る等と、左様な手間を掛けなくとも、私が生んで差し上げた方が良いのではないですか。」

リツの直球勝負に思わずむせ返る勘助。
「み、皆が聞いておるっ。」と言った勘助の視線の先では、物陰から伝兵衛(有薗芳記)、太吉(有馬自由)、おくまが二人の会話をちゃっかり盗み聞きしていた。

晴信(市川亀治郎)は越後を捨て、甲斐へ寝返った大熊朝秀(大橋吾郎)の目通りを許可した。
晴信は、現在、葛山城を守っている者を大熊より聞き出す。それは村上配下の落合一族であった。真田幸隆(佐々木蔵之介)に拠れば、既に切り崩しを図っているとの事。
晴信は大熊に、葛山城を取る様に命じた。

勘助は真田家を訪れていた。真田幸隆と二人で呑む勘助。二人の世話をするのは真田の妻、忍芽(清水美砂)だった。
真田は勘助に、リツとの新生活を尋ねた。妻としての新生活を問う真田に、勘助は「妻ではない、娘だ」ときっぱり訂正するのだった。
だが真田も、勘助に対して遠慮は全く無い。
「折角向こうが妻で良いと申しておるのに。そちに親としての慈愛などあるかのう。」
そんな真田を忍芽がたしなめた。
「勘助殿らしいではないですか。年若い娘故に、夫に先立たれて長く生きるは不憫と思ったのでしょう。」
忍芽の言葉に、勘助は言葉も出ずに一瞬固まった。
真田は「わしよりお前の方が口さがない」と忍芽を逆にたしなめるのだった。
そして勘助に向かって「次男、三男はくれてやらんぞ!今からでも遅うない、妻にしてしまえ。」とけしかけるのだった。勘助も負けてはいない。
「真田家の助けを借りるつもりはない」

だが、勘助が子孫を残さねば、軍師の後を継ぐ者が居ない。その時はこの真田家が軍師を継がねばならない。御屋形様の恩に報いる為にも。
勘助に向かって力強く言う真田を、忍芽も頷きながら頼もしそうに見ているのだった。

その後武田軍は、尼飾城を落とし、長尾方の勢力を一掃。再度、善光寺辺りまで勢力を伸ばし、越後への脅威を与えていた。

越後・春日山城では長尾景虎(Gackt)と重臣達が集まっていた。いつもは冷静な宇佐美定満(緒形拳)は珍しく、武田に対し怒りを露にしていた。
「武田の悪辣ぶり、あまりにも酷い。雪が解ければ合戦になるだろう」

直江実綱(西岡馬)、 柿崎景家(金田賢一)は、宇佐美が逸るのは大熊が寝返った事も一因なのだろう、と推察する。
今の越後は結束が固い。そう直江は言うのだった。

春になり、越後勢は川中島一体を攻めた。だが今回の、第三次川中島の戦いは雌雄を決する事がなく終わる。
両軍に対し、和睦を持ちかけてきたのは、将軍足利義輝だった。
将軍からの使者に対し、晴信は和睦を受け入れる代わりに、信濃守護の職を要求した。
それはもし、長尾方が信濃へ攻め入った場合、守護に従わず長尾に従う者は、反逆者として討伐出来る。更に反逆者を助ける景虎を、成敗するという名目で、越後へ攻め入る事が出来る。
そう考えた上での、和睦であったのだ。

越後府中館。
景虎は上杉憲政(市川左團次)に会う。憲政は景虎に関東管領の職と、上杉家を跡継ぎとして譲ると申し出る。
関東管領は守護の上位。この地位が有れば、武田を成敗する理由付けが出来る。
但しその為の条件として、関東八州を平定し、北条討伐を要求した。
景虎は恭しく頭を下げ、憲政に言うのだった。
「謹んでお受けつかまつります。されど、その前に将軍様より関東管領の命を承るため、再び上洛したく思います。」
義を通そうとする景虎に、「またか」と少々苦々しい表情の憲政。だが景虎の力を借りなければ、北条を倒す夢は叶わない。
上洛後には関東を平定致します、と憲政に言う景虎だった。

春日山城に戻った景虎は、宇佐美に武田の動きを封じる策を問う。
「関東管領ともなれば、武田にばかり構って居られない。」
景虎の話を聞いた浪は驚いた。
「御屋形様が、関東管領ですか」
そんな浪に、景虎は穏やかな目で答えた。
「そうじゃ。その為にも再び上洛を果たす。」
そして更に景虎の言葉は続く。
「また都の土産を持ち帰ろう。そちは何を所望する?」
浪は景虎の顔を見つめた。土産よりも何よりも、御屋形様が無事に戻ってきてくれたらそれでいい。浪の想いが迸る。
だがそんな浪の想いは、景虎に届かない。叶うことのない恋・・・。
景虎は宇佐美に言うのだった。
「直江にも言うておるのだが、浪のよい嫁ぎ先はないものか。このままわしに仕えていては不憫じゃ。」
浪の肩が微かに震えた。

勘助の屋敷では、リツの結婚問題を巡って親子げんかの真っ最中だった。
「真に嫌か?茂吉の何が不服なのじゃ?」
葛笠太吉の息子、茂吉(内野謙太)を婿養子とし、山本家を継げという勘助の意図が気に入らないリツ。
「嫌で御座います」とにべもないリツ。勘助は「そんな事を言ってたら、このまま年を取るだけだ」とつい本音を漏らすが、かえってリツの反感を買う。
「じゃあ伝兵衛でもいいのか?」
はぁ?何言ってるのこのオヤジ?と言わんばかりのリツ。そこへ、太吉が制止するのも聞かず、おくまが怒鳴り込んできた。
「茂吉を山本家の跡継ぎに取られたら、葛笠家を継ぐ者が居なくなってしまう!」
大泣きするおくまに、勘助はやれやれといった表情で詫びるのだった。
リツはもう少し、勘助と二人で居たいのだ。
そんな微妙な女心をいまひとつ解らない、甲斐の軍師だった。

晴信は勘助を屋敷に呼び、由布への思いをしんみりと語る。晴信の話に思わず涙を拭う勘助。
信濃守護となることを望んだのは、由布の為。これで諏訪を堂々と治めていける。
晴信も苦しみ、迷ったのだ。高野山へ逃避した勘助の気持ちも理解出来る。だがしかし自分は逃げない、逃げる事が出来ない。
「天下のもとは国、国のもとは人にあり。」

 晴信は、甲斐、信濃の守護として正しく領国を治めていきたいと言い、出家を宣言。
武田信玄を名乗る。
それに続いて、原(清岩)、真田(一徳斎)も出家、そして勘助は「道鬼」となった。
入道となった勘助は、リツに語る。
不犯を守り、酒も断つ。
「女ッ気なんか、元々無いではないですか。」
リツの言葉に、勘助は返す言葉も無い。
それじゃ酒は全部捨てますよ、とそそくさと立ち上がったリツを呼び止める勘助。
「ま、待て。少しならいいのじゃ」
「は?」ワザととぼけるリツ。
酒は捨てたらダメ。勘助の心の叫びだった。
「少しならいいのじゃ。持って参れ。」勘助の言葉にリツが笑う。
「はい、旦那様。」

平蔵(佐藤隆太)はヒサ(水川あさみ)との間に男児と女児をもうけていた。それぞれ亡き父の名と、かつて愛した女の名を付け、幸せに暮らしていた。
だが、そんな安穏とした暮らしに、何処か物足りなさを覚える平蔵。
かつて仕えていた村上義清は地侍となり、武田への復讐心も有るのかどうか解らない。武田への怒りは、まだ平蔵の中で火種となって燻っている。
そんな平蔵にヒサは、今の暮らしが大事、武田への怒りより平蔵の命の方が大事だ、と言うのだった。

景虎が上洛中に、浪は出家した。かつて景虎から貰った経を胸に抱きしめ、思いを募らせた浪だったが、叶うことの無い恋に自ら終止符を打ち、剃髪し仏の道を選んだ。

平蔵は宇佐美を訪ねた。そして宇佐美に対し、自分に軍学を授けてほしいと頼み込む。
武田の軍師、山本勘助みたいになりたい。それが平蔵の本音だった。
そんな平蔵に宇佐美は、駿河へ行こうと言う。
「駿河?」平蔵は宇佐美を見た。
駿河の寺に居る、武田を討つべき者を誘ってみよ、と平蔵に言う宇佐美。
その者の手を借りれば、武田信玄を討つのは容易かもしれない。
長岌(柄本佑)という名の僧、それは諏訪頼重と禰々の子、寅王丸であった・・・。

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