FC2ブログ
【ちりとてちん「ここはどこ?私はだめ?」#53】
「今度のちりとてちん、最後迄やり遂げる自信、ありますのんか?」
小梅は喜代美の目を見つめる。喜代美はただ、黙って頷く。そんな喜代美の目から涙が溢れる。
小梅はいつも、喜代美のする事に異を唱える事は無かった。
喜代美が、自分の力で仰山笑う事を見つける為に模索する姿を、優しく見守っていた小梅。
時に優しく、時に厳しく、喜代美が迷ったり悩んだりした時には、年長者として温かいアドバイスを送った。
そんな小梅が、今度は小梅自身の為にスペインへと旅立つ。かつての芸者仲間に誘われ、向こうで三味線の指導をすると言う。

喜代美は高校時代の三味線の稽古で「ちりとてちん」が上手く弾けずに、途中で投げ出した事がある。
草若から課せられた「ちりとてちん」の稽古も、不器用な喜代美はなかなか上達しない。一度に二つの事が出来ずに草原から何度も指導され、その稽古風景を草若の酒のアテにされつつ、何とかやってはいるものの、目に見える成果が未だ出ない。そんな毎日に落ち込んでいた喜代美。
でも其処に現れた小梅の姿を見た途端、堪えていた喜代美の感情の糸がプツリと切れた。

喜代美の落語が聴きたい、という祖母の願いに応えようと、おぼつかない口調でノートに書いた「ちりとてちん」を見ながら、一生懸命披露する。
だが、祖母の「それでお終い?」という、イマイチな反応をする姿に、更に落ち込む喜代美。
自分は落語家に向いてないのか、と悩む喜代美に小梅が言う。
そうかもしれない。でも、向いてないからと言って、他に向いているものを探すのか?

小梅を見つめる喜代美。祖母の言葉は更に続く。
喜代美の姿を見て、自分もスペインへ行こうと決めた。残りの人生、自分も仰山笑って生きてみたくなった。
今更、外国語の勉強なんかしたくないけど、好きな事を遣り通す為には、キツイ思いも苦手な事も乗り越えていかなければならない。

「仰山笑うて生きるって、そういう事では」と優しい口調で語る小梅。

いやもう、ホント耳が痛い。小梅さんの言葉が心に沁みました。確かに、努力なくして栄冠は得られない。
あ~もうメンドくさい・・・と逃げていても、何も身に付かないんよね。なんだか自分が諭されているような気分だ。
小梅さんは70歳過ぎても、思い切り良く飛んでいった。正典や秀臣が心配する気持ちもよく解るけど、小梅さんはイキイキとした人生を、自分で切り開こうと選んだのだ。
一生懸命小梅を心配する秀臣が、実の母を気遣う息子みたいで、ちょっと泣けたよ・・・。
正典は納得していた。でも小次郎は・・・母親が居なくなると知って気が抜けたようになっていたけど、小次郎も自分が仰山笑う為に、何か行動を起こすんだろうか??

スペインの海鮮物を自分が焼きたい、という幸助。根っからの職人なんでしょうな(笑)。そんな事書いていたら、シーフードいっぱいのパエリア食べたくなってきた~。

不器用な喜代美だけど、箸の持ち方が美しい。よく躾けている、と小梅の前で喜代美を褒める草若。
では「ちりとてちん」を選んだのは、箸のシーンが多いからなのか。
草若は実に注意深く、人を観察しているのだな。

箸って、意外とヘンな持ち方してる人って多かったりする。居酒屋等で、ナイフの柄を握る時と同じ握り方で、箸を握ってる人とか見ると、もうビックリする。
鉛筆握りと一緒の人なんて、結構多い。そう言う私も、直る迄に相当時間掛かった。
学生時代はソレで通用しても、社会人になって変な握り方してると、色々と損をする。例えば接待の席で箸の握り方が変だったら、相手に与える印象も悪いよね・・・。

小梅が訪ねてきた夜、「寝床」では皆揃って宴会が始まる。炭坑節に合わせて踊る小梅。本物の芸者が見せる芸に、皆が楽しそうに調子を合わせている。
アッ、四草も笑顔だよ~珍しい(笑)。皆揃って・・・皆?あれ?草々が居ないよ。
売れっ子芸人、小草若だって居るのに、草々が居ないのは不思議だ。何でだろう?
もしかしてこれも伏線なのか?


FC2ブログランキング
 にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
ランキング参加中です。よろしければクリックして頂けると嬉しいです
スポンサーサイト



テーマ:ちりとてちん - ジャンル:テレビ・ラジオ


『ちりとてちん』の細かすぎる演出が話題!?【エキサイトニュース】
これまでに無い主人公を作りたい、という思いは、上手くいってるんじゃないかな。明るくて前向きで"頑張り屋さん"なヒロインは、今まで散々見てきた。
が、今回の喜代美は違う。何事も直ぐに投げ出すし、ネガティブ思考。喜代美のヘタレっぷりを見ていると、どこかしら自分にも身に覚えのある処が多くて・・・。自分に都合のいい妄想してしまう処なんか、ああっドウシテそんな妄想するのよ~と、見られてはイケナイものを他人に見られてしまった様な恥かしさがある(笑)。
確かに小ネタは多い。だから、1回観ただけでは把握しきれない時がある。例えば小草若が読んでたスポーツ紙の1面。
ワタクシ別に、阪神ファンでも何でもないんだけど、あれにはつい惹きつけられてしまった(笑)。
あの1面記事見たくて、あの日は1日4回観て、更にネットで情報を探しまくった。
サヨナラ負けした、猪俣の写真は本物なんですか~。

朝ドラに、そこまで時間を費やしてしまったのは初めてだ。「純情きらり」でもそんな事しなかったのになぁ。
小ネタ、伏線が多いけど、それを見ているのが楽しくてしょうがない。必ず何処かで回収されるから見逃せない。泣かせる演出も良く出来ている。
ちょっとヨコシマだけど、地上波の放送が終わった後、ニュースを読む前のアナウンサーの表情を見るのも楽しみだ。

FC2ブログランキング
 にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
ランキング参加中です。よろしければクリックして頂けると嬉しいです

テーマ:ちりとてちん - ジャンル:テレビ・ラジオ



| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2007 ドラマの向こうに。, All rights reserved.