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満月の夜、橋の欄干に上った冬吾は月に向かって手を伸ばす。
青い月の光は、戦争末期のあの日、桜子と並んで夜空を見上げた風景を思い起こさせる。
大きくて、近くに見える月は、手を伸ばせば届きそう。なのに決して届くことはない。
冬吾が掴もうとしたのは、桜子の心ではないだろうか。
桜子は、冬吾へ焦がれた想いには、自身でケリをつけている。
だが、あの時の冬吾は何も語っていない。実はまだ、冬吾の中では燻り続けていたのではないだろうか。
掴めそうで、もはや自分には掴める筈のない桜子の心。

男は過去の恋愛の、過ぎ去った日々を想い出として暖めている。
女は、想い出は引き出しに仕舞い込んでるから、今更過去を暖めたりしない。
若しくは何処に仕舞ったか忘れているかもしれない。女の方がずっと現実主義なんだ。
終わった恋愛に、いつまでも未練を残すのは、どちらかと言えば男の方が多い。
因みにこれは自分の経験上の話。または友人関係の話も含めてなんだけど。

冬吾もそんな男なんだろうか。
だから桜子の元へ現れたのかもしれない。
この期に及んでまだ甘えるのかね、この男は(笑)。でも桜子に諭され、仕方なく戻ってくる。
目醒めた冬吾が笛子に語った夢が、真実なのか否かは判らない。実は全く見ていないのかもしれない。
冬吾の創作かもしれないが、笛子の心が安堵するのなら、それでいいではないか。
桜子への思いを、自分なりに決着をつけたのだから。

埴生の宿を弾き、ピアノの蓋そっと閉める桜子。その時、かすかな声で「ありがとう」と呟いた。
様々な思い出がいっぱい詰まったピアノに、感謝の言葉を延べた桜子。
それは別れを告げたのだろうか。もう弾くことはない・・・桜子自身が気付いているからなのか。

病に伏してからの桜子は、勘が研ぎ澄まされているかの様だ。
言葉をはぐらかす、達彦の心すらも見透かしている。

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アタシも勘は人並み以上だけど、今の桜子様には勝てません。
それから冬の夜に窓を開けて寝るのは、病人なのに無謀だと思うんですが。

テーマ:純情きらり - ジャンル:テレビ・ラジオ



















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月光月光(げっこう)、ムーンライト(moonlight)月光原義:月の光。月影ともいう。月の光の項目も参照。 月のまわりに現れる光冠を「大気光象|月光環」という。 「月光菩薩」のこと。音楽 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェンのピアノ曲「月光」・「ムーン 光・光学・光学機器ETC【2007/04/04 21:06】
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