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【ちりとてちん「聞かぬは一生の箸」#124】

今は亡き両親の為に、菊江の店で買った仏壇は金ぴかのゴージャス仕様。四草が「ちょっと良いマンションに半年は住める」と言うが、そんなに高級品なのか。そうか~仏壇の値段なんて全然知らなかったわ。
「どうしても欲しかったの~」と言う小草若に、間髪入れず「ほなこの仏壇に住んだらええのに。」には吹いた(笑)。スタパで見る加藤さんは、何処か天然に見えたけど、四草はホントにシビアで熱い男。上手いわ~ホントに。
草原兄さんは割り勘を考えてるみたいだけど、それに対して何か言いたげな小草若だ。
今日の集いは仏壇のお披露目と草々の様子見なのか~。でも草々ったら勇助を怒鳴り上げている。
仕方無いか。こっちも師匠修行中だ。
草原に窘められ、すぐに点火する自分に納得しつつ、どうしたら草若の様になれるのか・・・と思案する草々。その言葉に、草々をじっと見つめる小草若。
小草若の表情見てると、以前四草に言われた「草若の名前もいずれ草々に取られてしまう」が、少しだけかすめた様にも見えた。

魚屋食堂では喜代美が順子に相談。内容は勿論清海の事だった。
今日の順子は独身だった頃のシビアな順子。喜代美にビシバシ言う様が心地良いぞ。
今のエーコは自分の世界に閉じこもっているだけ。そんなエーコに会った処で、彼女が面白くないだろうし、喜代美も傷付くだけ。
そう言ってるのに、喜代美ときたら「なんで?」と呑気だ。
これにはさすがに順子もキレた。「とにかく止めとき!」
怒る様が怖いよ(笑)。友春も、順子を迂闊に怒らせたら大変そうだねぇ。

草々にスーツのクリーニングを頼まれた勇助が四草と遭遇する。
クリーニング屋には行かないのなら、どうするんだろう。四草の「ここで一儲け」も謎めいているんだけど・・・。
喜代美もアイス奢らされていた過去があったが、内弟子修行中の弟子は、四草の算段にいつの間にかはめられてしまうのかもしれない。

奈津子は小次郎と暮らすうちに、どうもニブくなってる部分が出てきた様に見える。肉じゃが女~だの、ボタン付け女~だの、散々敵視していた感性が鈍っている様だ。
小梅に「ホントにええのか」と問われて「何がですか?」と真顔で答える(笑)
奈津子は喜代美の落語会取材の為に小浜に来た。小次郎は、正平の塗箸で一儲けを目論んでくっついて来た。
儲け話には敏いが、儲けには縁遠い小次郎だ。200万貯めるのは不可能だろうな(笑)。
そんな小次郎に、まるで「はてなの茶碗」の様だと話して聞かせる喜代美。で、再現シーンではやっぱり男を演じる喜代美(笑)。女役だったのは遊女と、先日のコドモだけだな・・・。

小草若は草原の楽屋に居た。先日の仏壇の件、やっぱり自分で払うと言う。皆の師匠である前に自分の親だから・・・仏壇の支払いを励みに、落語で稼いで支払い出来る様に頑張りたい。
小草若の必死さが伝わる。でも「はてなの茶碗」教えて下さいと言う小草若に、笑顔で「ムリ」と言い切る草原だ。
なんか、その様がかわいいんですけど兄さんったら。

小次郎は竹谷の定期便で、京都に正平の箸を売り込みに行こうとしていた。竹谷は忙しいと言い、誰に頼まれた訳でもないのに、自分のスケジュールを披露している。この人は自己アピールの強そうな人だ。でも、言ってくれないと視聴者が判らないから感謝(笑)。
竹谷の予定の中にある、「清海の見合いに立ち会わないといけない」に激しく動揺する喜代美。
ああ、そんな顔をするって事は・・・行く気満々やろ?順子に止められたけど、やっぱ行くんよね。

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【ちりとてちん「聞かぬは一生の箸」#123】

正平が小次郎みたいな格好をする様になってから、清海と会うのは初めてか。確かに、以前の正平の印象とは掛け離れている格好だ。
正平の本心は何処にあるんだろう。清海は先日、喜代美にぶつけていたから少しは見えたけど。正平も未だ、自分の本当にやりたい事が定まっていない。あの格好は現実逃避なのだろうか。小次郎みたいに楽天家になれたらいいのに、という願望の表れなんだろうか。

一方、友春はすっかり魚屋食堂の若大将が板についてきた。まるでずっと前から此処で育ったかの様に、幸助や松江とも上手くやっている。
立派な魚屋になる、と言う友春。その心構えは認めるんだけど、その話の前に製作所の話題が出てた時、随分と他人事の様に話してるのが少し気になった。婿養子に入ったら、実家はそこまで気にならなくなるんだろうか?そんな事は無いと思うんだけどなぁ。
友春よりもむしろ、神妙な面持ちの幸助と松江の方が、製作所を心配している気持ちが深そうに見えた。

秀臣は何か用があって和田塗箸店に現れたんじゃないのか。どうも唐突すぎる印象が否めない。「あの時と同じ」という台詞と、清海の事を話す為に現れたんだろうけど・・・。
友春の態度といい、う~ん微妙。でもこの唐突さが、実は伏線かもしれないしな~。

小草若の焦る気持ちは未だ収まらない。早く「小」の字が取れる様にならないと・・・と、気ばかりが急いているのだろうが、菊江の「仁志は仁志や。仁志らしい落語をしたらええねん。」も耳に入らない。
多分、草若が生きていても同じ事言ってるんじゃないかな~って気がするんだけどなぁ。父親の様な・・・と考えると、深みにはまっていく一方だと思う。コピーは本家を超えられないよ~。

正典は正平の箸に気付かない小梅に「箸箸」なんて言ってるけど、正典自身は正平の気持ちに気付いていない。正典は嬉しそうだけど、その隣で複雑そうな正平。
言われるまで箸に気付かなくても、正平の気持ちには何となく勘付いたモノがあるのだろうな、小梅さんには。さすがお祖母ちゃん。

喜代美が静を見舞う。静の話は娘・清海が、過去に喜代美の事を嬉しそうに話していた姿だった。
小学校の時も、高校で三味線ライヴやると決まった時も、清海は喜代美と一緒に何かを出来る事が嬉しくて仕方なかったのだ。
いつも周囲に人が集まってくる人気者の清海。でも、自分の気持ちを打ち明けられる友が居なかった。
喜代美には順子が居た。散々グチばかり聞かされた順子も大変だったと思うが、順子の性格が面倒見がいいので、喜代美のグチに鋭く、温かくアドバイスをしていた。
そういう姿、清海は羨ましかったのかもしれない。いつも人から完璧扱いされていたけど、自分にその意識は無い。普通に何でも話したり、悩みを打ち明けたりする友が欲しかっただけなのだろう。
ワダキヨミ、自分と同じ名前に親近感を抱いていた清海。
昔の喜代美の、冬の水溜り・・・と言うか、湿り気の多い雪が解けた時の水溜まりみたいな感情など知らず、本当に素直に接していた、あの頃のエーコ・・・。
見えない処で一生懸命努力していた清海。そんな清海の思いなど知らず、三味線の稽古を投げ出した喜代美・・・。
後で知れば知るほど、喜代美にとっては愕然とする事ばかりだ。

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続編・・・素直に喜んでます(笑)
キャラが多いし、それぞれ個性的なので、色んな角度から見てみたいですね~。
当分、ネタ尽きなさそう♪

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【ちりとてちん「聞かぬは一生の箸」#122】

清海が喜代美を睨みつける。そんな清海の表情を見るのは初めてだ。戸惑う喜代美に対し、激しい勢いで自分の本心を叩きつける清海。
結婚なんて誰としようが喜代美に関係ないじゃないの。
私の事を東京に追いやり、自分はちゃっかり草々さんと結婚して、落語家の夢を叶えて。いい気なもんやね。

あの時の草々は、清海の事が好きだった。当時、行かないでという草々に気持ちが揺れていた清海だった。
でも、喜代美が言った言葉「自分も草々の事が好き、だからこそ胸を張って生きられない人間にはなりたくない。草々の傍に清海が居てあげて。」と言われたら、清海も動かざるを得なかった・・・。

清海はホントに心優しいんだろうな。おっとりした心優しい清海が、東京でどれだけ傷付いたのだろう。人を信じる事が出来ずに、ボロボロの状態で戻ってきた。
戻ってきて知ったのは、親友だと思い込んでいた喜代美と、かつて愛した草々が結婚しているという事実。
もう完全に、今の清海は人間不信状態。

あの時、喜代美が言った言葉は嘘じゃなく、本当に自分の醜い部分をさらけ出していた。喜代美は清海の前で懺悔してた様なものだった。でも、そのほんの少し前の喜代美には邪心があった。東京行きを熱心に勧め、内心では邪魔者は消えてくれと願っていた。
その時の邪な心が、今の喜代美にしっぺ返しをしてるかの様だ。
あの時、喜代美のささくれだった心をほっとさせたのは、草若の淹れた一杯のお茶だったのだけど、清海の冷え切った心は、誰がどうやって暖めるのだろう。

草若邸の庭で喜代美を罵る清海。帰ってきた草々が黙って立っている。草々の姿に、そのまま走り去る清海。その一部始終を、向かいの咲がじっと見ていた。そりゃあれだけ大声出してりゃ聞こえるわな。
その夜寝床で、したり顔の咲が解説する。咲の話は非常に判りやすい。そしてとてもリアル。真に迫りすぎ・・・あ、あれ?途中から自分の話にすりかわっている?
"可愛い女の子というジャンル"に、昔の咲さんも所属してたんだろうね。で、挫折して付き合う人種も変わって、派手なバイト・・・。

話すうちに自分の過去を思い出し、泣き出す咲。咲の人生も挫折の連続だったんだろう。
でも今はどうだろう。とても幸せそうに見えるよ。決して、悪い事ばかりが続くわけじゃない。
そういう処を見てると、色々と感心させられる事もある。このドラマには完璧なキャラが居ない。誰もが何処か欠けていて、でも必ずイイ部分を持っている。本当の人間を描くのが上手いなぁ、と思いつつ観ている。
咲の話の最中に掛かるBGMが、中島みゆきの「ひとり上手」。その歌詞は、清海の心境そのものだろうか。

気が滅入る様な話から一転、勇助が帰ってきた。
帰ってきた勇助はやっぱり嘘つきなんだけど、何処か一段とパワーアップしている。人を笑わせる様な嘘つきへと変貌している。
両親が落語家への道を許してくれた事が大きいのかな。
木曽山父のついた嘘が大げさすぎで笑った。岩をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・とテンポ良く話す勇助。
徒然亭の電話を取る事を草々に言われたって事は、弟子入りを認められたって事だ。元来、明るい性格の勇助なら、きっといい落語家になれそう。

仕事で小浜に帰ってきた喜代美。仕事の依頼が有った時、勇助のおかみさんになったのだから・・・と断ろうかと思っていたのだろう。でも草々は、喜代美に落語家でいさせようとする。家事に縛り付けるつもりは無いのだ。
以前の草々なら「妻は家庭を守ってほしい」とか言いそうだけど、仕事が有るならやる様に、と勧める草々。
ちょっといいなと思ってしまった。また草々の成長っぷりを実感してしまった。

里帰りをした喜代美。和田家を訪れた竹谷の話に清海の事が出てきた。恐竜博物館のオープニングイベントに駆り出されているらしい。
同姓同名の幼馴染が大活躍、と嬉しそうな竹谷、微笑む糸子。
でも二人は、清海の今を知らない。此処で知っているのは喜代美だけ・・・。

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虎ノ介さんのスタパに出てる青木君が、すっかりリラックスしていて笑った。自分が出てた時は、微妙に緊張気味だったんじゃ?
自分メインじゃないから、気は楽だっただろうな。

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華やかさは無い地味なドラマだったけど、観た後で心が温もる様な内容だった。どの回も丁寧に作ってるな~と思いつつ観ていた。
3話では野球部絡みの内容、自分が表に出ては・・・と、あくまで裏方に徹し、野球部の第二グラウンドの整地を一人でする高林先生。
野球部は地区予選を戦い、県大会出場となる。福岡県予選って北、南と有るんだけど、桜台は南部かな?でも風景見てると北部って気もした。
県大会の相手高も、何処かで聞いたような校名だったりするのがちょっと楽しかったけどね。
阿部監督が「フルスイングで行ってこい」と送り出した部員がヒットを打つ。逆転なるか?ホームでのクロスプレー、本当に野球の試合観てる時の感覚みたいになった。

4話では、登校拒否になった太田先生と一緒にキャッチボールする高林先生が印象的だった。距離が離れたらキャッチ出来なくても、徐々に間隔を詰めていけば簡単にキャッチボール出来る。気持ちのキャッチボールもそれと一緒・・・。地味なテーマなんだけど、ふと気付かせてくれる内容だった。
それをヒントに学校に復帰した太田先生、以前は距離が掴めなかった生徒の心が遂にキャッチ出来た。高林先生の言葉が太田先生の力になっているのだ。

5話ではサッカー部員、佐伯君の推薦が暴力事件で駄目になった。佐伯役に見覚えがあるのに思い出せず、何処かで見たな・・・と思い、最後のクレジットで納得。
砂時計の大悟だったんかい~。ちょっと丸くなってるのと、髪型が変わったので迂闊にも気付かなかった。
この回の印象的なシーンは、最後の方で天童先生が校内で、自分に向けられた落書きを見て微笑んでいる処。厳しい接し方をする先生だったけど、こういう先生はいつか大人になった時、懐かしく思い出せる先生かな・・・って気がした。

そして最終回。
高林先生が逝った後、学校を訪れた路子と公平。先生達が高林先生の学校での生活を語ってくれる。
卒業式が終わって、高林先生が生徒達に贈った言葉は「氣力」。氣力を振り絞り、何度も何度もフルスイングをする高林先生。
病に蝕まれた身体でのスイングなんて、相当シンドかっただろう。それでも必死になってフルスイングをする先生。
いつも笑顔で先生や生徒達に接し、周囲を明るく照らす先生だった。
笑顔の生徒達に囲まれ、その笑顔の中心にいつも高林先生は居た。写真を一枚ずつ眺めながら、路子の目から涙が零れ落ちる。

あくまでクールに接しようとしていた若松先生が、校門でかつての高林先生みたいに、生徒の肩を叩きながら熱く接している。
高林先生の言葉は、先生達の中にも生徒達の中にも、そして沢山のプロ野球選手たちの中にも生き続けているのだろう。いつかもう一度、再放送で観れたらいいな、と思った。

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テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ


今回の主役は幾松姐さん。後輩に助太刀を頼まれ、自分が出て行った投扇興では大技連発で高得点。その技の鮮やかさに典膳も感心しまくっている。どうやら扇の技が気に入ったか典膳。これが最後に天狗が見せた、根岸家の侍三人衆の髷を落とす大技に繋がるのだな。
道を歩きながら、扇投げの素振りを見せる典膳はちょっとカワイイ(笑)。
今週の天狗様の見せ場はここだけだった。けど幾松の艶やかさ、気の強さ、優しさが全開されていた回だったな。
赤子を見る時の温かな眼差し、根岸家の家臣達の前で怯む事無くタンカを切る姿。立ち振る舞いの美しさ。
今週の桂は長州に戻っていた。という事は天気予報やらないのか、と思っていたら、戻ってきた最後でちゃんと天気の話題が出てきている。
根岸三人衆の谷津慎之介役が唐渡亮だった。なんか随分久しぶりに見た気がする。朝ドラ「すずらん」の時以来だよ。
白菊では手に負えない赤子が、幾松の子守唄でスヤスヤと眠る。そんなに懐かれたら可愛くなるよね。
迎えにきた根岸家の人達に子を渡し、見送る幾松。その目には涙が光る。
ちょっとジーンときてしまった。


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テーマ:鞍馬天狗 - ジャンル:テレビ・ラジオ


土スタで、篤姫のOP製作ウラ話をやっていた。
私は、あのCG嫌いなので言う事は特に無いのだけど、気になっていた部分(クリムト)の話題が出てきたのには少々ビックリした。やっぱり影響されてるんだ。
でもまぁ、凝っているのは良く理解出来た。
が、我が家ではちりとてちんのOPの方が凝ってると思ってるからなぁ・・・。

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【ちりとてちん「嘘つきは辛抱の始まり」#121】

喜代美は勇助を見る。その目線に耐え切れず俯く勇助。
間違い電話だとその場をやり過ごそうとしたのは、勇助の気持ちを思っての事か。だが電話は直ぐに掛かる。
慌てて立ち上がろうとする喜代美を制止し、草々が出た。

草々が場の空気を察する姿に改めて感心した。喜代美の態度、勇助の態度に何かを察したから、自分から進んで出たのだろう。
電話の主は予想通り、勇助の母親だった。
どういう事や、と問い詰める草々。四草がおもむろに立ち上がり、台所のシンク下を開ける。
煙草とウイスキー(だよね?)の瓶に、「やっぱり」と呟く四草。先日、瞬く事を忘れる程に、じっと見ていたのはこういう事か。
しかし「僕もやってましたから。」には笑った。と言う事は内弟子時代、酒も煙草も自分の部屋に隠していたんだな~。当時、草若も気付いていただろうな。
煙草吸ってたら、匂いは誤魔化せないよ。吸ってる人は気付かないかもしれないけどね。
バレるかバレないか、ギリギリの処で楽しんでいる筋金入りの嘘つき・・・四草も過去に、そういう人間を見た事があるのだな多分。

親が死んだのも嘘、姉が亡くなったのも嘘、千里まで怪我したおばさん送っていったのも嘘、子猫の親を探していたのも嘘・・・皆全て嘘だと言う勇助。
「嘘をつく為に仕事サボった」と言う辺り、本当に楽しんでいるのかもしれない。
話が逸れるが、勇助の声を聴いてると、TOKYO FM系列のSuntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"に、時々出てくる大津君の声に似てると思ってしまう。
人が騙されるのを見るのが楽しくて仕方ない人種なんて、基本的にボンの小草若には考えられないだろうなぁ。

落語の世界は嘘つき村、其処に嘘の修行を挑みに来たと言う勇助。そんな事聴いて、真面目一本気の草々が黙っていられる筈がない。当然だ。
そんなやりとりの中で、清海が投げやりの様相で一言放った「嘘つくしかない時だってあるわ」が気になる。
それって先日、喜代美に取った態度だよな~。第一「結婚おめでとう」なんて全然思ってないやろ清海。時折、喜代美を見る目つきが無茶苦茶怖いんだけどさ。

落語と言う大きな流れの中に入りたい・・・草原の問いに、これは本当だと言う勇助。でも勇助の態度見てると、何が真実で何が嘘なのか、判断が難しい。
「徒然亭の落語を知ってるのも、筋金入りの嘘つきならその位の仕込みはする。」と言う四草。はぁ~凄すぎる。
四草の過去は少しだけ語られたけど、四草と咲と奈津子が、余す所無く自分の過去を語ったら、どんだけ凄いディープな内容が出てくるのだろう。
ちょっと見てみたい気がする。いつか、ちりとてちんスピンオフ企画とか有ったらいいのぅ。

クソ真面目な草々が勇助に下した決断は「破門」。当然だろうな・・・と思ったら、喜代美が草々を諭しているよ。欠点だらけの自分を育ててくれた草若の事を思い出し、ほら吹き勇助が落語家になりたいと言うのなら育ててみろ、と、草若なら言うのではないだろうか・・・と喜代美が言う。
それが自分達にとっての修行でもある。師匠修行でもあり、おかみ修行でもある。
破門なんて簡単にさせたくない。それはかつての自分が草若に「破門にして下さい」と言って怒られた事や、草々が小草若を庇って、一時期破門になった時の事がよぎったからだろうな、って気がした。
喜代美の言葉が草々の心に響いている。その絆の強さ、清海には理解出来てるだろうか。草々を説得する喜代美を見る清海、射る様な怖い視線だよ。

本当に落語家になりたいのなら、ちゃんと親を説得して来い。勇助に草々が言う。
勇助の破門はとりあえず撤回された。順子に言われた様に、勇助に対し母親の如く接する事が出来たね、喜代美。

縁側に居る草々に、郵便物を持って現れる喜代美。この二人の姿見てると、かつて草若と志保も、縁側でこんな風に語らっていた事があったのかもしれないと思えた。
時は流れ、今は草々と喜代美が此処で夫婦の会話をしている。
嘘つきを育てる自信が無い、と言う草々だけど、両親を説得しに帰ったのだから、落語家になりたい気持ちはホンモノだと言う事、と言う喜代美。
「戻って来なかったりして。」と口では言う草々だけど、その根底では喜代美と同じ思いだろうな~。
そんな会話の中で見た郵便物、それはお礼状だった。一瞬、借金取りと勘違いする草々には笑った。アンタその昔、ドスの効いた声で散々追い返してたやん(笑)。

勇助が千里まで怪我したおばさんを送ったのは本当だった。その道中で楽しませてもらった事を感謝し、立派な落語家になれる様に祈っている・・・手紙を読みながら微笑む喜代美。
草々をからかう喜代美と、ちょっと憮然としつつも喜代美同様、信じてみる気になった草々。二人は本当にいい夫婦になってきた。

夕刻、清海が草若邸を訪れた。嬉しそうに迎える喜代美、投げやりで醒めた表情の清海。小浜に帰って結婚し、製作所を継ぐと言う清海。
「結婚って・・・誰と?」心配げな喜代美の表情。そんな喜代美に投げつける様に「誰でもええわ」と言う清海。
俯き加減だった清海が顔を上げ、喜代美を睨む。
「嘘つき!」
喜代美は呆然と清海を見る。
「ビーコの所為で、私の人生メチャクチャや!」

喜代美と清海、今ではすっかり逆転してしまった。今度は清海が喜代美に、逆恨みまがいの言葉をぶつける。喜代美はどう対処するのだろう。今の清海はかつての喜代美・・・あの頃の鬱屈した気持ちを思い出せれば、今の清海の心も少しは解るかもしれない。喜代美にドロドロした思いを吐き出し気持ちを切り替える事で、止まったままの清海の時間が動き出せばいいのだけどね。
清海は東京で何をしてたのか、それが明るみに出るのだろうか。咲は何を知ってるのか。女の勘で語るのか。そして製作所の行方は?
川平さんが土スタに出てたけど、秀臣が正典の秘めた才能に愕然としてた部分とか、色々と明らかになりそうな週だ。
来週は秀臣&清海ウィークなのだろう。また展開速そうなので見逃せませんわね。

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【ちりとてちん「嘘つきは辛抱の始まり」#120】

正平が塗箸を作っている。金箔を貼る正平の姿に、半ばうっとりとした表情の正典。
嬉しくて仕方がないといった表情の正典。跡継ぎに悩まなくていい~とウキウキだけど、正平の表情見てたら、そうすんなり行きそうには見えない。
しかし糸子さんったら正直(笑)。正平の貼った金箔を褒める正典に「これスゴイの?」と聞く糸子。
確かにその道のエキスパートでないと、その凄さって判らないよね。

喜代美が天狗座の楽屋に行くと、草原が来ていた。勇助の様子について話していたその頃、草若邸には清海が居た。喜代美の居ない隙を敢えて狙ってきた清海。
こういう処を見ると、奈津子の洞察力の凄さに感心してしまう。以前の清海に算段の要素などは皆無だった。
だが今は、完全に計算しながら行動している。果たしてそれが、上手くいくか否かは草々次第だが。
草々の前だと表情が昔に戻る清海。すごいわ、喜代美に見せた表情と全然違う。
19歳の頃の、ほんわかした可愛らしいお嬢さんを演じているのだろうか。
あの頃と変わっていないと言う清海だけど、変わっていないのは落語に対する姿勢なだけで、清海への気持ちは今の草々には全く無い。
草々だって恐竜頭から少しは進化しているよ。喜代美を思いやる気持ちも十分に持ち合わせた人間になっているのだから。

初めて草々の落語を聴いた日、お守りを渡したらいきなり抱き締められたあの日、手料理をご馳走になったあの日、東京行きに揺れる中で、行かないでほしいと言われたあの日・・・。
清海の時間は止まってるんだなぁ。東京に行ってからどれだけの出会いが有ったのか知らないが、草々以上に好きだと思える相手には巡りあっていないのだろう。何となくそんな気がする。
甘酸っぱい思い出に浸っているのは清海だけで、草々にとってはもうセピア色の思い出に変わっている。だから笑って清海と向き合える。
時間が解決してくれるもんなんやな~と言われ、清海の表情が一変する。ああ、やっぱ怖いよ今の清海。
それでも食い下がるのか清海。「いつ私の事、好きになってくれたんですか?」なんて聞いてる清海だけど、もう痛すぎるから止めなされ。
それでも、喜代美には負けたくないんだろうなぁ。あれだけヘタレだった喜代美が、今は自信に溢れた生き方を送っている(と清海には見えている)。
実際、自信に溢れているかは謎だけど。未だに「冬の水溜り」だなんてヘタレた事を、ほんの数日前に言ってた時は笑ったが。
草々は清海の質問にも、サラっと答える。恐竜の化石の話を聞いた時、いじらしいな、って思ってしまった。
でももう、草々には今がある。清海との事は過去の思い出、今の清海は喜代美の幼馴染。そういうポジションにしか無いのだけど、それでも清海は必死に食い下がる。
今度は落語の稽古を見たいと言う。肉じゃが女がじわじわと本領発揮、徐々に迫ってくる。
ヤバイよ喜代美、早く帰ってきて~。

その頃小浜では、竹谷が正典の箸を褒めていた。確実に先代のレベルに近づいていると言う竹谷。この人は知ったかぶりばかりするけど、箸を見る眼力だけは本物なんだろう。
店頭で聴いてる小梅も嬉しそう。竹谷の話は更に続く。
製作所と合併はしないで良かったかもしれんなと言う竹谷、でもそんな話、小梅は初耳だ。
だってスペイン行ってた時の話だからね~。しかし竹谷さんのネタって、奥さんの井戸端会議みたいだ。
だが今、製作所は本当に危ない状態なのだろう。竹谷の話に表情が厳しくなる小梅。

草若邸に小草若と四草が来た。台所で何かをしている勇助に声を掛ける四草。ねずみを捕まえて追い出そうとしていた、と言う勇助をじっと見る四草。
四草がそんな目で見るから、私は良からぬ想像をしてしまったじゃないか。例えば給水管に(略)。
一体四草は、勇助の何を見抜いたのだろう。明るく振舞う勇助だけど、小草若は上手く騙せても、四草は騙せない。
このドラマの登場人物って、お人よしの人たちと、見透かす人達の落差の激しさが、何とも言えず味があるわね。
台所でそんなやりとりをしていた頃、稽古場では草々の落語を清海が聴いていた。拍手している清海、褒められ、ちょっと照れる草々。
今度は「景清」が聴きたいと言う清海。うわ~。あくまで、付き合っていた頃を思い出させようとする算段、無意識なのか意識的なのか。
そんな清海の下心など知らない草々、景清はハメモノが入るから一人では出来ないと言う。
ふと三味線に目をやる清海、高校時代の三味線ライヴを思い出す。ま、まさか自分がやるとか言い出さないよねこの娘は。

でも草々の心が清海に無いのは直ぐに思い知らされる。喜代美が戻ってきたのだ。
ひぃぃぃ、喜代美を見た途端、肉じゃが女が内心で舌打ちしているよ。ああ恐ろしい。
喜代美に向かって「勝手にお邪魔してゴメンねぇ」なんて言ってるけど、言葉と表情が全然違うのがまた怖い。
景清のお囃子やってくれ、と草々に言われ「えええ」と言う喜代美。二人の会話に夫婦の空気が流れている事を思い知らされる清海。
更に、指慣らしさせて下さい、と三味線を弾く喜代美の演奏に、目を見開く清海。

もしかして清海は認めたくないのかもしれないけど、あの頃とはもう違うんだよ。
自分の居場所を見つけようと来たのかもしれないけど、もはや此処は清海の居場所じゃない。
喜代美と草々の間で、居心地悪そうな清海の姿が可哀想だった。喜代美は自分の居場所を自分で見つけたが、今の清海は、未だ見つけられない。

だが二人は気付かないんだよね・・・。まぁ仕方ないか、草々と喜代美だもん。
清海を夕食に誘う二人、遠慮する清海だけど「小草若も喜ぶやろ」と言われ、結局一緒に夕食の席についた。
兄弟子達も揃って賑やかな席、咲が出前のお造りを持ってきた。
清海を見て、何かを気付いたかの様な咲。えええ?ちょっと待った咲さん、何か知ってるんだろうか?それとも培った女の勘?清海のネガティブなオーラ、咲には見えるんだろう。
そして徒然亭に掛かった一本の電話、受けた喜代美が勇助を見る。目を逸らす勇助。
電話の主は木曽山家の人?

「ちりとてちん」が今日(2/22)でクランクアップしたニュースをやっていた。映像では青木君、和久井さん、そして貫地谷さん。
喜代美を演じきり、涙を流す貫地谷さん。青木君が貫地谷さんに接する姿がほんの一瞬、草々と重なって見えたわ。
放送は3/29迄。遂に残り1ヶ月かぁ。

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【ちりとてちん「嘘つきは辛抱の始まり」#119】

清海は一体何をしに現れたのだろう。秀臣の「結婚を考えてる相手は居るのか」に刺激され、草々の事を思い出したのだろうか。
確かに、嫌いになって別れたわけじゃないから未練が残るのかもしれない。が、今の清海を見てると、邪心がチラチラと見え隠れするのが何とも怖い。
昔の清海は本当に世間知らずで素直な子だったのに。すっかり荒んだ様子だけど、喜代美が察知してる様子は無い。
仕方ないか、肉じゃが女が判らないからなぁ。でも判ったからといって得にもならないと思うけど。
ご愁傷様でした、と言いつつ差し出す包みが、まるで結婚の御祝儀みたいに華やかなのも怖いが、その後でいきなり「おめでとう」と言い出す処も怖い。故意なのか清海。
喜代美は一瞬理解出来なかった。草々との結婚に対する「おめでとう」だと知り、昔を思い出してしまう喜代美。
出し抜いてしまったかの様に感じているのかもしれないけど、そんな態度は寧ろ清海にとって好都合になりかねないぞ。
もっと堂々としていていいんじゃないのか。第一草々が「俺のふるさとや」と喜代美に言ったんだから。あの時点で既に、草々の中に清海は居なかった筈だ。
しかし喜代美の反応をじっと見ている清海、怖いわ。

草々との事は昔の事や、と笑う清海。でも目は笑っていない。
仕事が面白かったので、未だ結婚はしていないという清海。二人が最後に会ってからそれまでの事を語る清海だけど、何処か空々しい言い方なのが痛々しい。
でも喜代美は・・・気付いてないんだな。
マスコミの仕事で華々しく活躍していた、そして今も、その経験を生かして頑張っている清海だと信じている喜代美。
でも清海の表情には、そんな前向きな色は全く無い。喜代美を見る目がまるで人形の目の様で、生きてる気配がまるで無い清海。
草々の事をさり気なく聞く清海に、肉じゃが女の狡猾な匂いが漂っている。
喜代美どうする?ヤバイよマジで。

同じ頃、小草若は鞍馬の元を訪れていた。父、草若がしていた様に、鞍馬の好物の和菓子を持参した小草若。でも鞍馬はソレに手をつけていない。
これ見て思ったけど、草若が持ってきた和菓子(羊羹だっけ?)は、ひったくる様にして包みを開けてた鞍馬会長。言い方はキツかったけど、草若の事は信頼感みたいなものが有ったんだろうな、鞍馬の中には。
でも小草若には、未だ本気で信じていいのかどうか図りかねている。包みを開けてバクバク食べて大丈夫なのかどうか、鞍馬は判断しかねている。
いずれは草若の名を継げる噺家になる気は有るのかどうか?と小草若に訊ねる鞍馬。
しかし小草若は・・・答えられない。小草若には自信がない。父の名前が大きすぎて、自分に背負えるのかどうか即答出来ない。
漢五郎に言われ、草々にも言われ、そして鞍馬にも言われる。
いずれは草若の名を継げるのか。重くのしかかる父の名前・・・。小草若の先行きも不安で仕方がない。

清海が来た事を聞いても、草々の中ではすっかり過去の人だ。喜代美に「会いなりますか?」と聞かれても、逆に「お前はええのか?」と聞き返す草々。
草々がもし独身のままだったら、揺れた可能性もあるかもしれないけど、喜代美を人生のパートナーとして選んだ草々が、今更過去を振り返って戻る筈もなさそうだ。
草々は安心していても良さそうだが、清海には安心できない。
草々と喜代美には時間が経っていても、清海の時間は止まったままだったら、このままでは収束しない様なイヤな予感ばかりがするんだが・・・。

一方、勇助は買い物に何時間も掛かったり、掃除をやりかけのままだったり、食器洗いを放置したりと、徐々に本性を現し始めたんだろうか。
その度にいちいち言い訳しているが、言い訳の中身にどうも胡散臭さを感じてしまう。
久しぶりに順子に電話する喜代美だけど、今迄の順子ならシビアな答えを喜代美に返していた。
が、人の子の親になったからか?なんか順子らしくない、柔らかな返答にビックリ(笑)。
「親が子にしてあげられる事は、愛してあげる事や」
さすが双子のお母ちゃんですわ。でも喜代美が勇助の母代わりに・・・なれるかな?

落語の稽古をじっと聞く勇助に、草々の世話を頼み、天狗座に出掛ける喜代美。その喜代美が出かけたのを見計らう様に、草若邸を訪れる清海。
やっぱり表情が凍り付いていて、すごく怖い。

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【ちりとてちん「嘘つきは辛抱の始まり」#118】

落語の持ちネタも喜代美や小草若より多く、家事全般もソツなくこなし、とても気が利く木曽山君。
お母ちゃんが自分にしてくれた事をすればいい、と草々に言われても、糸子さんで思い出すのは突飛な行動ばかりの喜代美。
ま、仕方ないのかもしれないなぁ。あんなに面白いお母ちゃんの真似は、喜代美では無理だろう。喜代美は喜代美が出来る事を教えたらいいんだろうけど、出来が良すぎて教える事が何も無い。
掃除やらせても完璧、洗濯物のシワもキレイに伸ばして干し、しかも食事時のお茶のお代わりまで気付いてしまう勇助。教える事が何も無さすぎて拍子抜けしている喜代美だけど、奈津子は何かを気付いている。さすが年の功。
肉じゃが女に通じる胡散臭さを、奈津子のアンテナが察知した。しかし喜代美は未だに、肉じゃが女の怖さに気付いていないんだなぁ。ああもう、こういうのって一生、気付かない方が幸せなのかもしれない。
両親が居ないと言った時は、本当かな~と思わせた木曽山君。でもさすがに、姉さんも・・・の辺りはうそ臭く見えたんだけど。彼は本当に家族居ないんだろうか。
草々や喜代美は疑ったりウラを読んだりしないから、人の言う事素直に信じるだろうけど、これが四草や奈津子や咲や順子だったらどうだろう。そんなに上手くはいかないと思うんだけど・・・。
落語再現シーンでの子供役の喜代美。あまりのコスっぷりに家では大笑いしてしまった。いや~可愛かったっすよ。
ねじりハチマキにヒゲの四草も。ちょっとドスの効いた声で演じる男役が、妙にウケてしまった。

清海に今後の事を相談する秀臣。あくまで娘の意思を尊重しようと、柔らかな物腰で言うのだけど・・・。
結婚を考えている相手はいるのか?と問われた時に清海の脳裏に浮かんだのは草々?
でも結婚してる事は知ってる筈だと思うが・・・。
能面の様な表情から、貼りついた様な笑顔で「ビーコ」と言う清海。眉が細いだけに、余計表情が無くて怖い。
サスペンスものに出てきそうなキャラになってるよ・・・。

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【ちりとてちん「嘘つきは辛抱の始まり」#117】

弟子を取れ、取らないで言い争う草々と小草若。この二人は結局ケンカになってしまうんだよなぁ・・・。見かねた喜代美に制止され収まるが・・・。
草々には草々の思いが有って、小草若には小草若なりの思いがあるのだろう。上手くかみ合わないとぶつかってしまうんだけど、その根っこにそこまで差異があるとは思えないんだよねぇ。
草若が病院に担ぎ込まれ、今日明日の命と知り、草々と小草若は二人で抱き合って泣いていたし。

四草の処に居候して、バイトしながらでも落語家を続けると言う小草若。今の自分の力では誰よりも不足している事を、小草若自身が一番解っている。だから少しでも実力を伸ばす為に、自分を鍛えようとする小草若。
草若の名前を継ぐのはお前や、と草々に言われ、戸惑いつつも「うん」と言う小草若。
相当プレッシャーが大きい、そう思ってる小草若の心の中を、草々が気付いているかどうか。
「俺等が(此処を)守っておく。」と言う草々に、ちょっと遠慮がちに「家賃は払うてな。」と言う小草若にはちょっと笑った。でも家賃収入は大事だよね。

小浜の病院で静を看病する清海。娘にばかり負担を掛けている事を詫びる静。もう何年も入院したままの状態の静だけど、あまり良くないのだろうか。
平気そうに振舞う清海だけど、こっちも小草若同様、内心では複雑な思いを抱えたままの状態に見える。根がいい子なだけに、爆発した時が怖そうだ。
跡を継ぐ事を周囲から暗に言われているかの様な清海、そして草若の跡継ぎはお前だと、誰からも言われ、プレッシャーが掛かっている小草若。
今の二人は、何処か似たような境遇なのかもしれない。

晩御飯の席で並んで座る草々と喜代美。向かい側には今迄草若が居た。
改めて草若がこの世には居ないと認識させられてしまう二人。
だから喜代美は、そんな雰囲気を変える為にも、草々に上座に座るように勧めたのかもしれない。
でも、恐れ多くてどうしても座れない、と葛藤する草々。ちょっと判るぞソレ。尊敬する草若の後釜だなんて・・・草々にはそれくらい重みのある席なんだろう。喜代美よりもずっと子供の頃から、草若の子供だったからね草々は。

結局弟子志願の男、木曽山勇助と会う事にした草々。朝からそわそわする青木夫妻、何故か下座でくつろぐ小草若。
そんな小草若に「主なら上座に座れ!」と怒る草々。でも小草若は、そういうのが駄目なんだろうな。
荷が重いのに今は耐えられないとしか見えない。下座で気楽に居たい。
ケンカする二人を尻目に、しれっと上座に座る四草には笑った。それも計算ずくなんだろうけど。四草はそういうキャラなんだよね。
木曽山君を面接する徒然亭の兄弟子達。この場合は若狭も「姉弟子」って言うのかな。褒めちぎる勇助の言葉に、すっかりハートを鷲掴みにされる兄さん姉さんだけど、どれだけトラブルメーカーなのか、全く想像つかないわ。

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【ちりとてちん「嘘つきは辛抱の始まり」#116】

春の日差しが明るい日、草若の葬儀に皆が揃っている。皆が涙をこらえ、草若の為に涙を流す中で、一人マイペースなのが小次郎叔父ちゃん。
以前草若に頼まれた宝くじの当選番号を調べる為に、古い新聞を探していて遅れた小次郎。
まぁ場が場なだけに、おっちゃんの行動は余りにも空気読めなさすぎかもしれないね。でも小次郎は本当に素直に、当選有無の報告を草若にしたかったんだろうな。
喜代美に宝くじが置いてある福助の在り処を聞き出し、引っ張り出す小次郎には不謹慎だけど笑ってしまった。
さすがに小梅さんも周囲に詫びてましたが、こんな場をわきまえない行動、小次郎以外誰も出来そうにないわ(笑)。

喜代美と小次郎二人で、縁側で当選番号を確認する。上から順に調べるのが小次郎流だそうだが、これなら宝くじ買うのも楽しかろう(笑)。私は下から調べるので、直ぐに終わってしまうよ。
更に笑ったのは、最初は草若の為に泣いていたり、神妙な表情で葬儀に参列していた人々が、番号が何処までも一致してるので驚く小次郎と、それに釣られる喜代美の周囲に徐々に集まりだす処。
残り4桁で集まってきたのは和田家の人々。でも未だ誰も、本気で信じている風でもなかった。ところが次の桁も一致している。
葬儀に参列していた漢五郎師匠の目の色が変わる。遂に全員が集まってきた。
ホントに当たったらどうするんだろ。最初は棺桶に入れるって言ってた小次郎だけど、徐々に一億への夢が膨らんできた。
草原に聞かれて、何処か迷いまくったような返事の小次郎に、ダメ押しするのは四草だ。
「一億、灰にするつもりですか。」

ううう、そう言われると迷うよなぁ。最初は威勢のいい事言ってたけど、ホントに当たったら・・・。だって200万有れば奈津子と結婚出来るのに。買いに行ったの自分だよ。そんな気持ちも皆無とは言えないだろうな。
三途の川の渡し賃の為にも入れた方がいい、と言う磯七。大金に目がくらんで争うのは良くない、と判断したのかもしれない。
でも緑さんの「お金燃やすような事したら、かえってばちが当たります~」は、すごく同意してしまった。だって当たれば一億だもんな~そんなん怖くて燃やせないよ~。

緑に同意する柳宝師匠、渡し賃を心配する菊江。尊徳の「ニセ金入れといたらええがな」に草々が「落語のネタやないんですから」とツッコミ入れたのには笑った。
悲しい葬儀の席だというのに、すっかり雰囲気が変わってきてるぞ(笑)。
「皆さん落ち着いて下さい」と言う奈津子の表情に、全く落ち着きが見られないんだが(笑)
緊張感漂う中で、残りの三桁を読み上げる小次郎と喜代美。
遂に最後の一桁、皆の緊張感が高まる。
「6!」「8!」

一気に気が抜けてしまった一同。でも何だか和んでしまった。
葬儀の席で客を笑わせたのは、他でもない草若自身だった。「えらいもんですな~」と感心する小梅。「草若、日本一~!」と叫ぶ草原。
参列者の誰もが笑顔になってしまった葬儀だけど、当の草若だって涙で送られるよりは、皆が笑顔で送ってくれた方が嬉しかっただろう。
更に、門の処までいたのに中の様子を伺うだけで、微かに礼をして微笑んで立ち去る鞍馬会長にはちょっとジーンと来た。

小草若と草々が向き合う。今後の事を話し合う為に。
筋を通すなら、小草若が戻ってきて、草々と喜代美が他所で暮らすのが正しい。でも小草若自身がそれを望んでいないのだ。
今更此処で一人で暮らすのは淋しすぎる、と言う小草若だけど、それだけじゃないだろう。草若の息子という重圧がのしかかるのがシンドイんじゃなかろうか。葬儀の席で漢五郎師匠に言われていた時もシンドそうな表情だった。
一人でいる寂しさと、偉大な父が遺した名前の重さで、小草若は押しつぶされそうな思いなのかもしれない。
身体も細いから余計に心配だわ。
そんな話し合いの最中に、またも掛かってきた弟子入り志願の電話。
草々は受け付けようとしないが、小草若は「弟子を取れ」と言う。それは次の世代を、自分達の世代で育てて行く為にという決意の表れなのか。

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【ちりとてちん「立つ鳥あとを笑わす」#115】

ドラマの中でも人が亡くなるシーンって、悲しく描かれているんだけど、悲しい中にも生への達成感みたいなものが感じられた草若の最後。
弟子達に自分の持てるものを全て渡し、ゆっくりと流れる時間の中で、関わる人たちと語らい、気持ちも穏やかになっていった草若。
危篤状態の中で微かに笑う草若、意識だけが天狗座に飛んでいて、弟子達の高座を最後まで見守っていたのかと思うと、その親心に涙が溢れてきた。
悲しいと言うよりも、上手く表現し辛いんだけど「良かったね師匠」みたいな感覚かな。これで心配する事はこの世には無いので、あの世を楽しんで、お酒もいっぱい呑んで下さい・・・うわ~ん、ってな感じだ。
行かないでと言うよりも、糸子さんが言ってたみたいに「送ってあげるんやな」みたいな言葉の方がしっくりくる。
若狭の高座が終わり、4人の兄弟子達が地獄八景を演じている。でも其処には師匠も一緒に居る。
師匠の言葉を感じながら、思いっきりアホに徹する四草。その勢いの良さと、吹っ切れた様な軽やかさに泣き笑いしてしまった。
底抜けに明るく、勢いがある小草若の落語。徐々にノッてくる小草若の姿に、(本当は狂言師だと解っていても)生の落語をやっている処を聴いてみたいなと思ってしまった。
団体割引にはチョット笑ったよもう(笑)。
堂々と高座を務める草々には、師匠も言う事は何も無い。ただ、落語と同じ位、若狭も大事にしてやらなアカン、と言い残した草若に思わず頷いてしまった。
草原が居てくれて助かったと言う師匠。確かに、リアルで助かった面がいっぱいあるだろうな。
個性が強く、我も強い連中を上手くまとめていたのは草原だ。扇の要みたいな兄さんが居てくれたから、皆がバラバラにならず、キレイな形を成していた。
喜代美の人生も塗箸かもしれないけど、徒然亭一門もキレイな模様が出ている塗箸へと磨かれているんじゃないだろうか。
草原の高座が終わったその頃、草若が現世に別れを告げた。
徳利とお猪口を持って、天狗座の控え室に現れた草若。ステージに挨拶に向かう準備でもたつく喜代美に別れを告げる為に現れたのか。
そんなシーンには思わず泣き笑いしてしまった。喜代美が再び振り向いた時、つい先刻まで有った草若の姿は其処には無かった。全てを悟った喜代美は静かに涙を零す。
風林火山の最終回で、神棚に置いていた筈の摩利支天が縁側に出ているのを見て、全てを悟り涙を零すリツの姿とダブってしまった。

夢ともなく現でもない世界に草若は居る。草若の横をすり抜けて行くのは、地獄八景の登場人物達だ。
初めて足を踏み入れる世界に、珍しそうに眺める師匠を呼ぶ声がする。
それは喜代美の祖父、正太郎だ。お祖父ちゃんが師匠を出迎えてくれる・・・これには涙が止まらなかった。
正太郎が草若の為に、この世界を簡単に解説してくれる。
いつでも好きな方を行ったり来たり出来る、随分と融通の効く世界だ。そしてあの世の人達は、三代目草若の来るのを待っていたのだ。
地獄寄席で、下座を務めるのは志保さんだと言う正太郎。その言葉に草若の顔がほころぶ。
志保さんの好きなタンポポの花を手折り、くわえた草若。
あの世の常打ち小屋で、草若の高座が始まるのかと思うと、それだけでワクワクしてしまう。
人の死をこんなにも楽しく、前向きに描いている。とても悲しいんだけど、でもすごく楽しい・・・そんな不思議な爽快感を味わった土曜日だった。

そして予告。
ヤサグレた清海が「嘘つき!」と罵るシーンや、随分と出来の良さそう?な弟子よりも、座敷童子みたいなコスプレの喜代美にビックリだよ~(笑)何なんだアレは??


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【ちりとてちん「立つ鳥あとを笑わす」#114】

草若はもはや、医師が目を離せない状態だと言う菊江。それでも病院で一生を終えるよりは、一晩だけでも家に戻りたい。家の布団で寝たいと言う草若。
弟子の高座をどんな事が有っても観たい、と願う草若。もう今は、最後の気力を振り絞って、生への執念を見せているのだろう。
その事を決める席には小草若も居たと言う。ニギヤカな小草若だけど、内面は淋しがり屋で、気が優しい仁志。たった一人の肉親である草若の命の炎の揺らめきに、小草若の気持ちも相当揺れただろう。でも父の気持ちを最大限に優先した小草若。
小草若は見えない処で、一体どれだけ葛藤してるのだろう・・・。夜中に草若の部屋へ行き、父の布団にもぐり込む仁志。
父親の温もりを、自分の身体に記憶させておこうとする姿に目が潤んでしまう。涙を堪える小草若に、観てるこっちは堪えられそうもなかった。

翌朝、出掛ける弟子達に火打石を打つ糸子。ひとりずつ師匠にお辞儀をして出かけていく。そしてこれが、弟子達が見る最後の草若の姿になるのだろうか。
小浜の和田家では、今日が喜代美の落語会だと思い出した様に言う正典だけど、忙しいのかな~。行かなくていいのか皆。糸子と小次郎以外は小浜に居るんだね。
喜代美の創作落語、聞きに行くかと思ってたんだけど・・・。今更構えている様な雰囲気でもなさそうだ。
自信作を作ったと小梅に話していたのか、喜代美。
小梅が正典にハッパをかける。「正太郎ちゃんに見せる自信作」をいい加減作ったら?と言う小梅に、驚いたかの様な正典。
これが正典を、更に突き動かすキッカケになるんだろうか。

草若と共に天狗座へ出かけようとする糸子。だが草若は縁側で目を閉じている。苦痛に顔を歪めそのまま倒れ、病院に担ぎ込まれる草若。
糸子が必死に草若を呼ぶが、既に意識を失ったままの草若。

草若危篤の連絡を受け、呆然とする小草若。いつかは来ると解っていても、いざその時が来たら、声が震え、自分でもどうしていいのか判らない。
今から高座だと言うのに、父親の居る病院へ行こうとする小草若。

芸人の世界の厳しさか。親の死に目に立ち会えないかもしれない。普通の人が当たり前の様にしているであろう事が、芸人であるが故にままならない。
泣きながら「この先講座はなんぼでもある。でもオヤジは、たった一人の親父なんや」と言う。小草若の気持ちが大きく揺れている。

行きたい気持ちは誰もが一緒だ。でも師匠はそれを望んではいないだろう。息子達には自分が教えた事全てを、高座で披露して欲しい。観客に見せて欲しい。
弟子達が自分の処に来るのではなく、俺がお前達の高座を観に行く。どんな事をしてでも。
泣き崩れる小草若の肩を抱き締め、号泣する草々。じっと悲しみを堪える四草。年長者らしく冷静に振舞おうとする草原。流れる涙を止められない若狭。
お客さんは待っている。弟子達の会を見る為に足を運んでくれた人達への期待に最大限に応える事が、今の彼らにとっての使命・・・。

高座での若狭は見事だった。気持ちを切り替え、観客の為に笑いに徹した。悲しい気持ちを抑え、師匠の状態ですらネタに変えた。
ソデで聴いていた兄弟子達の目は潤んでいるが、口元には笑顔がこぼれる。
それは確かに、病院に居るはずの草若にも届いていた。と言うか、師匠の魂は天狗座に来てるんだよな。
涙が止まらなくなってきた。悲しいと言うよりも、師匠が皆の傍に居てくれる事が嬉しくて・・・本当に嬉しくて泣けてきた。

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【ちりとてちん「立つ鳥あとを笑わす」#113】

小次郎の本質を知ってる草若だからこそ「心の綺麗な人」と言えるんだろうな。確かに、困った部分の方が多いから、そっちに目が行くのは否定出来ないんだけど。
でも、宝くじを師匠の為に喜んで買いに行く小次郎さんは、やっぱりとても単純で裏表の無い真っ直ぐな人だよな。そして、自分よりもずっと年上なのに、まるで子供みたいな小次郎を見る奈津子の目には、母性愛みたいなニュアンスも感じてしまう。

師匠と二人で語らう奈津子。喜代美が落語家になると決心した時から、ずっと撮り溜めてきた写真を草若に見せる。
そして、その写真と共に、喜代美の記憶を辿っていく。
家事ばかりの日々で腐りそうになった内弟子時代、清海に投げつけた言葉で、喜代美の冷え切った心を温かなお茶で落ち着かせたあの時、ガチガチに固まってしまった初高座・・・その時の瞬間を綺麗に記録している奈津子。奈津子の話を聞きながら、草若も当時を思い出している。

喜代美が悩み苦しんだ時も、草若はいつも導いていた。言葉でなく態度で示した時も有れば、厳しい言葉の中に大きな温かさを感じさせてくれた事もあった。そうやって、いつも弟子達を見守っていた草若。

創作落語に四苦八苦している喜代美の向こうで、地獄八景について討論し合う兄弟子達。真っ白なノート、ネタが思い浮かばないのに兄さん達と来たら・・・楽しそうでズルイ(笑)
そんな気分か喜代美は。でも20代半ばにもなって、4~5歳児レベルで周囲に「ズルイズルイぃ~」と駄々こねるのは、さすがに可愛くないぞ。
末っ子の甘えっぷりを表現してるのかもしれないけど、せめて「ズルイですぅ~」ぐらいのニュアンスで喋らないとなぁ。頭撫でられる喜代美、すっかり幼児だな、もう。

弟子の会前夜。
皆が揃って晩餐。蕎麦があるって事は、糸子さんが打ったのか~。
師匠にお酌を、と喜代美に白湯の入った徳利を渡す糸子。こういう細やかな気遣いが出来る処は、やっぱり糸子さんだ。
乾杯の挨拶で「ガンビャッテ」と噛んでしまう草原。噛み続けるから横から四草にかっさらわれてしまった。久々だな、こういうシチュエーション。
食事をしながら談笑する弟子達。ここはアドリブなんだろう、喋りが自然で面白かったよ。
「もうちょっと食べたい~」と、四草の魚を横取りしてたのか小草若(笑)。何か妙に可愛かったんだけど。
そんな楽しそうな宴席で、弟子達の名前を一人ずつ呼ぶ草若。改めて姿勢を正し、草若を見る弟子達。
そんな彼等に草若が言う。
「おおきに、有難う。」と感謝の言葉を言う草若。
本当は目を離せない状態なのだ、と寝床で語る菊江の言葉と重ね合わせて観てたら、ひとつずつ思い残すことが無い様にと片付けているみたいで・・・泣けて泣けてしょうがなかった。

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山嶽党に呼び出され、窮地に陥る鞍馬天狗と近藤勇。剣と銃ではいくら何でも・・・と思っていたら吉兵衛が助けてくれた。う~ん、いつもイイ処でイイ味出してる吉兵衛さんだ。
佐幕派、倒幕派共に山嶽党のスパイが入り込んでいた。それならば・・・と、典膳は山嶽党のアジト潜入を実行する。
しかし、天狗の装束に扮して、刺されたフリして仕込みの血を流して、橋から落下してずぶ濡れの桂さんも大変だよな~(笑)。で、毎週の天気予報も欠かさない桂さんですな。

そして白菊も負けてはいない。やっぱりカワイイだけの、只のお姫様ではなかった(笑)。自力で囚われの状態を抜け出し、更に「やられたらやり返す」をキッチリ実行する白菊に、逞しさすら感じたわよ。カワイイけど気の強さは誰にも負けてないわ。
それは幾松姐さんも同様。回を追う毎に、姐さんの美しさと粋なカッコ良さにハマってしまう。来週は姐さん出まくり?楽しみだね。
今週は山嶽党&三島屋を倒す為に、天狗と新撰組が結託する。普段は敵同士なのに、共通の敵を倒す為に結果的に強力しあう二人。
敵ながら天晴れ、と言わんばかりに天狗の剣術を認め、それでもいつかは倒すと言う勢いの近藤さん。
今週は新撰組もカッコよかったと思うんだけど。天狗は毎週カッコエエけどなっ(笑)。
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【ちりとてちん「立つ鳥あとを笑わす」#112】

清海と喜代美を見てると、常に光は同じ位置ばかりを照らしている訳ではない、ってのが良く判る。
朝の来ない夜は無いし、日はいつか暮れていく。そうやって繰り返されていく人生。
小学生~10代の清海には華々しさだけが有った。でも20代の清海は暗い陰に居る。一方の喜代美は、10代の頃までは全くいい所が無かった。更に自分で日陰を選択し、イジケ人生を送って鬱々としていた。
しかし今の喜代美は、温かな人々に囲まれている。
清海の凋落は予想通りだったけど、このまま暗い表情の清海を見続けるのは、ちょっと辛いわね。

清海が魚屋食堂に箸を持ってきたのは、友春に頼まれたからなのか。店の箸・・・って事は、此処では割り箸は使ってないんだ。素晴らしい。地球に優しい魚屋食堂ですな。
私も今度から、外食の時はマイ箸でも持ち歩こうかなぁ。実は割り箸ってあまり好きじゃないんで。

未だに店に飾ってある清海のサイン。それは未だ華やかな頃の自分が書いたものだ。でも今は・・・。見たくないだろうなぁ。あの頃の自分と、今の自分と比較してしまってるから、そんな表情するんだろうな清海は。
ず~っと底の状態だった喜代美は、今は自分で何とか必死に歩いている。周囲にも心を打ち明けられる人が何人も居る。人生の師にも出会えた。

でも清海には、それが有るんだろうか。心の内を話せる人も居なさそうだし、暗い闇の中に居るかの様な清海だ。
喜代美がどん底だった頃よりも、更に深淵に居るみたい。でも喜代美の場合は、自分からビーコを選んでたから、比べるモノでもないけどね。

竹谷と現れた小梅を見た時も、居心地悪そうな顔色の清海。空気が読める順子には、そんな清海の心情が見えている。

友春の「焼鯖食うて行け」の口調が、何処か幸助に似てきた様に聞こえるのは気のせいかな(笑)。毎日焼いているから、少しは上達したのかもしれない。友春の態度にも、鯖を焼く事への自信みたいなモノが見える。でも今の清海には、一体何が有るのだろう。

清海と化石を交換した時の経緯を草々に話す喜代美。恐竜の化石発見で騒がれ、自分が見つけた訳ではないから訂正すると言う清海に、そのままでいいと言ってしまった喜代美。学園祭の三味線ライヴでの照明係といい、この化石の出来事といい、自分が脚光を浴びる可能性は幾らでも有ったんだけど、それを自ら手放し、その度に後悔していた喜代美。
草々の言う通り、喜代美が悪い。でも喜代美だって、自分で判ってるんだよね・・・。

様々な紆余曲折を経て、草若と出合った時の事を思い出す喜代美。草若が時折、亡き正太郎と重なる事がある。
草若がかつて言った「此処に居ったら一つだけエエ事が有るで。一人やない、っちゅう事や。こんなどうしようも無い奴等でも生きてんねんな~と思うたら、クヨクヨ悩んでんのがアホらしゅうなるやワカラン。」って言葉。
喜代美の話で草々も「そう言えばそういう事があったな」と思い出す。

しかし草々の成長っぷりはスゴイ。回想シーンの中の草々は恐竜並の知能しか無かったが、冷静に分析している草々は、30代の人間(男)に進化してる~。草若の深層心理まで分析する草々にはビックリだよ。
其処は毎日見ていて楽しいが、回想シーンの長さには少々食傷気味な私。これは初見の人向けなのかな。今週はそう思って、付き合っていくしか無いのかなぁ。
でも、落ちぶれて呑んだくれていた草若が高座に復活した、寝床寄席の場面は名シーンだ。だからこそ未見の人には、どうしても見てもらいたい場面だろうな、きっと。

え?恐竜博物館?これは正平の夢、再燃の予感??

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【ちりとてちん「立つ鳥あとを笑わす」#111】

草々ってばホントに涙もろいんだな。喜代美が話す正太郎の思い出に、まるで自分の事の様にむせび泣く。
このプラス方向な単純さ加減がいいんだよねぇ、最近の草々。
喜代美の宝物は、祖父との触れ合いで得た数々の言葉。短い期間にいっぱい貰った言葉を頼りに、今までずっと生きてきた。

糸子さんったら、うさぎリンゴをカニ爪に見立てて何をやってるんですかいな(笑)でも、こんな明るさが草若を和ませている。糸子さんが居てくれてよかった。お父ちゃん有難う。

小次郎が心の内を見せるの、初めてじゃないかな。いつも明るく振舞うか、ケンカして不貞腐れているか、そんな姿しか見ていなかったけど。
内心は喜代美と同じ様に、色々と考え、傷付き、悩んでいたのかと思うとちょっと嬉しかった。小次郎の描写もちゃんと有って良かった。
出来のいい兄と、そうでもない自分を比べ落ち込む。父は兄に期待するけど、自分にはそんな姿を見せない。
淡々と草若に話す小次郎、それを黙って聞く草若。
家族には言えなくても、他人には言えてしまう心の内側。「正」の文字を受け継いでいない事への劣等感みたいなものを感じていたのか小次郎・・・。
私は「正」は長男のみが受け継ぐのかと思っていたので、全然気にしてなかったわ。
それよりも小次郎の小が小梅さんから、郎が正太郎からと推察した草若には恐れ入りました。我が子もそうやって名前を付けたから判る・・・って、そうか確かに仁志の名前には、草若の本名仁之助と志保の名が入ってるわ。
小次郎、草若に悩みを打ち明けたのは大正解だったね。
自分だけが正太郎の遺言も聞けず、やっぱりどうでもいい存在なのかとイジけていた小次郎。でも草若は、実は言い残したくても時間切れだったのでは?と小次郎に向かって言う。更に、本当はもっと伸び伸びと、自由に生きろって言いたかったのではと言う草若。

正太郎の言いたかったであろう事を草若が言ってくれる。
小次郎の悩みが、す~っと消えていったかの様だった。不覚にも涙が溢れて止まらなくなった。小次郎の気持ちが、本当に晴れていく様を見れて良かったよ。


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【ちりとてちん「立つ鳥あとを笑わす」#110】

若狭との二人会で、地獄八景を演じるつもりだった草若。だけど今の状態では無理だ。
だから4人の兄弟子達に、自分の代わりに地獄八景を演じてくれるようにと頼む。
病室で稽古をつける草若。四草、小草若にアドバイスをする草若だけど、草々は褒められている。一緒に聴いていた看護師も小さく拍手してるよ。
だが草々は褒められているのが我慢出来ないのか、自分の目標を更に高い処に置いているのか。
「ええなぁ~」と褒められるよりも、色んな処を指摘されたいんだな草々。でも昔の草々ならともかく、今の草々は師匠の目から見ても、技術力が上がってるんだよ。だから褒めてるんじゃないのかな。
喜代美が後ろで一生懸命口パクで一緒にやってるのが、熱心というかカワイイと言うか・・・しかし今のアナタがやるべき事は、他にあるのでは???
草原の稽古でも後ろで口パクしてたけど、草若に「何か飲む物が欲しい。」と、上手くかわされたな。

しかし、草々が家で一生懸命稽古してるのに、邪魔するかの様に大きな声で「ええなぁ~兄さん等は~」なんて言うのはどうかと思うんだけどな。
自分が師匠との付き合いが一番短い・・・って、またかよ喜代美。どんだけ卑屈なんやろ。
付き合いの長短とかいう見方しかしていない処が情けないわ。言ってる事が未だに子供やないの喜代美は~。
草々も以前は子供だったけど、最近じゃすっかりいい感じに大人だ。子供並に拗ねてる喜代美に「お前だって小さい頃に出会ってるやないか」と喜代美を諭している。
嗚呼、草々ってばいつの間にこんなに成長したんだろ。

草々に言われて、自分が師匠の落語に出合った頃、草々が何をしていたか聞き返す喜代美。でも草々はその三年前に師匠の落語を聞いている。
それを知って落ち込む喜代美。すまん、マジでこういう処鬱陶しいわ。
早い遅いで一喜一憂してるけど、どうでもいい事を重要視するのが頂けないわね。やっぱり今でも、自分からビーコを無意識に選ぼうとしてるもん。

小浜に転校した時の事を思い出す喜代美。草々もエーコとビーコのエピソードは知らなかったから、その名前の由来と、自分からビーコを選んだ喜代美には少々呆れ気味。
自分で選んでおいて「エーコの裏側のビーコ」って思い込んで・・・小さい頃から進んで日陰を選んでいた喜代美。それを後悔しつつグズグズ言うても、そりゃ知らんわな。

でも、そんな風に落ち込む喜代美に「そうやって落ち込んでいたから、すーっと落語が入って来た。だからこそ落語に出会えたんや。」なんて見方をする草々の成長っぷりに涙したよ。
随分と立派になったね草々。本当に感心してしまう。喜代美も少し見習おうよ。


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【ちりとてちん「地獄の沙汰もネタ次第」#109】

和田家の人々は本当にニギヤカだ。喜代美見てると、ホントにいい家族に恵まれたな~って思う。
ちょっと怖いお父ちゃん、誰が見てもオモロイお母ちゃん、脳天気でお気楽な明るい叔父ちゃん、冷静かと思いきや、叔父ちゃんそっくりと化した弟・・・。
これだけ楽しい家族に囲まれてる喜代美って幸せ者だ。お金には不自由してるかもしれないけど、血の通った温もりのある家庭が、今の喜代美を育んだ。
それが自分にとっての財産なんだけど、今の喜代美は気付いてるかな。
家族の出来事を話す喜代美、それを面白そうに聞いている草若。喜代美は気付いてないけど、その生き様自体が既に落語みたいなんだから、そこからネタをひねり出せばいいのだけどな。
自分ではつまらないと思っていても、他人から見れば面白い。
それって、言われないとわかんないよね~。だって自分じゃ「つまんない」って思い込んでるんだから。
師匠に言われた事で、喜代美開眼した??
小次郎の宝くじネタをミックスして、即興で作ったのかな。草若の前で創作落語を披露する喜代美の姿は、本当に自然体でハマっている。
古典で男を演じるより、うそ臭くなくていいじゃないのさ。

師匠が一日だけ戻ってきた。外泊許可を貰ったのは、弟子達に稽古をつけるためだ。
地獄八景亡者戯を五人の弟子達に聴かせる為に、稽古場に帰ってきた草若。
師匠の真剣な表情、弟子達の神妙な面持ち。辛いんだけど、ピンと張り詰めた様な緊張感に、観てる方も背筋が真っ直ぐ伸びた様な感覚になってしまった。
これが実質最後だなんて・・・ナレは哀しい内容だったよ。

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【ちりとてちん「地獄の沙汰もネタ次第」#108】
冷静に考えたら何言ってるんだろう自分・・・って思っていただろうな、小草若は。でも、誰かに気持ちをぶつけずにはいられなかった。
ぶつけられた草々と喜代美が、本当に申し訳無さいっぱいの表情でうなだれている。
何で、もっと早く気づかなかったのか、という思いは、草々だって有った筈だ。もしかすると自分を責めていたかもしれない。
それは喜代美も同様だろう。自分の事ばかり考えていて、草若の本当の状態に気付かなかった自分自身を責めていた・・・(と思いたい)。
そこへ、小草若に「何を見とったんじゃ!」と責められ、更に気持ちが沈む草々と喜代美。小草若見てると、本当に可哀想になる。

見ていて辛くなるシーンばかりがいっぱい有ったけど、病室で草若に語る小梅さんに、ちょっと安堵してしまった。
正太郎の思い出を語りながら、涙を浮かべる小梅。その話を優しい目で聞く草若。確かに泣けるんだけど、正太郎の時に言えなかった言葉を、草若に伝える事で小梅さんの後悔する気持ちも少しだけ軽くなってるのかなと思うと、何だかほっこりした気分になった。

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ぼちぼち思い出しながら書いてるのです・・・。

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録画していたのをようやく観た。
今週の敵は山嶽党と名乗る集団。これは新撰組にとっても敵だ。その殺し屋集団に、謎の豪商三島屋清左衛門も絡んでいる?大量の硝石で何を図ってるのか??

しかし、吉兵衛は献身的に働くよなぁ。吉兵衛が居てくれるお陰で、典膳の仕事も、かなりやり易そうだ。
幾松姐さんの出身地は若狭、小浜の出だとか。じゃあ姐さんも鯖好きなのかな。喜代●よりは清●に近そうな姐さんだけど。
そして今週の近藤勇も完璧にかっこいい。もう「漢」という文字が似合いそうだ。
そんな近藤さんと鞍馬天狗が鉢合わせした。
山嶽党に呼び出された二人だけど、最初は二人が戦っていた。でも山嶽党の連中が現れると、共に敵に向かって戦う。
あっ面白くなってきた~と思った処で今週はお終い。うわ、此処で終わりか?さらわれた白菊を、早く助けて天狗様~っ。
それにしても三島屋役の石黒賢、いつ見ても年が殆ど変わらない様に見えるわ。
若いと言うか、何と言うか・・・。

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【ちりとてちん「地獄の沙汰もネタ次第」#107】

言葉にならない衝撃だった。あと僅かしか時間が無いと言う糸子の言葉。
喜代美の頭の中は真っ白になる。

草若が倒れた事を知らされる、小草若の呆然とした表情。
医師から草若の病状を聞かされ、顔面蒼白の弟子達。
病院からの帰り道、菊江さんの店で涙を零す小草若。震える手で九官鳥の平兵衛に水をあげようとして、その器を取り落としてしまう四草。
これから出番を控え、表情を必死で作ろうとする草原。一生懸命に笑おうとしているのに、哀しみがこみ上げて来て・・・そんな草原観てたら泣けた。
そして内弟子部屋では、気力を失ったかの様な草々と喜代美。

それぞれが、草若がいずれ死ぬという現実を前にする姿に涙した。ホント、観ていてキツイです・・・。
更に泣けたのが、大阪にやって来た小梅さん。糸子の様子が変な事に気付いたんだろうな。その表情がとても温かいから、観ていると涙が溢れて止まらなくなった。

病室で「ヒトシ、すまんなぁ。」と弱弱しい声で小草若に詫びる草若に泣いた。
喜代美が泣きながら「大事な人が遠くに行ってしまうのはイヤです。」と言う姿に、「俺が先に死ぬのがかなわん言うのやったら、お前が先に死ぬしかないやないか~」と言う師匠に涙しつつも、やっぱ人を笑わせるプロだなぁ、なんて思ってしまった。
人はいずれ死ぬ。頭では解っていても、喜代美みたいな気持ちになってしまうのは判る。自分にとって大切な人、家族同然の人がこの世から居なくなる・・・それを想像するのが怖い。
正太郎の死に辛い思いをした喜代美。人の死に触れたのは、恐らくあの時が初めてだっただろう。その哀しい思いを二度としたくない。
でも、人はいつかは別れが来るんだよね・・・今日の師匠の言葉、噛み締める様にして聞いていた。

お前の落語で、俺を笑わせてくれ。
死ぬその時まで、周囲の哀しい顔なんて見たくない。草若の心の中は、そんな気持ちなんだろうか。
師匠の言葉に、喜代美がやる気を出した。
「やってみます。」と言う喜代美。どうか笑わせてください。精一杯に。


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【ちりとてちん「地獄の沙汰もネタ次第」#106】

常打ち小屋を作りたい。
弟子達の前で自分の思いを告げると、そのまま部屋に戻った草若。
志保の写真を見ながら、師匠は何を思うのか。時折襲ってくる苦痛に顔を歪める草若。
糸子が草若の処に来た。やはり見ていられなくなったのだろうか。
障子を閉めて糸子が言う。
入院してほしい、お願いします、と真剣な表情で言う糸子。でも草若は「やらなければならない事がある」と言う。
そんな草若に対し、糸子は言う。
何かをやってないと怖いから、そんな風に次から次へと動いているのではないのか。

草若に言った糸子の一言は図星だった。
「かないまへんな奥さんには。」
糸子の勘は、草若の本当の心を見透かしていた。

草若が絡む、かつての常打ち小屋の事情を知らない喜代美は草々に訊ねる。喜代美が入門する三年前に起こった出来事を説明する草々。
何が師匠をそうさせていたんだろう。周囲が止めるのも聞かず、一人で動き回っていた挙句、見つけたFPには金を持ち逃げされて・・・。
FPとかBPとか聴くと、つい前作を思い出してしまう。
どうしても作りたかった事情は、今後説明されるんだろうな多分。

草若は糸子に「地獄八景亡者戯」の概略を話す。
地獄を楽しい所と考えた昔の人の気持ちが、今の自分には良く理解出来る。死ぬのは怖い事じゃない。地獄は楽しい処、そういう風に思わないと耐えられない。
マトモに向き合ったら、怖くて怖くて・・・。
「みっともない男やて思いはりますか?」
師匠の言葉に糸子の目が潤む。
陽気なお囃子に送られて、地獄までの道中を笑って行きたい。だから思い残す事のない様にしたい。
涙を堪える糸子・・・。

糸子は帰らなくていいのか~と思っていたけど、師匠が本心を吐き出せるのは今、糸子だけしか居ない。
師匠の気持ちが楽になる為には、糸子は大阪に居てくれた方がいいのかもしれない。
でも小浜には、ちゃんと説明してるんだろうか?していないんだねやっぱり。
小梅の電話を謝りつつ切っていたけど、特に正典には、きちんと説明した方がいいと思う。
糸子の思う事を、ちゃんと説明すれば正典も小梅も解ってくれそうな気はする。
黙ったままだと変な誤解しか生まないんじゃないかと、ちょっと気懸かりだ。

弟子達は寝床で常打ち小屋の話をする。説明してくれたお陰で、常打ち小屋があれば、どれだけ落語家にとって有利なのかは解った。
テレビでは伝わり辛い面白さを、多くの人が生の落語に触れる事によって伝えたい。
これは落語に限った事じゃないけど、生の魅力ってのは確かにある。現場で見ると感動の度合いが違うもんね。
熊五郎が「解るで、同じエンターティナーとして。」なんて言うてるけど、熊はん最近歌ってる処見せてくれんなぁ。観たいなぁ(笑)

いくら噺家が口から口へと伝えても、聴いてくれる者が居なかったら、本当の意味で伝わった事にはならない。
磯七の言葉に「其処が伝統芸能の難しい処です。」と厳しい顔の小草若が言う。
これは敢えて小草若に言わせてるんだろうか。何となくそう思った。

そして喜代美ったら、未だにウジウジ言ってるのか。
喜代美の洞察力の浅さに溜息が出そうになる。少しは成長してるのかと思いきや、またも浅い考えを皆の前でぶちまけ、ひとりで悩む。
高校の頃の喜代美が悩む姿には同感出来たけど、流石に20代半ばで進歩が全く見られないのは、ちょっとイタイ。
どんくさい、何の芸も無い子を弟子にして、失敗したと思うてるんやないか・・・って、考え方が進歩してないやん。
以前、夫婦落語会の後で「高校生の頃と何も変わってない、脇役のビーコや」って言ってたけど、あの後順子に"人生の主役とは"を言われて、ようやく気づいていた喜代美。
未だに進歩しない喜代美の考え方を見てると、脇役になる事を無意識に望んでる様にしか見えない。自分から隅の方を歩こうとしてる。熊五郎も流石に呆れている。
誰か、この阿呆にビシッと言うてやり~と思っていたら、すかさず四草が言った。
「自意識過剰や、師匠がお前の事ばかり考えてる訳ないやろ」

全く四草の言う通りだ。喜代美は師匠がどういう人物なのか、未だに理解していないとしか思えない。
多少キツかろうが、もし順子があの場に居ても、四草並みの事を言ってただろうと思う。
鞍馬に常打ち小屋の件で必死に頼む草若。残された時間を考えると、無理だろうと何だろうと、悠長な事を言ってる場合ではない。
自分も土地家屋を売って、資金の一部を用意する・・・そこまで言う草若に、鞍馬が出した条件は、師弟落語会で草若と若狭が演じ、それを客が面白いと思ったら考えてもいい、というものだった。
鞍馬も、いつにない草若の態度を見て、少し譲歩したんだろうか。土地家屋まで売るって只事じゃないもんな。

草若から師弟落語会の事を聞き、草々は喜び、喜代美は戸惑う。自分でいいのか、と言う喜代美だけど、鞍馬直々のご指名だからいいんだよ。
他の弟子達もやった事がないんだから、大抜擢だな~。良かったではないか。
師匠のネタは地獄八景と聞き、草々が目を輝かす。久しぶりですねぇ~と言う草々、何だか嬉しそうだよ。
青木君は、徐々に草々と同化して来ている様に見える。
最近観てたら、演じてると言うよりも、草々そのものが其処に居るかの様に見えるわ。

私は何にしよう・・・と迷う喜代美に、草若は「早く創作落語のネタを作らなければ、間に合わない」と言う。
草々が喜代美の代弁をするかの様に「ココはよう稽古を積んだ・・・」と言い掛けるが、草若は草々の言葉を遮る。
喜代美は自分の中のモヤモヤした気持ちを、遂に草若にぶつけた。
私はそんなに古典に向いてないのか?自分だって色んな事に挑戦してみたいけど、そんなに器用な人間じゃない。それは師匠だって判っているのではないのか?
「師匠は私に、落語を辞めさせたいんですか?」
喜代美は草若に問う。

んな訳ないじゃん~。でも草若も喜代美に、もう少しヒントを与えていても良かったのにな。喜代美の何処を見て、創作に挑戦してみる様に言ったのかを話せば、喜代美も少しは理解出来ていたかもしれない。でもそれって甘いのかな。自分で考えろって事なのかな。けど「創作せぇ」の一言だけでは、喜代美はただ戸惑うだけだった。

激しい痛みが師匠を襲う。
堪える草若、その様子がおかしい事に気付く草々。
苦痛に耐えながら草若が言う。

若狭に落語を続けさせたい。女が落語をやっていこうと思ったら、男以上に大変だ。だから男と同じ事をやっていては、食べていく事が出来ない。若狭みたいな不器用な子に古典を教えるだけではダメだ。この道で生きていける術を身に付けさせてあげなければ・・・。

そう言って、師匠が倒れた。

師匠は草原の言う通り、もっと大きなモノの見方をしていた。自分が居なくなっても弟子達が落語で生活出来る様にと、常打ち小屋の建設に必死なのかもしれない。
そして、自他共に認める不器用な若狭の為には、創作という道で確立してほしいと願う草若。
そんな師匠の気持ちに涙が出てくる。今週は観てるのも、感想書くのもかなり辛い。

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【ちりとてちん「地獄の沙汰もネタ次第」#105】

創作落語じゃ師匠の落語を受け継ぐ事が出来ない。
そう訴える喜代美だけど、草若は「言う事を聞かないなら破門。」と喜代美に言い残す。
そんなやり取りを聞いている糸子。その表情を見てたら、やりきれない気分になってしまう。
事実を知ってるのは糸子さんだけ。口止めされているから、言いたくても言えない。糸子には何も出来ない。ただ見守るだけ・・・。

でも喜代美、古典落語を練習して、芸風を真似る事が「受け継ぐ」って思ってるんか。それって先日、尊建が草々に言ってた「只のコピーや、物真似や!」になるだけじゃないんだろうか・・・って気がするけどな。
受け継ぐってのは、その精神とか、姿勢なんじゃないのか?創作、古典を問わずに。

そんな重苦しい展開を和らげてくれるのが、落語再現シーン。
今日は友春が若旦那だ。劇中劇でもアホぼんなんだが(笑)。フグを食べて当たって死んだ、地獄ツアーご一行様・・・って(笑)しかし、楽しそうな落語の世界の地獄だ。

草原に、「師匠は自分を見放したんだろうか」と相談する喜代美。言う事を聞かないと破門とまで言われた事には、さすがに草原も少し驚いていた。
喜代美は本当の事を知らないから、今の草若に戸惑う気持ちはよく判る。しょぼくれる喜代美に言った草原の言葉は、なかなか説得力があった。
入門から5年以上も、この家に住む事を許されているのは喜代美だけ。
他の弟子から見れば羨ましく思えるのかもしれない。
ちょっと視点を変えるきっかけを草原が作ってくれた。だから喜代美の表情に笑顔が戻る。

セミの亡骸を手に取り、じっと見つめる草若。それはいずれ訪れる、自らの最後を重ねているのだろうか。そんな師匠を見ていたら涙が出てきた。
買い物から戻った糸子が見たものは、蝉の墓に線香を立て、スコップでならす草若の姿。草若は「地獄八景亡者戯」を一人で話す。ボソボソと一人で喋る草若。

喜代美が初めてこの家に来た時も、草若は庭にしゃがんで愛宕山をやっていた。
あの時と同じ様に、ボソボソと呟くように話す姿を、今度は糸子が見ている。
草若の丸まった背中に溢れる寂寥感は、まだやり残した事が沢山あるから死にたくない、って無言で言ってる様にも見えて・・・。

糸子は離れに居候してるのか。壁をぶち抜いてるから、三人で寝る位どうにかなるのか。しかし草々は(ピー)じゃないのだろうか・・・と下世話な事を考えてしまうよ。
佐々木すみ江さんが青木君の事をスタパでベタ褒めしていたが、「篤姫」の菊本様もちりとてちんがお気に入りだそうですよ。
以前有った壁が無くなったのは何故?と素朴な疑問を娘にぶつける糸子。そんな質問にテレまくる草々と喜代美。
何か有る、とは感じていても、それが何なのかは判らない糸子だ。
糸子の言葉で、プロポーズのあの日の事を思い出す二人。テレまくりですな(笑)。
しかし喜代美といいミツといい「お前は俺の故郷や」と草々に言われ、勘助には「ワシの城だ」なんて言われて果報者じゃの(笑)。

そこに現れる草若。草若の用件は「近日中に此処を出て行って欲しい」だった。内弟子部屋にいつまでも住まわせる訳にはいかない。
何処となく突き放した様な言い方の草若だ。事情を知ってる糸子には判るが、喜代美はまたも、自分が見放されたかの様な気分になってしまう。
糸子の表情が、何とも言えなかった。

翌日、弟子達を全員集め、草若が切り出した話は「常打ち小屋を作りたい」という事だった。その話の内容に、険しい表情の弟子達。
四草が真っ先に口を開く。
「失礼ですけど、まだ懲りてはらへんのですか?」
険しいままの四草に、更に険しい草々がたしなめる。でもそれは事実、今のこの時世に落語の常打ち小屋は厳しい。
そう思うから皆険しいのだろう。まして前は借金までこしらえてしまい、天狗芸能に肩代わりしてもらう状態だった。
前と同じ轍は踏めない。だから今度は、弟子達にも先に相談しているし、天狗芸能にも相談するつもりだと言う草若。
しかし草若の話は、何処か無理がある・・・そう思うから草原が草若を止めようとしていたのだろう。
今も落語の人気は無い、以前と状況が変わってるとも思えない。だから今相談しても、返ってくる答えは変わらないのではないか。

草若自身も判っている事だけど、でももう自分には残された時間が僅かしかない。
明らかに焦っているのが判る師匠と、師匠の発言に漠然と不安を感じる喜代美。
そして草若が何故急ぐのか・・・たったひとりだけ、その本心を知る糸子。
三者三様の思いが巡る内容だった。

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【ちりとてちん「地獄の沙汰もネタ次第」#104】

糸子の問いに、何と答えるのだろう師匠・・・と思っていたけど、ありのままに事実を答えていた。
医者には手遅れだと言われた、手術しても助からない・・・草若は淡々と、自分の病状を糸子に話す。これにはさすがの糸子さんも言葉を失う。
誰にも黙っていてほしい、と言う師匠だけど、小草若にも???師匠、それでいいんですか?
小草若にとって、たった一人の肉親である草若に今、何が起きてるのか知らせなくていいのだろうか。
でも、師匠にとっては未だやらなければならない事が残っている。それを解決するまでは入院なんてしていられない。
残された時間を自分が満足いく様に使いたい。だったら、未だこの事は誰にも黙っていてほしい。
そんな草若の心の内を見てしまった糸子。

喜代美は草々に創作落語の事で相談。しかし徒然亭の弟子達では、誰も経験者が居ない。どうやって作ったらいいのかも判らない、と嘆く喜代美に、草々は何かを思いついた様子。喜代美の腕をひっぱり、「ちょっと来い」と連れ出す。

尊建が寝床の舞台で落語をやっている。しかもネタは尊建の創作。創作落語の作り方に悩む喜代美に、草々が思いついたのは尊建の落語を見せる事だ。
喜代美に勉強させる為に、尊建に頼んだんだ。そしてそれを引き受けた尊建。
尊建も善人の描写が増えましたね~。かつては徒然亭に対し、散々悪態をついていた尊建だけど、今では草々の良きライバルだ。
しかし寝床の皆に「面白い」と褒められ、尊建、ちょっと図に乗ってきたか?
「いずれは、これも古典になるやろうけどな~」と得意げな尊建に、カチンと来たのが草々。
ネタの中に「ダンゴ三兄弟」なんかを組み込んでいたから、草々ったら、そこを突いてきたよ。でも確かに、流行モノはいつか忘れられていく。ダンゴ三兄弟なんて言葉、久しぶりに聞いたわ(笑)
鼻高々の尊建に「お前の落語は普遍性が無い!ストーリーの完成度が低い!」と、散々草本音を吐きまくる草々。
だからさ~草々、アンタが尊建に「若狭の為に創作落語の手本を見せてやってくれ」、とか何とか言ったんじゃないのかな?喜代美に勉強させようと思ったんやろ?その心は優しいな~と思ったのに、落語が絡むとつい熱くなってしまう草々。
本来の目的をすっかり忘れ(笑)、尊建と熱い言葉のバトルを繰り広げる草々だよ。

熱き戦いの場と化した寝床に、突然現れる柳眉。え?柳眉兄さんも呼んでたの草々?
それとも柳眉は偶然通りかかり、中から草々と尊建に言い合う声が聞こえてきたから、吸い寄せられてきたんだろうか。
二人をなだめ、持論を展開する柳眉。兄さんオトナやね~。で、落語を始める柳眉だが・・・。
「お前の押し付けがましい落語なんか聞きたくないんじゃ。」と、今度は柳眉に食って掛かる尊建。
これにはさすがに、いつも穏やかな柳眉もブチッと来た(笑)。後ろで柳眉、尊建、草々が言い合う。若狭が創作落語に悩んでいる、という事実はすっかり他所へ行ってますな(笑)気の毒にな喜代美。

糸子は何故、大阪に残るつもりになったのだろう。淡々と、自分の命の終わりが近い事を糸子に告げた草若。
その顔には笑みすら浮かんでいた。草若の姿に言葉を失っていた糸子だった。
弟子達の思いを語る草若の姿を小浜で見た。そういうのも要因になっているのだろうか。

草若邸で晩御飯の支度をする糸子に、帰らなくていいのかと問う喜代美。
止められていたけど、一旦は喜代美に事実を告げそうになった糸子。だが思い止まり、「落語家になる事を真剣に考えてみようかと思うから、此処で落語家の生活を観察してみる。」なんて適当にごまかした。
母の態度に疑問を持ちつつ、それ以上に喜代美を悩ますのは創作落語。

考えようとして出来るものじゃなさそうだな、喜代美の場合。普段、何気なく喋ってる事が既に笑える内容、って事に自分で気付いてないしな~。

草若が稽古をしている。その声に吸い寄せられ、稽古場の入り口で聞き入る喜代美。
草若が喜代美を見る。
噺の内容を訊ねる喜代美。それは「地獄八景亡者戯」という噺だった。地獄という単語に反応する喜代美。
溜息をつく喜代美に草若が不思議そうな表情をする。その理由を説明する喜代美だが、描写が細かすぎて草若も笑ってしまう。
悪い事したら地獄に落ちる~とか、嘘ついたら閻魔大王に舌抜かれる~ってのは、ワタシ自身も子供の頃、散々聞かされた様な記憶が・・・(笑)

喜代美の子供の頃の嘘。図書室の本を破った事を黙ってたとか、お釣りが10円多いのに返さなかったとか・・・その細かさと話しっぷりが可笑しい。そーいうネタを創作落語で話せばいいのに。
「地獄八景亡者戯」の地獄とは、全編笑いの世界・・・草若が喜代美の為に、その内容を話す。再現シーンは喜代美と磯七。

話を聞いて笑う喜代美。草若も笑っている。
いつか自分もやってみたい、5年後・・・いや3年後には挑戦してみたい。その時には教えてほしいと願う喜代美だ。笑顔で言う喜代美に、にわかに草若の顔が険しくなる。

「お前には、教えられん。」

教えたくても、教えられないのだ・・・草若の心中を、未だ喜代美は知らない。


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【ちりとてちん「思えば遠くへすったもんだ」#103】
喜代美は深夜に一人、草若を待ちながらそのまま寝てしまう。
草々はかなり遅くなりそうなんだなぁ。まぁ、ゴハン要らないって言ってたし。

帰ってきた草若に自分の疑問をぶつける喜代美。兄弟子達の回答じゃ、喜代美自身の納得がいかないって気持ちは判るが、師匠も疲れているだろうから明日にしよう、とは思わなかったんだろうか。
しかし一気に今日の出来事を聞かされて、つい笑ってしまう草若。喜代美の人生ってホント、落語みたいだねぇ。忙しいよね(笑)。
でも師匠が喜代美に対して言った「ホンマに落語が好きなんやな~。」には、えええ、そうなの~?と思ったけどね。
それが草々に向かって言った言葉なら、スゴク良く判るんだけどさ。
喜代美になのか??ちょっと意外な気がする。「ホンマに落語みたいやな~。」なら判るんだけど。
でも「良かったな、色んな事教えてもろて。」と笑いながら頭を撫でる草若は、ちょっといいなぁ(笑)。撫でられる喜代美、羨ましいぞ。

糸子が縁側の下を覗き込む姿に、不審そうな目線の正典&正平。
正典が正平に、糸子が妙な事を言うのはお前がちゃんと働かんから・・・って言うけど、正平にしてみれば八つ当たりにしか聞こえない。
フリーターである事を心配する正典だけど、今の糸子が心配してるのかどうか謎だ。あの言動を見てると、本気で心配してる様子は伺えない。留学に悩む正平を思っていた頃は、心配する母親に見えたんだけど、今は微妙。むしろ正典の方が、正平への思いが強そうだ。
それに、糸子の言動が妙なのは、今に始まった事じゃないと思うんだがなぁ。
お父ちゃんが正平の事を心配するのは判るけど、少なくとも、仕事してるだけ小次郎よかマシじゃん。
だから正平も、自分の事を"貧乏神"なんて言わないでよ~。いつからそんな風に、小次郎のセリフを言う様な子になってしまったのか。留学を諦めた時に、何かが切れたのだろうか。
しかしますます小次郎と化していく、正平の先行きがちょっと不安・・・。

そこに突然帰ってくる小梅さん。
喜代美の結婚式以来の帰国か。しかし小梅さんったら、また若返っているよ~(笑)。旅立った直後も若かったけど、あれは着物だからそれなりに落ち着いて見えた。
そして喜代美の結婚式では、花嫁を差し置いて周囲の目を引く華やかさに、キレイやわ~と絶賛されていた小梅さん。
そしてとうとう、洋服姿で帰って来た。スーツ姿にストールを粋に巻いてる姿、どう見てもお祖母ちゃんと言うよりは、何処かの女性社長みたいな風情を漂わせている。
こんなにイケてる小梅さんなら、鞍馬社長と対決しても面白そうだよ~と、勝手に妄想してみる(笑)。
そんな小梅さんも、さすがに今の正平の姿にはビックリする。そりゃ小次郎化してたら、誰だってビックリだわ。ましてや一番冷静だった正平君だもん。何が彼を此処までさせたのか。清海と同じ位に気になる。

「思い立ったら直ぐ行動せんと、いつプッツリ人生が終わるやワカランさけぇ。」と言う小梅。
いや~まだまだ、小梅さんなら後50年以上はピンピンしていそうだけど。スーツ姿の小梅さんてば、50代に見える。でも、そんな小梅の言葉に、糸子は別の事を考えている。その表情から伺えるのは、やはり先日の草若の姿だ。
草若の苦しそうな姿、遠くを見る目、ヒグラシの鳴き声・・・上手く表現する事は出来ないけど、糸子特有の"カン"が働いた。
そして糸子も、思い立ったら直ぐに行動する。

その頃喜代美は電話を受けている。無言電話に喜代美はつい、先日掛けてきた草々への弟子志願者と勘違いする。だが実は、電話の主は清海だった。
清海は喜代美に掛けたんだろうか?今更草々じゃないよね。でもキライになって別れたわけじゃないし・・・。
清海の表情が、更に暗くなっているのが気掛かりだ。

糸子が大阪にやってきた。喜代美に向かって「アンタの様子見に来た。」って言う糸子だけど、本当は草若の様子が気になった。
あの日の草若を見てたら、どうしても健康状態が悪化してる様にしか見えないもんな・・・。小梅の帰国を聞き、ビックリする喜代美。
帰国したばかりの小梅に家事を任せた糸子だけど、小梅も快く引き受けたらしく、何と、今日の和田家の夕食はパエリアだ。
シーフードたっぷりのパエリアかな?パエリア食べると、ビール呑みたくなってくるんだけどさっ(笑)。

そんな糸子に、自分の落語がウケていないのでは?と、相談する喜代美。遂にお母ちゃんに相談する喜代美(笑)
任しとき!と言う糸子。あああ、妙な予感がする・・・(笑)

夕方になり、外出先から戻ってきた草若。またも痛そうな姿だが、じっと堪える草若師匠。部屋で志保の写真を見ながら、師匠は何を思っていたんだろう。
大方の想像はつくけど、書くのが怖い。

喜代美が稽古を見て欲しい、と草若に頼む。
痛みを堪え、ひとつ溜息をついてしまう草若。相当キツそうなんだけど師匠・・・。でも喜代美の姿を見たら、そんな事も一瞬吹っ飛んだんじゃないかな。
だって男のカッコだよ。ヒゲはアイライナーかアイブロウペンシルで描いたのか(笑)
笑う前に、唖然と見ている師匠。
それでも一生懸命話す喜代美だけど、いっそ出来ればそのまま、最後まで演じ切ってくれたら良かったのにな。途中で我に返ったのが残念だったよっ。
しかしその後の糸子との絡みは、ちょっと笑えるわ。喜代美一人ならそこまで無くても、天然キャラの糸子が絡むと「笑い」が増幅される。
喜代美が母とのやり取りを、一人二役で再現する。その様子に、何かを思いつく草若。

喜代美はずっと前、師匠と出会ったばかりの時に、くしゃみ講釈かと勘違いされた事があったけど・・・。自分の人生がネタみたいなモノだから、上手くやれば面白いものが出来る可能性を秘めている。でも、創作しろ、と言われて直ぐに出来る程、喜代美は器用じゃないし。
「どねしよ~どねしよ~」と、更に悩むのが見えてるんだけど。

そんな喜代美を他所に「やりなれ、その豊作落語言うの」と天然ボケな糸子さん(笑)
落語がザクザク採れるん?と糸子に向かってキーッとなってる喜代美に、つい笑ってしまった。
ザクザク採れる程に、創作出来たらいいんだけどね。

でも創作だと、師匠の落語を受け継ぐ事が出来ないと思う喜代美。その思いを師匠にぶつけてみるが、草若は「創作落語をせぇ、エエな。」と厳しい表情で言い渡す。
いつもと様子が違う事に気付く喜代美だけど、それが何故なのかは判らない。でも糸子の表情には、何か感付いた様な色が浮かぶ。

師匠の部屋に糸子が行く。
草若に向かって訊ねる糸子。
「ホンマの事、教えて下さい。」と問う糸子。
「生きるのが、怖いんですか?」

糸子の質問に、草若は何と答えるのだろう。


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【ちりとてちん「思えば遠くへすったもんだ」#102】

そういえば、何時から小草若は喜代美の事を"若狭"って呼ぶ様になったんだろう。今までは、ちょっと粘っこい感じの声で「喜代美ちゃ~ん」だったのに。
もう諦めたのかな、って一瞬思ったけど、土スタでは「喜代美の事は、まだ諦めてない小草若です。」って言ってたもんなぁ。

ヒグラシの鳴く声が響く夕暮れ時、遠い目で語る草若。
あの風景を見てたら「純情きらり」で、かねが達彦の事を語っていた姿を思い出した。
あの時もかねさんは遠い目をしていた。達彦の生まれた時の事をしんみりと語って、そしてゆっくりと倒れた。
そんな記憶が残ってるから、つい重ねて見てしまう。だから師匠、そんな表情しないでよ・・・そのまま倒れたりしないで、って思ってしまった。

喜代美の質問に、ほぼ予想通りの答えだった小草若。しかし未だに若狭より、持ちネタ少ないのか・・・。
今日のメインは小草若だった。昨日の草原兄さんの時も思ったけど、草々、四草の時よりも物足りない気がする。
でも、セリフの使い方はやっぱり好きだ。過去に使った言葉を、幾度も重ねて見せる手法は、大森先生の風林火山でも見たけど・・・これって何故か印象に残るんよねぇ。
菊江さんの「ウチは喫茶店と違うで~」とかね。藤本先生、いつか大河ドラマ書いてくれないかなぁ。

しかし小草若ったら、中学生の時点で既に菊江さんの処に水飲みに行ってたのか。80年頃の菊江さんのカッコ、確かに若いわ~。今でもお洒落なんだけどね。ところで独身なのか、菊江さん???

師匠は、実子である小草若に対しても温かな眼差しを向けている。ただ、実子であるが故に、他の弟子達よりも甘くならない様にという気持ちが作用する為か、どうしても厳しくなってしまう。
入門したいと言ってきた日も、本人の前では何気ない素振りの草若。でも本当は嬉しくて仕方がない。志保さんと大喜びする草若師匠だけど、両親が喜ぶ姿位は、小草若の前で見せてあげても良かったのにな~って気がする。普段は生意気な小草若だけど、本当は繊細な心の持ち主なんだからさ・・・。
もしも見てたら、「俺、落語家なんかになる意味有ったんやろか・・・。」なんて今頃言う事も無かったかもしれないんじゃ・・・。
うどん1杯すらも頼めない様な状態・・・て事は、タレント業は完全に無いんだな小草若。

母親が病気になったのは自分の所為かも・・・と自分を責める小草若。それを「何言うてんの~」と否定する菊江。
志保亡き後、菊江が代わりに小草若をしっかりと見守っているのがよく判る。時に励まし、時には叱咤し・・・近くでずっと見てるから、真の性格も知ってる菊江さん。
だからこそ「底抜け~は、草々君やったら流行らへんかった思うなぁ。草若さんが気付きはったんは、それが流行るということやのうて、それがヒトシにぴったりの芸風やということやったんと違う?」って言えるんじゃないのかな。

糸子が手土産を用意してる間、急に具合が悪くなる草若。縁側で吐き気を堪えて?いるのだろうか。
喜代美は大阪で待っている。師匠の帰りを待っている。兄弟子達に訊いても、喜代美の中で解決していない事がある。
もっともっと、師匠に教わりたい事は沢山有る喜代美なのに。
ナレが過去形になってるのが、何処か哀しい。

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「石礫のお喜代」って・・・何だか必●仕事人みたいだ。白菊と共に京の町を歩く典膳。
町娘姿の白菊もなかなか可愛らしい。こんなカワイイ子と一緒に歩いていても、他にイイ女が居たら、口ポカ~ンでデレ~ッとしてしまう典膳と、そんなアホ面の典膳に対し、ふくれっ面の白菊に笑った。王道パターンだけどね。気楽に観れるからいいのぅ。

そんなイイ女、お喜代の男は新撰組の隊士・藤倉。しかしいまひとつ、うだつの上がらない男で、いつもお喜代に助けられている。
他人から見たらダメ男でも、お喜代にとっては大事な人。なのに藤倉は、お喜代の悪口を言われた事に怒り、果ては隊士同士で斬り合い死んでしまう。
藤倉の死を嘆き、自分も入水自殺を図ろうとするお喜代。扇子をすっと投げ、それを止める典膳。粋で気障な典膳らしいわ。

桂小五郎の天気予報コーナー(笑)。今度は晴れ予報、コレってもう毎週有るのは確定かな。んじゃ来週もお楽しみに~って処だな(笑)

お喜代が典膳と一緒だった通夜の席で聞いた「大丈夫、私は不死身だ。」の言葉。同じ言葉を今度は鞍馬天狗が言う。
そこでお喜代は気づいた。だから、自分の死の間際に敢えて「倉田さんって人に会ったら伝えて・・・」と言ったのか。覆面を取ろうとした鞍馬天狗の手を、自分の手で止めるお喜代。
鞍馬天狗の腕の中で、微笑みながら息絶えるお喜代。尼にはなれなかったお喜代だけど、最後は主役を助けて死んでいった。
お喜代に散々言い寄ってた土方さんだったけど、全く相手にされていなかったな・・・。
しかし色っぽかったわ~お喜代さん。還俗させたくなる気持ちも、少しはワカランでも無いがね(笑)

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