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【ちりとてちん「ここはどこ?私はだめ?」#53】
「今度のちりとてちん、最後迄やり遂げる自信、ありますのんか?」
小梅は喜代美の目を見つめる。喜代美はただ、黙って頷く。そんな喜代美の目から涙が溢れる。
小梅はいつも、喜代美のする事に異を唱える事は無かった。
喜代美が、自分の力で仰山笑う事を見つける為に模索する姿を、優しく見守っていた小梅。
時に優しく、時に厳しく、喜代美が迷ったり悩んだりした時には、年長者として温かいアドバイスを送った。
そんな小梅が、今度は小梅自身の為にスペインへと旅立つ。かつての芸者仲間に誘われ、向こうで三味線の指導をすると言う。

喜代美は高校時代の三味線の稽古で「ちりとてちん」が上手く弾けずに、途中で投げ出した事がある。
草若から課せられた「ちりとてちん」の稽古も、不器用な喜代美はなかなか上達しない。一度に二つの事が出来ずに草原から何度も指導され、その稽古風景を草若の酒のアテにされつつ、何とかやってはいるものの、目に見える成果が未だ出ない。そんな毎日に落ち込んでいた喜代美。
でも其処に現れた小梅の姿を見た途端、堪えていた喜代美の感情の糸がプツリと切れた。

喜代美の落語が聴きたい、という祖母の願いに応えようと、おぼつかない口調でノートに書いた「ちりとてちん」を見ながら、一生懸命披露する。
だが、祖母の「それでお終い?」という、イマイチな反応をする姿に、更に落ち込む喜代美。
自分は落語家に向いてないのか、と悩む喜代美に小梅が言う。
そうかもしれない。でも、向いてないからと言って、他に向いているものを探すのか?

小梅を見つめる喜代美。祖母の言葉は更に続く。
喜代美の姿を見て、自分もスペインへ行こうと決めた。残りの人生、自分も仰山笑って生きてみたくなった。
今更、外国語の勉強なんかしたくないけど、好きな事を遣り通す為には、キツイ思いも苦手な事も乗り越えていかなければならない。

「仰山笑うて生きるって、そういう事では」と優しい口調で語る小梅。

いやもう、ホント耳が痛い。小梅さんの言葉が心に沁みました。確かに、努力なくして栄冠は得られない。
あ~もうメンドくさい・・・と逃げていても、何も身に付かないんよね。なんだか自分が諭されているような気分だ。
小梅さんは70歳過ぎても、思い切り良く飛んでいった。正典や秀臣が心配する気持ちもよく解るけど、小梅さんはイキイキとした人生を、自分で切り開こうと選んだのだ。
一生懸命小梅を心配する秀臣が、実の母を気遣う息子みたいで、ちょっと泣けたよ・・・。
正典は納得していた。でも小次郎は・・・母親が居なくなると知って気が抜けたようになっていたけど、小次郎も自分が仰山笑う為に、何か行動を起こすんだろうか??

スペインの海鮮物を自分が焼きたい、という幸助。根っからの職人なんでしょうな(笑)。そんな事書いていたら、シーフードいっぱいのパエリア食べたくなってきた~。

不器用な喜代美だけど、箸の持ち方が美しい。よく躾けている、と小梅の前で喜代美を褒める草若。
では「ちりとてちん」を選んだのは、箸のシーンが多いからなのか。
草若は実に注意深く、人を観察しているのだな。

箸って、意外とヘンな持ち方してる人って多かったりする。居酒屋等で、ナイフの柄を握る時と同じ握り方で、箸を握ってる人とか見ると、もうビックリする。
鉛筆握りと一緒の人なんて、結構多い。そう言う私も、直る迄に相当時間掛かった。
学生時代はソレで通用しても、社会人になって変な握り方してると、色々と損をする。例えば接待の席で箸の握り方が変だったら、相手に与える印象も悪いよね・・・。

小梅が訪ねてきた夜、「寝床」では皆揃って宴会が始まる。炭坑節に合わせて踊る小梅。本物の芸者が見せる芸に、皆が楽しそうに調子を合わせている。
アッ、四草も笑顔だよ~珍しい(笑)。皆揃って・・・皆?あれ?草々が居ないよ。
売れっ子芸人、小草若だって居るのに、草々が居ないのは不思議だ。何でだろう?
もしかしてこれも伏線なのか?


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『ちりとてちん』の細かすぎる演出が話題!?【エキサイトニュース】
これまでに無い主人公を作りたい、という思いは、上手くいってるんじゃないかな。明るくて前向きで"頑張り屋さん"なヒロインは、今まで散々見てきた。
が、今回の喜代美は違う。何事も直ぐに投げ出すし、ネガティブ思考。喜代美のヘタレっぷりを見ていると、どこかしら自分にも身に覚えのある処が多くて・・・。自分に都合のいい妄想してしまう処なんか、ああっドウシテそんな妄想するのよ~と、見られてはイケナイものを他人に見られてしまった様な恥かしさがある(笑)。
確かに小ネタは多い。だから、1回観ただけでは把握しきれない時がある。例えば小草若が読んでたスポーツ紙の1面。
ワタクシ別に、阪神ファンでも何でもないんだけど、あれにはつい惹きつけられてしまった(笑)。
あの1面記事見たくて、あの日は1日4回観て、更にネットで情報を探しまくった。
サヨナラ負けした、猪俣の写真は本物なんですか~。

朝ドラに、そこまで時間を費やしてしまったのは初めてだ。「純情きらり」でもそんな事しなかったのになぁ。
小ネタ、伏線が多いけど、それを見ているのが楽しくてしょうがない。必ず何処かで回収されるから見逃せない。泣かせる演出も良く出来ている。
ちょっとヨコシマだけど、地上波の放送が終わった後、ニュースを読む前のアナウンサーの表情を見るのも楽しみだ。

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朝から「長崎名物」という言葉が耳について離れない(笑)。ちりとてちんの所為だ。
長崎名物と言えば、真っ先に連想するのがカステラ。フワリとした食感、ガリガリっとしたザラメが敷き詰められた底の部分。
一口食べると、口いっぱいに広がる甘い幸せ(笑)。ううう、無性に食いたい。
カステラも色々な処が色んな味のを出してるけど、私はやっぱプレーンが一番好きだ。
日本茶との組合せだと最高に美味い。

他に思いつくのはトルコライス。さすがに今では食べきれないが、高校生位の頃に
ああいうガッツリ系の食べ物を目の前に出されたら、もう喜んで食べてたな~。
後はちゃんぽん。白いスープに浮かぶ麺、上には野菜や海鮮が入った炒め物が山盛り。
今頃だとカキが入ったのとか・・・ああ、書いてたら食べたくなる(笑)
長崎名物って聞くと、食べたいものがいっぱいあるんだよ~。

【ちりとてちん「ここはどこ?私はだめ?」#52】
「自分の事しか見えてへんのは俺の方やった。スマン。」
壁の穴越しに見える草々の表情。心から詫びる草々の姿に、喜代美は余計に切なくなる。
草々が物凄い剣幕で喜代美を怒ったのは、清海の為。
幼い頃から清海に対して抱いてきた、喜代美のコンプレックス。先日はソレを堪え切れずに、清海に八つ当たりしてしまった。

清海は悪くない。悪いのは八つ当たりした自分。だから草々が怒るのは当然・・・。

喜代美の抱えてきた劣等感は、あの場所に居た誰もが知らない。唯一感じ取っていたのが四草ぐらいだ。草々には喜代美のコンプレックスは理解出来ないだろう。
草々は、何故喜代美が、清海に当り散らしたのかは判らない。でも自分の言葉が、喜代美を傷つけてしまった事は、草若に怒られて初めて気付いた。
草々はもしかすると、小草若や四草にも同じ様に、感情をぶつける言い方をした事があったのかもしれない。でも彼らは男だ。しかも性格もまるっきり違う。
相手を見ずに、誰に対しても同じ感覚で、喜代美にキツイ言葉を投げつけてしまった。
草若に「言葉を選んでモノ言え」と言われて、自分の過ちに気付いた草々。
もし喜代美の心の奥底に沈んでる感情を、草々が少しでも理解出来たら、あんな言い方はしなかったかもしれない。

清海の存在が、喜代美の心に影を落とす。
喜代美は、そんな思いを振り払うかのように稽古を続ける。草々の「あまり根を詰めるな。」の言葉を振り切るかのように、ただひたすらに。

しかし喜代美ってば、草若の初めての稽古が嬉しいのは判るが、人の話は聞けっつーの。そういう処が「自分の事しか見えてない」って言われる要因なのよ、全くもうっ。
気持ちが舞い上がって嬉しい~ってのは判るけどね。
喜代美のこんな処は、どうも見ていて歯がゆい。もし順子が居たら、草若以上にビシッと言ってくれるだろうに。
喜代美の浴衣姿に、目じりが下がりっぱなしの草若。師匠、まだまだ若いのだけど、何だか孫を見るお爺さんみたいだったよ・・・。

「夕陽に溶けて無くなってしまえばええのに。」
どうやら四草の表現力も、少しずつUPしているらしい。
「死んだらええのに。」「ホンマにどっか行ってしもたらええのに。」と、今までは小草若にストレートなモノ言いをしていた四草だったけどね。
小草若の事がキライなんじゃなくて、知性を感じさせない発言や妄想が、四草の感性に合わないんだろうな~。首を絞められたり、技を掛けられても、しれっとしている四草。
この男の表情を崩すのは、今の所師匠だけしか居ないけど。四草の心を掻き乱す女性キャラって出てくるのか?まだ想像つかないので、もう少し様子見よう。
で、結局キツネうどんは奢ってもらえたのかね四草君(笑)。でも金を出すのは、やっぱり小草若しか居ないよな・・・だって他の兄弟、持ってなさそうだし。

その小草若、またもバラ色フィルターの掛かった妄想。
~喜代美は小草若に寿限無の手ほどきを受け、終いには夕陽に向かって二人、肩を寄せ合う~
ピンクに赤に、背中にハートマーク。それぞれ「小草若LOVE」「喜代美LOVE」と文字が入る。
あの底抜けにヘンな着物は、小草若の妄想だったのねっ。
恐竜ヲタで、自身も恐竜みたいな草々より、喜代美には小草若の方がよっぽど似合うと思うんだけど。妄想癖と言い、似た者同志でよくお似合いだわよ。
私は草々って、別にキライじゃない。けど全てにおいて言わなければ伝わらない、って相手はちょっとシンドイ。場の空気は読める人なんだろうけど、感性が鈍すぎる。
ま~でも、真冬の夜に長袖シャツ1枚で銭湯に行ったり、2月?なのに半袖で平気な草々って、寒さにも鈍感だ。要するに全てにおいて鈍いんだな。これでは、人の気持ちに鈍いのも仕方ないのかなぁ。
せめて四草の半分でも、人の心を見通せる力が草々に有れば、喜代美の苦しい思いも少しは軽減されたかもしれないのにね。

毎度お馴染み、小次郎さん出演の落語再現シーン。これって結構楽しみなんだけど、今日の流し目は、一段とまたスゴイ・・・(笑)。
ああいうのを見せられると「やっぱ京本さんが叔父さん役で良かったよぅ」と思えました。

ところで草若師匠、何で喜代美のネタを「ちりとてちん」に決めたんだろう?
そして小梅の爆弾発言は?「仰山笑う人生の為に、ポーンと思い切り良く飛ぼう。」と、小梅さんも何かを決心したのかな。


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【ちりとてちん「ここはどこ?私はだめ?」#51】
「邪魔せんといて!私の居場所に入ってこんといて!」
寝床で呑む徒然亭一門。仕事で遅れた小草若が清海を連れてやってきた。清海は喜代美に会いたくて、と言い、一門の飲み会の席に加わる。
清海にとっては初対面のメンバーも居るし、ほんの数回しか会った事のない草々もいる。そんな席にすんなりと溶け込み、楽しそうに笑う清海。
その姿を見ていると、否応無しに、自分の居場所が無くなったかの様な思いに陥ってしまう喜代美。

いつだってそうだった。清海はクラスの中心で、皆の人気者。頭も良くて美人。何をやらせても器用にこなす。
そんな「ワダキヨミ」と同じ名前なのに、どうして自分はこうも違うのか。
清海の人生には、いつも陽が当たっている。なのに自分は日陰者・・・。

"あの子がひまわりなら、ワタシは月見草。"

似たような思いを現実社会で味わっている人なんか、山ほどいるだろう。有名な処では長島茂雄と野村克也。
と言いつつ、私は長島さんの現役時代は見た事無いので、数字でしか知らないけど。
でも、今でも楽天の監督として采配を振るうノムさん見てたら、人生って長いスパンで見ないと、何があるのかワカランよね~と思う。
今は良さそうに見える清海の人生が、このまま陽の当たる人生で居られるかもわからない。清海だって例えば、実家の株式会社若狭塗箸製作所が経営難に陥ったりしたら、今みたいな生活で居られる保障も無い。
喜代美は今、下っ端で、辛いかもしれないけど、逆に言えば下積みってこの若さだから出来るんだと思う。

喜代美みたいな性格なら本来、場の雰囲気を壊す様な事は言わないだろう。あれは15分ドラマだからぶちまけたわけで、あんなに空気悪くする程、本心を吐露する根性も無いと思う。

でも言ってはいけない事を、またも言ってしまった。エビチリの時もそうだったけど、チマチマした作業の背綿取りは喜代美がやったのに、派手に調理する処は清海に持っていかれてしまう。あの時も喜代美はキレてしまった。
自分の中のイヤな部分を溜め込む器が、直ぐにいっぱいになってしまう。溢れ出す醜い感情を止められない。
清海も気の毒。何が何だかサッパリわからないだろう。そして小草若もわからない。
でも全てお見通し、解ってるコワイ男も居る。それは四草。っつ~か、アンタ何でそんなに見透かすのよ(笑)。四草はイケメンでモテそうだけど、女に対しては(適当に相手はするけど)感情がブレる事は無さそうだ。今の所、「師匠命」だしね(笑)

草々は自分が興味ある人に対しては、ものすごく気配り出来るんだけど、興味無い人に対しては全く気配り出来ない。元々、人の気持ちを察する事に鈍いのだろう。
長年の修行の成果か、師匠に対しては良く気付くけど、喜代美に対しては全く・・・。
無意識に清海を持ち上げ、喜代美にはキツイ物言い。「ホンマに喜六と清八やな。」は、今の喜代美には、かなり堪えるよ。
草々が喜代美に言った「自分の事しか見えてへんな!」は同意やけど、「落語家に向いてへん!」は言い過ぎ。
それを言うなら草々よ、オマエさんもまだまだ、真打への道は遥か彼方だよ・・・って思ってたら、師匠にしっかりと戒められていましたわね。
「相手見て、言葉選んでモノ言え。」って。

帰り際、呑み代の勘定請求する熊五郎さんにも同じ事を言う師匠。そして熊やん、さすが心得てますわ。小草若に呑み代を請求する姿には、つい笑ってしまいました。
「何でやねん。」って、そりゃ言いたくもなるわよね、小草若ちゃん(笑)

嫌な心を他人の前で溢れさせ、寒々しい気持ちでいた喜代美に、草若が淹れてくれた一杯のお茶。
草若は余計な事は言わない。
「あの子には、いつか心が良く温もった時に謝っとき。」と言い残し去る草若。
そのお茶を飲みながら、冷え切った喜代美の心も仄かに温まる。

後日、訪ねてきた奈津子にその話をすると、奈津子は笑いながら言う。
どの世界だって最初は雑用から。お茶を淹れたり掃除したり、そうやって「どうしたら相手が気持ちいいか、楽しいか」を身に付けていく。
草若のお茶は「気配りの仕方とはこういうもの」という事を教えているのではないか、と言う奈津子の言葉に、喜代美はやっと気付く。それは草原の言っていた事と同じだった。
その日を境に、一生懸命家事に取り組む喜代美。窓ガラスを磨き、洗濯物をキレイに干し、食器を磨く。
草若の「アレ取って。」の"アレ"が何か、それを理解出来る様になるのはまだまだ先だけど、不器用ながらも一生懸命取り組む喜代美。そんな姿を見て草若も微笑む。

疲れて畳に寝転がる喜代美。外出から帰った草若の姿に慌てて起き上がるが、その手に、扇子と手拭が渡される。
徒然亭の、ヒグラシの紋が入った扇子と手拭。
「明日から落語の稽古や。」と言う草若の言葉に、喜代美の顔がほころぶ。

カメの歩みでも、少しずつ前進してるじゃないのさ。よかったね喜代美ちゃん。


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【ちりとてちん「ここはどこ?私はだめ?」#50】
「落語をやりたいのか、それとも落語家になりたいのか。」
草原の問いに黙りこむ喜代美。趣味で落語をやりたいのなら、草原が教えると言う。
だが落語家になりたいというのなら、先ずは落語家が何たるかを知ることから始めなければならない。
人を楽しませるのが落語家。家事はその為の、最初の修行。

でも喜代美は未だ、答えを見つけられない。

う~ん、ある程度人生経験積んでないと、直ぐには答えを出せないかもしれない。喜代美は仕事の経験アリと言っても、奈津子さんの処でバイトしてただけだからねぇ。
馴れ合いに等しい状態の仕事では、社会経験は殆ど積んで無いと思えた。
でも喜代美は何故、奈津子の資料が山積みとなった部屋を片付けようと思ったのだろう。何の為に片付けようと思ったのか・・・それを考えたら、喜代美なら何の為の家事なのか、答えを直ぐに出せそうな気もする。

しかし、草原兄さんって仕事辞めていたのね。未だ続けてるかと思ってたけど。
じゃあやはり、徒然亭の家計を支えているのは、現状では小草若の稼ぎだけなんだ。
四草は自分の食い扶持ぐらいは何とかしてるんだろうが・・・。あの細い身体で一生懸命働いている小草若、だから太れないのかもしれない。

気が廻らない喜代美を見てると、とてもリアルで、チクチクと刺されているかの様で痛い(笑)。
良く気が付く人って、本当に気が付くんだよねぇ。こればっかりは・・・。
人の気持ちの先を読むって、経験である程度はカバー出来るけど、自分の事でいっぱいいっぱいな喜代美だもんな。
もう少し気持ちに余裕が持てる様になれば、色々と見える様になるだろうと思うけど、どうだろうね。

兄弟子達が皆、草々みたいなモノ言いじゃ、喜代美は更に萎縮してしまう。でも小草若みたいに「テキトーに手を抜いてやればイイよ。」なんて調子で言ってくれる人もいるから、少しはマシかな。
まぁでも、それを全て真に受けちゃイカンけど(笑)
私は小草若も、内弟子修行が始まったら喜代美には厳しくなるだろうと思っていたので、入門前と変わらないスタンスで喜代美に接する姿は意外だった。
でも、皆が草々みたいだとキツイ。時には逃げ道を作ってあげないと。
厳しい言葉と態度の先輩、自分で考えさせてくれる先輩、優しい物腰で言いつつ、色々と社会経験を積ませてくれる先輩。
色んな人と接して、色んな物事を見て、自分で考える力をつけて行く事で、「どうすれば人にいい気持ちを抱かせる事が出来るか。」を導き出せるのかな。何となく、そんな気がする。

小草若の荷物持ちでTV局に行った喜代美は、清海と再会する。小草若の番組アシスタントとして眩いスポットライトを浴び、華やかな笑顔を見せる清海。そんな清海を見てると、すっかりコンプレックスの塊と化す喜代美。
この対比が実に上手いなぁ。喜代美が、"他人の事など我関せず"なノーテンキとか、持ち前の明るさで前向きに頑張る性格(笑)なら清海の姿を見ても、どうってこと無いんだろうけど、クヨクヨとウジウジと悩んでしまう性格だから、つい自分の今の状況と比較してしまう。
でもそんな喜代美はとてもリアルで、「こんな子、フツーに何処にでも居そう。」って思ってしまう。
そこがこの朝ドラを、(私が)面白いと思える要因なんだけど。小草若と草若の関係みたいに、主役以外のエピソードも丁寧に描いている処もイイ。どのキャラクターにも人生がある。毎日15分という枠では大変だろうけど、それを丁寧に見せてくれる。

しかし、清海の白スーツ姿を見て、「何処のお店で働いてるの?」と思ってしまったアタシ・・・。
そして糸子おかーちゃん、毎日忙しいね。でも、家事も楽しそうにする糸子さんは全く苦になってないだろうな~。
松江さんと安売りでゲットしたズボン下(パッチ)や靴下を見せ合いながら、お茶を飲む午後三時の主婦達。
つい、ニヤニヤしてしまいました(笑)。ダンナ用だね。あのパッチを履いて、正典さんは工房で箸を作り、幸助さんはあの靴下を履いて、焼鯖を売りに屋台を引いて出かけるのでしょうな。

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【ちりとてちん「ここはどこ?私はだめ?」#49】
年が明けて1993年。小浜から正典と糸子が挨拶に来た。この二人が揃えば絶対、何かあるはずだと期待していたけど、その期待に無事応えてくれた。ありがとう糸子ママ&正典パパ。
喜代美が世話になるので、と挨拶代わりに持ってきた発泡スチロールの箱。特選の若狭鰈が出てくるのか?と期待していたらとんでもなかった。
「ど~ん」と擬音でも聞こえてきそうな勢いで開けた箱の中身は・・・越前ガニ!
観ているワタシも「おおっコレはスゴイ」と思ったけど、草原兄さんは「カニ!」と声も上ずり、草々にシリを叩かれる始末。
っつか4兄弟、ふすまに耳を貼り付けて、様子伺ってるのね・・・(笑)

随分と豪勢に「カニを手土産に」と張り込んだ和田夫婦だったけど、糸子さんの言う事がメチャ笑える。
「何でこんな子、引き受けてしもうたんやろと思う日が必ず来ます。その時は、あの時蟹貰ってしもたなぁ~と思うて堪えてやって下さい。」
うはははは、娘の立場無いなぁ(笑)
でも草若に「一人前の落語家になるかは本人次第」と言われ、ええっそうなのしまったぁ~、という表情の糸子。見るからに「カニを土産にするほど、張り込まなければヨカッタわ、トホホ」という表情を見せる糸子さんが、妙にかわいい(笑)

4兄弟にカニを「向こうにやっといて」と言う草若。そう言われると素早い兄弟達。一番早いのは・・・四草早えぇ~。速攻で持って行くんだな(笑)
しかし小草若なんか、随分と金持ってるだろうに・・・カニにそこまで過剰な反応を見せるのが、ちょっと意外だったわよ。
そして兄さん達、お構いなしに鍋の準備開始(笑)

カニの為に一家総出で資金を稼いだと言う糸子。正典は寝ずに塗箸を作り、小梅は三味線の稽古を掛け持ち、正平は冬休みを返上して郵便局のアルバイト、小次郎は浜で拾った貝殻に色を着けて売り、糸子はそのサクラをする。
あれ、正平って受験は来年だったっけ??小次郎の資金集めは何処か胡散臭い(笑)。
だが和田家が、喜代美の為に一生懸命だという事はよく伝わる。

糸子さん更に、草若師匠とのやり取りで笑わせてくれる。
「お月謝は?」の糸子の問いに、「頂きません。」と草若が返す。
「じゃあ、落語を教える度に幾ら、とか。」と問うが「そんなのは貰っていない」と返す草若。
糸子更に「莫大な入会金が掛かるんやねぇ」と言うが「何たらスクールみたいに言いなはんな。」と草若。
糸子「徒然亭の紋の入った金の羽織が何千万。」草若「エエ加減にしなはれ。」

テンポ良すぎて笑った。四草が「落語家相手に、漫才してる。」とボソっと言い、草原が「えらい母ちゃんや。」と言うのが更に笑える(笑)。

落語は皆のもの。何百年も掛けて伝えられてきたものだから、金を取って教える道理はない、と言う草若の言葉に、感心する和田夫婦+喜代美。

内弟子から金を取らない、と言う話を聞いて、かつて正太郎が秀臣を弟子にしていた頃の話を思い出す正典。成程、小梅さんが秀臣さんに対して、今でも厳しいのは、我が子同然に育ててきたのにも関わらず、方向性の違いだと言って、袂を分かつ状態になったから許せないんだろう。
草若師匠がこれからは喜代美の父親代わり、と糸子の言葉に、実の父親、正典は心配そうな表情。
この夫婦ステキだわ~ホントに見ていて楽しい。

その夜は、皆そろって豪華にカニすき。
鍋の準備をしながら、今後は四草の仕事が喜代美の仕事になるから、よく見ておけと言う草原。
その四草はと言うと・・・。
包丁を握りしめ、カニめがけて思いっきり振り下ろす。何度も何度も包丁を振り下ろし、カニをバラす四草。
目つきもヤバイ。

・・・何故四草に刃物を持たせるのだ(笑)
草原に「オマエのは捌いているんやのうて、殺戮や!」と言われ「チッ!」とカメラ目線で舌打ち。
スゴク・・・怖いです(笑)

鍋パーティの席に奈津子も現れ、今後は継続して喜代美を取材したいと、草若へ頼む。
その言葉にまたも妄想ワールドに突入する喜代美。
~奈津子が本を出版、その題材は喜代美師匠~
バラ色の妄想にハシャギまくる喜代美。その傍でせっせと、奈津子のお皿を準備し、草若にお酌をし・・・忙しい四草が喜代美をチラリ。
そんな事も露知らず、お腹一杯カニすきを食べたその夜、シアワセそうに眠る喜代美。

翌朝、すっかり陽も昇っているが、5時に喜代美は草々から叩き起こされる。
5時でこんなに陽が昇るって、今は1月じゃなかったのか?とツッコミたくなったが。

庭と玄関の掃除後、朝食の用意。その全てに草々からチェックが入り、怒られる度に喜代美は慌てふためく。
散歩に出かける草若の身支度を手伝い、洗濯をし、部屋、台所、風呂場の掃除。

洗濯物の干し方や掃除の仕方を厳しく指導するのは草原。その小姑っぷりは、まるでシンデレラの意地悪な姉の様だ(笑)。
シンデレラの姉は2人(継母含めても3人)だが、兄弟子は4人居る。今日は草々と草原だけで済んだが、明日は更に、小草若や四草も喜代美を鍛えるのだろう。

ヘタレな喜代美が耐えられるのか、心配になってきた・・・(笑)


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【風林火山「決戦前夜」#47】
元来電波系な上に、関東管領の立場に酔い痴れ、今じゃすっかりゴーマンな政虎だったが、遂に強烈なしっぺ返しを伊勢から食らう。
成田長泰を無礼な裏切り者だと言い放つ政虎。だがしかし、母上様にそっくりの伊勢に言われる。
「ウチの主人の祖先は馬上にて礼を交すことを許された名門なのに、そんな事も知らないで公衆の面前でムチ打つなんてヒドイじゃないのっ。ウチの人は裏切ったんじゃなくて、アナタを見限ったのよ!」

おお、これはキツイお言葉ですね伊勢様。もっと言ってやって頂戴。
井川遥って、純情きらりでの演技見るまでは、全く興味も無かったんだけど、あの時の芝居見てからは「イイかも・・・」って思える様になった。そして今回の伊勢も。
穏やかな顔だけど、芯の強いしっかりした戦国時代の女性を、上手く演じてたと思う。

そんな伊勢を「我がご主人様への無礼、許せんっ!」と、刀を抜こうとする柿崎。
それを制止する政虎。ああっ、顔がいつものビジュアル系に戻ってる~。こうでなくっちゃね。
成田をムチでしばいてる時の顔って、全然イイとは思えなかったのだけど、慈愛を取り戻した姿はやはり美しゅう御座います。
でも、幼少期の景勝(卯松)に手習いを教える姿は・・・こう言っちゃ何ですが、化粧の濃い政虎様のお姿を間近に見るチビ景勝君、何処か怯えていた様に見えたのはアタシの気のせいでしょうかね(笑)。

上杉軍が引き上げ、小田原城包囲網も解かれ、北条方では宴会の風景。
氏政が踊る。そして氏康も踊る。踊る北条親子。
宴会の様子を見ながら相方が「此処には、上杉憲政の宴会みたいなコンパニオンは居ないのか~。」と言うんだけど、「だったら氏康と氏政が女形になって踊ればいいのに・・・」とつい思ってしまったアタシ。氏政はこれから、ディナーショーで忙しそうだ。

香坂弾正にリツを嫁にやろうと画策する勘助。だが言い方が、いちいちもったいぶってるし、遠まわしな表現なので、香坂弾正ときたらさっぱり解っていない。
あ~もう、やっぱりクドイです勘助様。何で、こんなにもったいぶった言い回しをするのを、こんなにも上手く演じてくれるんですか内野さんっ。面白いじゃないですか(笑)。
ポカーンな状態の香坂弾正だったけど、リツがあまりにも正直に、勘助の事を「初めてお慕いした方です。」なんて言うものだから、何故か妙にリツの事を気に入ってしまった。
齢34にして、初めて女人に目覚めた香坂様(笑)。女人に目覚める前はどうだったんですか、という疑問も有るのですが、あまり細かい事を詮索するのもどうかと思うので、ツッコミは止めておきましょうね。
リツの行く末も決まり、勘助の憂いもとりあえず無くなった。

伝兵衛遂に、嫁さんゲットだぜ。おめでとうございます。先週は股間に蹴りまで入れていた葉月でしたが、やっぱり憎からず思ってたのね。
長い独男生活に、遂に終止符を打った伝兵衛を羨ましがる太吉、それを抓るおくまに笑った。でも伝兵衛より遥かに強い葉月、尻に敷かれるのは目に見えてますな。

箕輪城主、長野業政が亡くなった。先週は顔色の悪さを他の武将に指摘され、誤魔化していた業政だったけど、土色みたいな顔といい、咳をしたりする姿を見せていた処をみると、労咳だったんだろう。
業政の死を忍芽の兄、河原隆正から聞き、呆然とした表情で涙を流す真田幸隆。主君に忠義を尽くす業政の姿は、幸隆にとっても見習うべき武人だったのだ。
小市慢太郎さんの声ってイイ~こういう声ってすごく好み。そう思いながら業政を見てたので、もう見れないのかと思うと残念であります。
仏壇屋の菊江さん繋がりで「ちりとてちん」の新キャラで出てこないかなぁ。

そして〆はやっぱりGackt政虎様。青と銀の鎧姿で「我は毘沙門天なり!」と軍に志気をお与えになる軍神様。このシーンは素直に「美しい」と思いました。
越後勢の兵士の中に平蔵が居ましたが、もはや私の脳内ではスルーされております。でも、平蔵の出陣の身支度をするヒサの姿は、覚悟を決めているとは言え寂しそうで・・・。
いざ、川中島へ出陣。そしてその知らせは、狼煙で武田勢の元へと届く。

「海津城は落ちません。」
そう自信たっぷりに言う勘助。続きは来週。残すところ、あと3回。
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【ちりとてちん「袖振り合うも師匠の縁」#48】
熱を出して寝込んだ喜代美は母屋で寝ていた。喜代美の傍らで、草若がじっと喜代美の寝顔を見る。
正典から渡された喜代美のカセットテープ。ラジカセにセットし、再生ボタンを押すと、そこから流れてくる声は、かつて草若が小浜で行った独演会の時の落語だ。
喜代美の寝顔を見つめる草若の表情がとても柔和で、温かく優しい。
昔、落語を聴いては笑っていた幼い喜代美。その風景をを見つめていた祖父・正太郎の温もりのある視線と、今、この瞬間に喜代美の寝顔を見て微笑む草若の姿が重なって見えた。
正太郎が元来持っている優しさと、草若師匠が持っている優しさが似てるんだろうね。
以前に糸子さんが、初見でそれを見抜いたからスゴイわね。この人の勘は野性的だ。

冬の朝の日差しが柔らかく入る部屋で、寝込んでいる喜代美を見て微笑む草若師匠。何だかほっこりするシーンでした。
そんなマッタリなシーンの隣の稽古場では、正典が自分の作った塗箸を、徒然亭4兄弟に土産だと渡す。
箸を見た4兄弟の、それぞれの感想が実に判りやすい。
次男小草若が「底抜けにぃ~キレイやがなぁ~」と全身で感動を表す。多分恐らく、本人は至って本気で感想を言っているハズなのだが、確かに草々の言うとおり、何処か嘘クサイ(笑)。
ゴメンよ小草若ちゃんっ。

そして草原はこれまた、優等生で大人の感想。でも世間一般、大多数の人はこう言うだろうね。
綺麗でキラキラしている伝統工芸品の塗箸。そんな細やかな工芸品を見て、美しいって思える感性は大事だよ、と思います。アタシも兄さんに同意です~!
そして一瞬、やっぱり困ったちゃんなのか?と思わせる四草(笑)。
この弟はもう、どこまで無遠慮と言うか、緩衝材を使わない表現と言うか全く・・・と思うが、綺麗なモノは綺麗、と思う脳の働きは有る事が良く解った。
箸にちりばめられた輝きを出す為に、卵殻や貝殻、松葉を使って模様を付け、漆を塗り重ねて磨ぐ、と説明する正典の言葉を聞いて、すかさず「そんなゴミみたいなモンで。」といきなり直球を投げてしまう四草。おいおいゴミってアンタってば(笑)
草原に「ゴミ言うなっ」と速攻でたしなめられる四草だが、四草の言葉は更に続く。
「それでこんな綺麗な模様が出せるんだから、大したもんですね。」と塗箸に見入る四草。
本人は素直に感動しているのだ。感想が芸術的表現でなく、見たまま、そのままに表現するのは、四草が恐らく理系脳だからに違いないと睨んでいるのだけど。

浅い眠りの中、喜代美は落語を聴いていた。もう何百回と聴いた、お祖父ちゃんが大好きだった落語。
何回も笑った落語を聴き、喜代美は眠りの中で笑う。テープの声が、いつしかハッキリと聞こえる。
それはテープではなく、草若の肉声だった。草若が生の声で語る「愛宕山」。

寝ながら笑う喜代美に「やってみぃ。」と言う声が聞こえる。夢なのか、現実なのか。
喜代美は未だ目覚めない。

「やってみぃっちゅうねん。」

草若の声がハッキリと聞こえた。目を覚まし、身体を起こす喜代美。目の前には草若が居る。
「"野辺へ出て参りますと、春先の事で~。"やってみ。」
草若が「愛宕山」の稽古をつけている。以前、草原や四草が話してくれた事が、喜代美の頭をよぎる。
草若の入門許可は、非常にわかり難い。いつの間にか入門を許されている・・・。

草若が自分に稽古をつけてくれる。それは願ってやまなかった「徒然亭一門」への入門。
喜代美は理解したのだ。落語家の弟子として入門したいという思い。それが今、やっと認められた。
草若の言葉の後を追いながら、喜代美は涙が溢れて止まらない。

二人の様子に、何事かと隣の襖が開かれ、4兄弟と正典がこちらを見ている。
5人の目に映ったのは、草若が喜代美に稽古をつける光景だった。正典は息をのんで、その姿を見つめる。

喜代美に「今日はこの辺にしとこ。」と部屋を出る草若。深々と頭を下げる喜代美。
部屋を出た草若に「有難う御座いました。」と礼を言う正典に、「これからが大変。」と言う草若。
先に何が待ち構えているのかを暗示させていたかのような、師匠の表情でしたが・・・。

喜代美を囲む4兄弟。それぞれが笑顔で喜代美の入門を喜ぶ。小草若は「喜代美ちゃんおめでと~」ハシャギ、草原は「晴れて草若一門のメンバーや。」と歓迎の言葉を贈る。
草々は「良かったやないか。」と笑顔で、四草は「まさか末っ子に女が来るとは。」と微笑む。
小草若、更に「こんなカワイイ妹が出来たやなんて、底抜けにぃ~シアワセや~」とハシャギまくる。
兄弟子からの歓迎の言葉を聞き、喜代美の顔はもうグシャグシャ。
それを見た草原「あ~小草若兄ちゃんが泣かしよった~」と小草若を指差し、からかう。
兄弟子達の姿に、喜代美の心は喜びでいっぱいだっただろうね。よかったね~。

3年間は「酒タバコ、バイト厳禁、更に色恋厳禁」と草若からのお達しを受けた喜代美。前者ふたつは軽くクリア出来る。でも恋は・・・。
忘れた筈の草々への思い。でも師匠は喜代美の気持ちを知っている。
「入門は年明けだから、除夜の鐘が鳴るまで自由の身や。」
皿を拭く草々の後姿をチラ見して、更に喜代美に、意味深な表情を投げる草若。
そう言われると、やはり妙に意識してしまう喜代美。

風呂に行こうと部屋を出たら、丁度、草々も風呂に行く所だった。
風呂屋への道を二人で歩く。短い時間を共有出来る、それだけでもうシアワセな気持ちになれる。でも年が明けたら、もう恋焦がれてはいけない。草々さんではなく「草々兄さん」と呼ばなければならない。
草々の後ろ姿を見て、切なさで目が潤む喜代美の表情が、もうホントにカワイイ。
銭湯までの短いデート、と思って胸をときめかせる喜代美なのに、何で草々は清海の方がいいのか。喜代美だってこんなにいじらしくってカワイイ娘なのに、もう少し察してやれよ~と説教したくなってきた。
(いや清海ちゃんもカワイイし、アタシは好きなんだけどね。)

来週の予告で小草若の荷物持ちをする喜代美が居たけど、四草は多分、小草若の雑用が減ったので舌打ちする回数も減るのだろう。
雑用ばかりの新入り生活、喜代美は何処まで耐えられるのか??

人間も箸と同じで、磨いで出てくるのは塗り重ねたモノだけ。一生懸命生きていれば、悩んだことも落ち込んだことも綺麗な模様になって出てくる。

掃除・洗濯・炊事の繰り返し。
弟子修行とは人格形成の場。でも喜代美は、いきなり草若に実技指導を、と望むのだろうか。

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【ちりとてちん「袖振り合うも師匠の縁」#47】
友春が喜代美の実家に挨拶に来た。律儀にも、ビーコ(喜代美)との婚約を解消させて下さいと、深々と頭を下げる。が、和田家の人々はポカーン。
いつの間に婚約してたんや、との家族の疑問も他所に、一人語りする友春。
このマイペースっぷりに笑った。糸子を初めとする、和田家の人々と違う意味でマイペースだ(笑)。
でもホント律儀だね~友春君。きちんと挨拶に来る辺りは、さすが株式会社若狭塗箸製作所社長の子息。
秀臣と静の躾は行き届いてる様子だ。っつか、基本的にどの登場人物も、礼儀に対して粗野な人物は見当たらないんじゃないかな。
帰り支度の友春に、声を掛ける正典に対しても「止めんといて下さい。やっと決心したんです。」と言う。
ちょっと待て、誰も止めてはおらんっつーに(笑)。しかしアフォっぷりを晒してくれる友春君が、とってもカワイイです。

大阪で喜代美に会って、それぞれ自分の道を見つけて頑張っていこう、と友春も決心したのだ。
今はまだ、秀臣の思いは解らないけど、いつか解るようになりたい。後継者になると言う事は、自分の道を見つける事。
そんな友春の言葉を聞く正典。後ろでは小梅が黙って聞いていた。
昨日は父、秀臣に、後継ぎの自覚があるのかと説教され、母、静には「お父さんは大学出て居ないから苦労したのよ。」と諭されていた友春だったけど、喜代美が一生懸命、落語家を目指す姿を見て、友春も考え方が少し大人になったのだろう。
正典に向かって、喜代美は大阪行って変わった、と笑いながら言う友春。それは正典の頑なな心を、少し解かした様にも見えた。

ヘタレで、何事もすぐ投げ出していた娘が、大阪で少しずつ成長している。身内以外から聞かされる言葉だから、余計、正典の心に響いたのかもしれないね。

ところで喜代美はと言うと、深夜に部屋で落語の勉強を続けるが、寝不足と寒さからか、風邪をひいて倒れてしまう。
正太郎から貰ったテープから流れる草若師匠の「愛宕山」。喜代美は熱で朦朧としながら、夢を見ていた。
お祖父ちゃんが亡くなった後、工房でひとりラジカセを抱え、涙したあの日。小さな喜代美の目から流れ落ちる涙は、いつしか大きな喜代美に代わっていた。大好きだったお祖父ちゃんを想う気持ちは、今もずっと変わらない。

テープから流れる落語が突然止まる。朦朧とした喜代美、ハッとしてラジカセからテープを取り出すが、またも絡んでいた・・・。
もう何年も経っているから劣化したんだろうね。お祖父ちゃんも何回も聴いてるし、喜代美も聴いてるし、草々にも貸し出していたし。
正平くんに修理してもらった時点で、要ダビングでしたな喜代美ちゃんよ。でも今回は切れてないよね。
ところで正平君は「カセッ●編集長」とやらで修理していたんだろうか。

正典は小梅に「正太郎に似てきた」と言われる。小梅の話は更に続く。
喜代美が自分から「やりたい」と言い出した事は、全て容認してきた小梅。それは正太郎が喜代美に「ぎょうさん笑って生きていけ。自分の人生なのだから。」と言い残した言葉が有ったからだろう。
喜代美がいつも笑っていられる様にと、反対する事も無く見守って来たのは、祖母が出来る孫への思いやりだったのだ。
黙って聞く正典の心境も、ここで変化したのだろうね。

喜代美を訪ねに行く正典。部屋の前では草々が居る。喜代美の声が途切れたから心配になって、と言う草々。正典もドアを叩くが応答が無い。扉を開けた正典が見たものは、喜代美が熱を出し倒れている姿だった。

喜代美は医師の往診を受け、母屋で寝ている。
だから喜代美は未だ、正典が何の為に来たかを知らない。そんな父は娘の為に、草若に弟子入りを認めて欲しいと頭を下げ、喜代美が落語に興味を持ったキッカケを話す。
正太郎の持っていたカセットテープ、それは20年以上前、草若が小浜で演じた落語を録音したものだった。
その話を聞き、当時の記憶が甦る草若。

公演後、観客が帰っていく中で、関係者に何かを懇願する中年の男性。それは今日の記念に、落語のテープが欲しいと必死に頼む正太郎だった。
丁度その時、草若が通りかかる。事情を聴き、録音しているのなら差し上げてよい、と言う草若。
草若に深々と頭を下げる正太郎。余程嬉しかったのだろう。正典が塗箸職人を受け継ぐと聞いて、正太郎は本当に夢心地だったんだろう、と思うと泣けてきた。
記念にしたいと言う正太郎に「噺家冥利に尽きます」と、微笑みながら言う草若。
そこまでして、何か記念を残したかった正太郎。正典が出て行った時は凄くショックだったろうな・・・と思ったら、更に泣けてきた。
だからその後、正典一家が小浜に戻った時も簡単に心を開こうとはしなかった。
当時の正太郎は、息子に裏切られたという気持ちが相当大きかったんだろうな・・・と思えた。

でもそのテープが有ったから、正太郎亡き後、正典も再び塗箸職人を継ぐ決心をした。
そして喜代美も、ようやく自分の進むべき道を見つけようとしている。

「亡くなった父が、私や喜代美の進むべき道を照らしてくれている様な気がするんです。」

正太郎が息子・正典を思い、父となった正典が娘・喜代美を思う気持ち・・・。草若の落語のテープが、親の思いを子へと繋げる。
3年ぶりに息子・小草若と気持ちが通じた草若も、親が子を思う気持ちは痛い程に解るはず。
だから正典の姿は、草若の心を揺さぶったに違いない。

そう願いたくなる金曜日でした。
またもウルウル来てしまいました。毎週こんな調子ですね。


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【ちりとてちん「袖振り合うも師匠の縁」#46】
草若に再度弟子入りを志願する喜代美。だが草若は「弟子にしたら家賃収入が無くなって酒が呑めなくなる。」と、相変わらずノラリクラリ。
そんな喜代美の様子を見た草々は「三年のブランクがあるから、弟子を取るのは難しいと思っているのかのではないか。」と言い、草々自身も、3年と言う月日の重さを噛み締める。
そして草原、四草もまた、稽古の途中で内容を忘れた自分達の姿に、改めて3年のブランクの大きさに気付かされる。

喜代美はどうしたらよいか判らず、奈津子に相談。仕事一辺倒だった奈津子は、今日は何処かぼーっとしている。が、喜代美には「草若だけを落語家と思わず、他にも視野を広げてみたら」とアドバイス。
喜代美は、自分なりに努力を始めた。四草の勤める延陽伯(中国料理店)の出前を自らやり、天狗座で生の落語に触れる。夜は祖父の残してくれた「愛宕山」のテープ起こしと、奈津子に貰った落語小辞典で学ぶ日々。
でも、落語の世界を深く知る度に、草若の落語への思いはいっそう強くなる。

そんな時、若狭から友春がやってきた。自分は父親みたいな社長になる自信がない。傍に喜代美が居てくれたら安心出来るのに、と言う友春。だが喜代美は言う。
友春の傍には居られない、私は師匠の落語を受け継ぎたい。今までは直ぐに投げ出す私だった。
何処まで出来るか解らないけど、最後までやり遂げたい。
挫けそうになった時は、友春が秀臣の箸を受け継いで、若狭塗箸製作所の社長として頑張る姿を励みに、自分も頑張りたい。
僅かに目を潤ませながら言う喜代美の決意。喜代美の眼差しに、友春はその決意の固さを知るのだった。

グズグズ言うばかりで情けない喜代美が、また少し成長した。今度は本物、と思わせる位、喜代美の目が輝いている。その姿に友春も、喜代美と結婚して・・・という事は諦めたと思えた。でも喜代美を好きな気持ちは、ずうっと変わらないんじゃないかな友春は。
喜代美ちゃんの決心を聞いた時の友春君は、実にスッキリとした笑顔を見せていた。進む道は一緒じゃなくても、「受け継ぐということ」を志に、それぞれの道を頑張る。それを胸にしっかりと刻んでいたに違いない。
正太郎から受け継いだ正典の箸、糸子が母から受け継いだ蕎麦の味、草若から弟子達へ受け継がれる落語・・・伝統を受け継ぐという事の大切さ。
その入り口に立つ、喜代美と友春。ちょっとほろりと、いいシーンでした。

そして今日も、笑い処は方々で炸裂。
草原に稽古を見てもらう四草。算段の平兵衛をやっているが、途中で言葉が続かない。
3年のブランクに茫然自失の四草。深々と「申し訳ありません平兵衛さん」と頭を下げる。その四草の表情と動作が、何処かコミカルで可笑しい。
「誰に謝っとるんじゃ。」と草原が手本を見せようとするが、草原もまた、同じ処でつかえてしまう。
あれから3年・・・。
四草は3年間「崇徳院」だけを一生懸命練習してたんだろう。こっちは人前で披露出来る状態だったけど、「算段の平兵衛」は忘れてしまった。

ところで落語の世界に戻ったのはいいけど、仕事はどうすんの四草は?と思ってた。
けどフリーターは未だ継続中なのね。そりゃそうだわ、どうやって食ってるのか謎だもん。まぁ四草は独男だからイイけど、問題は草原。嫁さんと子供を食わせていかなければならない。でも「おとくやん」辞めたら収入無いだろうし。自己都合で辞めたら失業保険も直ぐは出ないだろうから、やはり仕事は辞めていないと見るのが妥当か。

TV局のロビーでスポーツ紙を読む小草若。そこへ小草若の番組アシスタントとして、清海が挨拶に来る。
丁寧に挨拶する清海に、ぶっきらぼうながらも、清海の事は喜代美と同郷の同級生だと知ってる、と言う小草若。そこへ、清海の様子を見に来た友春と、再び一戦を交える羽目に。
「あ~っつオマエは!株式会社若狭塗箸製作所の跡取、和田友春!」と小草若が言えば、友春すかさず「お前は・・・徒然亭イソギンチャク!」間髪入れず「小草若じゃ!」と突っ込む小草若。
似た者同志の口ゲンカって、ホント漫才みたいやわ(笑)。しかし小草若、長ったらしい単語覚えるの、ホント見事だね(笑)。
わざわざ"株式会社”まで付けて社名連呼する姿に笑ってしまいました。(私は知らんのだけど、アレも元ネタあり??)

ところで小草若の読んでたスポーツ新聞。その見出しに「阪神」とデカい文字がある。しかも「猪俣悪夢じゃサヨナラ負け」って・・・12月に試合結果の記事?
ちなみに猪俣の最終先発登板日をググッたら10/4だったが、その後でリリーフとかしてないよね、多分。
あの頃は新庄も阪神の選手だったな。そして、オマリーの歌う「六甲おろし」は・・・あれを聴くなら、熊五郎さんの歌う「寝床」の方が、もう断然イイです私(笑)。
TV中継で、清海の後ろに青色LEDらしき光のツリーが有っても、あれは実はLEDでなく青色電球と思ってるので気にしないけど、92年12月に、試合結果が一面のスポーツ紙を読む小草若は流石に気になった。
が、ネタの為にバックナンバー引っ張り出して読んでたのかもしれないしなぁ。
何気ない事が、茶色い惣菜やハンドミキサーみたいに、後で大きな意味を持ってくる可能性も有るし。
とりあえずは「小草若の番組ゲストに阪神の選手が出演するので、その為のネタを拾っていた」とか、良い方に解釈しておくのが得策かもしれませぬ。
んじゃゲストは、猪俣かなと想像してみる。もし新庄がゲストなら「底抜けにィ~」って、ノリノリでやってくれそうなんだけど、どうなんでしょうね。

奈津子、ニート四十路男の小次郎に恋の予感?「えええ?いいのかニートで。」と以前は思ったけど、意外と似合うかもしれない。
バリバリのキャリアウーマン奈津子なら、プータロー小次郎を「アタシが養なう!」と言い出しそうだし(笑)。
今後の展開が気になる奈津子と小次郎であります。
正典は松江から散々言われていたが、背丈あるから確かにちょっと怖いかも。背丈を話題に持ち出せば、草々も一緒だ。
でも正典パパ、アタシには「ロッカーの花子さん」に出てた時のイメージの方が強いんですよ。
他は「クライマーズ・ハイ」か。

明日も楽しみなのじゃ。

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草若に弟子入り志願したものの、「ん~シンドイから。」と断られ、磯七や菊江からは「そんなシンドイ道を選ばなくても、若いんだからもっと遊んだらええのに。」と言われ、落語家になるという一大決心が、すっかり揺らいでいた喜代美。
居酒屋「寝床」のテレビから流れるクリスマスの風景。賑やかな街のクリスマスツリーを背景に、天気をレポートしていたのは・・・。

「エーコ・・・。」
清海がレポーターとして、華やかに活躍する姿だった。その姿を見て、揺れていた喜代美の心が、再び目標に向かって動き出す。
自分の人生なのだから、道の真ん中を堂々と歩いて行きたい。

ここの所、その目標も忘れかけていた感の有った喜代美だけど、清海の姿を見て、更にその清海に見入る草々を見て思い出したのかな。
「草若師匠に弟子入りを認めてもらえる迄ガンバレよ」と応援したくなる、愛すべきヘタレの喜代美ちゃんであります。

しかし四草は、本当にいい味出し過ぎだっ。草々の髪を切る準備をする草原の横で、ハサミを片手に携え、動かしながらもじっと見入る四草。その、チョイとヤヴァそうな目つきに気付き「オレが切るからええわ」と、四草の手からハサミを取り上げる草原(笑)。

「妹弟子欲しい~」と、ウヒャヒャ笑いでハシャギまくる小草若にボソリと「死んだらええのに。」と言い放ち、浮かれる小草若に「仕事先までの運転手をやれ」と言われて「チッ」と舌打ちする四草。だが何事も無かったかの様に「僕も妹弟子欲しい」とサラリと発言する。
もしかして、喜代美を呼び捨てにしていた真意が、今日の発言でチラ見え?

更に「寝床」で喜代美から、草若の稽古の様子について訊かれた時の四草はと言えば、自分が初めて稽古を付けてもらった時の様子を語るうちに、次第に思い出してきたのだろう。当時の自分の心境になり、すっかり草若ラブラブモードを漂わせている(笑)。そこでハッと我に返り、周囲を見る四草。

草若師匠に稽古を付けてもらい、懸命に「崇徳院」をやっているのに、肝心の師匠は居眠りして扇子を落とす。その姿を見た四草はショックの余り、自分も扇子をポトリ(笑)。

喜代美と清海が、幼馴染で同姓同名と知り、「辛い学生生活やったんでしょうね」と、しれっと言う四草。喜代美の心にグサリ、と容赦無いですな。でも事実だものね。
頭の回転の速さと、人の心を読む術に長けているのは徒然亭四兄弟で一番ですわ。
その鋭敏さを、ほんの少しだけでもいいから、超ニブチンの草々に分けてやってはくれまいか(笑)。

昨日の、兄弟子達の喧嘩を尻目に「よーいスタート」と、わが道を行くような計測係も笑ったけど、こういう細かい演技が上手い人だね~と感心しました。
今日の四草で、ますますハマった人多いんじゃないかな(笑)。

草原は喜代美を「落語の世界の住人のようだ。」と言う。苦し紛れにハンドミキサーまで持ち出して大根おろし対決に勝つ姿が、愛宕山の様だ、と。本人は大真面目なんだろうけど、傍で見てるとエライ可笑しい。
振り付きで愛宕山を語る姿や、弟子入りを許された時のうどんエピソードなど、やはり本職の噺家さんは見事やな~って思いました。
草原兄さん、草々の髪を思いっきり切るけど、その姿が草々の言うとおり、高座の時とえらい違いで、つい笑ってしまいました(笑)。

妄想癖は喜代美だけの専売特許ではなかった。小草若も"もし喜代美ちゃんが妹弟子になったら"と、ソフトフォーカスでバラ色フィルターの妄想。
小草若のパジャマは、喜代美の妄想「なが~い枕」と一緒なんだけど(笑)。小草若の部屋着は、マジでコレですかいな。
で、バラ色妄想の内容ときたら、喜代美が「お風呂になさいますか?それともお稽古?」とフリフリエプロンで三つ指ついて、朝のご挨拶ときた。え~コレって嫁さんじゃ~ん、と観ながら思ってたら、草原兄さんがちゃんとツッコミ入れてくださいました(笑)
先週はシリアスモードな小草若だったけど、今週は、質問があると言う喜代美に「100個訊き~」だの、「底抜けに奇遇やね~実はオレもクリスマスの予定は・・・」で喜代美にスルーされたりと、普段の小草若に戻ったのでヨカッタね。

草若に弟子入りを断られ、半泣きで小浜の順子に相談する喜代美。でも順子は(ナマ五木ひろし遭遇以外)いつだって冷静。
「しつこい子や~って思われるの嫌や~」とグズグズ言う喜代美に、「しつこい子と思われるのと、落語家になれんのとどっちが嫌や」と鋭く指摘。さすが、長年喜代美の友達やってるだけの事はあるな。
でも電話を切った後、喜代美の落語家志望に「ビーコに合うてる気もするなぁ」とニコリ。
ホント、いい子やん順子ちゃん。
そして順子の父、幸助は、喜代美の話を聞いた途端、焼鯖持って和田家へ「イザ仲裁に」と突進しようとするが、妻、松江に「わざわざ行きなんな」と止められる始末。この辺のテンポの良さが、映像で見ると面白い。

面白いのは野口家だけでなく、和田家も同様。
喜代美を連れて帰らなかった事に、ご立腹の正典。「連れて帰る!」といきり立つ正典に、「竹谷さんの定期便は来週や~」と、何処か呑気な母、糸子。それに対して「電車で行くっ!」と立ち上がろうとする正典。
ここもサクサクッと勢いが良くて面白い。

弟子入りを断られた喜代美の今後に「断られても断られても根性でぶつかって、時には雨に打たれてずぶ濡れになりながらも・・・」と言う糸子。口調が何処か浮いてるのは、自分の娘にそれくらいの根性が有ると良いのだけど、という願望から来るのかな。
それに対し「それは持ち前の明るさで突き進む女の子のハナシや。」と言う正典。
二人の会話に「ドラマの観過ぎや。」と言う正平。うんうん、全くその通りで御座います(笑)。
「ちりとてちん」の前にやってた朝ドラでは、夏美が何日も座り込み、時には豪雨でずぶ濡れになりながらも、南部鉄器職人・平治に「お願いしますッ!加賀美屋の茶釜を作って下さいッ!」としつこく迫って、とうとう平治が根負けしてたよね~。
糸子と正典の会話で連想されるドラマって、「どんど晴れ」しか思いつきません。

小梅さんは三味線師匠だからこそ、弟子を取る事がどんなに大変な事か、一番良く解っている。おそらくこの人が一番、草若の心境を理解出来るのかもしれない。

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「アタシ落語家になるっ!」と言いつつ、正典に自分の気持ちを上手く説明出来ない喜代美。
確かに、他の人に判りやすく説明するのって難しい。喜代美は直感で動くタイプかな。
その点、正平は逆だね。喜代美の気持ちを理路整然と説明する正平君、頭も良さそうだ。そして小次郎もまた、判りやすい例えを出す。
「色物と白いもの一緒に洗ったら染まるやん。それと一緒。落語家の家で落語に触れてたら、染まるのも当然。ダメなら最初から、落語家の処に住む事を認めんなや。」
いや~いい事言うね。それを聞いて妙に納得する小草若。いいのかイロモノ芸人になるけど(笑)
そして小梅さん。喜代美が落語が好き、と言う姿に「好きやから言うてお祖母ちゃん、 いちいち米米クラブのメンバーにならへんで。」 と。
でも、三味線名人の小梅さんなら、米米には似合いそうだ。三味線演奏をバックに歌うカールスモーキー石井とジェームス小野田は、すご~くアリかも。
でもこれが「好きやから言うてお祖母ちゃん、いちいち聖飢魔Ⅱのメンバーにならへんで。」だったら・・・(笑)
でもこれも有り得るかなぁ。閣下と三味線は似合うと思う。じゃあ「好きやから言うてお祖母ちゃん、いちいちXのメンバーにならへんで。」・・・話が逸れすぎた。

言い出したら聞かない喜代美。頑固な処は祖父、父譲りだよね。
そんな喜代美に勝負に勝ったら認める、と言う糸子。それはどう見ても、喜代美に勝ち目は無さそうな、大根おろしの量を競う勝負だった。
糸子は喜代美を試してるのだろう。今まで、はなっから勝てない、出来ないと判ると、直ぐに投げ出す喜代美の姿を見ていた。先日の蕎麦打ちでも、結局打ったのは糸子で、喜代美は切っただけ。
そんなヘタレ根性の娘が、落語家になりたいと言い出す。言い出しておいて「やっぱり出来ない」と投げ出したら、今度は他に迷惑が掛かる人が出てくる可能性がある。
喜代美の言葉が、単なる思い付きで言ってるのか、本当に心から願ってるのか。
先ずは糸子との勝負を、投げ出す事無く最後までやり遂げられるか。それを試していたのかな、って気がする。
最初から、喜代美に勝てる可能性は無かった勝負だった。でも、3分間でどれだけ多くの大根おろしを作れるか、って勝負だったハズ。その手段までは不問だったと思う。だからハンドミキサーで、ほんの僅かだけ母より多くの大根おろしを作った、ってのはアリなんじゃないかな。
とにかく、量だけは喜代美が勝った。それにしてもハンドミキサーが、こんなに重要なアイテムになってるなんて思わなかったよ。

その勝負を「こんなオモロイ勝負、見ないテはない。」と楽しそうに言いつつも、真剣に見ていたよね草若。
「おかあちゃんの負けや」と糸子が言った時、フッと微笑む草若。それは無言で、糸子からバトンを受け取りました、という合図だったのかなぁ。
「このお嬢ちゃんが何処まで本気か、今度は私が試させてもらいます。」と言ってる様にも見えた。
喜代美に課せられた次のハードル。それは多分、母が出した条件よりも更にキツイ高さではなかろうか。
喜代美の弟子志願に、あっさりと「お断りします」と言う草若を、果たしてその気にさせられるか。
明日は喜代美の根性が、更に試される。


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上杉の家督を継ぎ、更に関東管領職を受け継いだ景虎。えっナニ、このベタな驕りっぷりは。
絵に描いた様な尊大な態度じゃん。実に解りやすいよ景虎様ってばっ(笑)。
随分と偉そうな景虎に対し、何かモノ言いたげな様相の上杉憲政、躊躇する長野業政には激しく同意してしまったわ。業政なんて言葉を失い、他の者から「顔色悪いけどさ、どうかしたの?」と言われる始末。
しかしそこは上手く切り抜ける業政。「北条の顔色が移ってしまったのかもしれませんな。」と、周囲の笑いを取る業政だけど、ホントは景虎のエラソーな態度の所為だよね・・・。

「川中島に城がホスィのう。」と言う信玄。勘助は城を作る計画を香坂虎綱に相談。
半ズボン時代は可愛かったけど、随分と逞しい顔つきになってきた虎綱。顔つきだけでない、考え方もより一層磨きが掛かってきた。

この地で武田が幅を効かせて居られるのも、長尾景虎に欲がないからだ。欲が有ったら果たしてどうなっているか判らない。

勝頼の初陣に景虎を討ち取らせようと考える、超~ジジバカ勘助。でも虎綱は「武田の血統を守る事も、考えておかなきゃイカンですよ」とあくまで冷静。
それに対して「武田が負けるとでも思ってるのかっ。」と言う勘助・・・。ハゲ頭で脳みそも冷えるから、軍略をしっかり温める能力も無くなったのか。
どうも勘助は勝頼の事となると、冷静な判断力が無くなるらしい。先週は執拗な迄に、今川に工作していた勘助が、勝頼がらみの事となると盲目っぷりをさらけ出す。
剃髪して、冷静に判断する能力も一緒に削ぎ落としたのかね。

成田長泰の妻、伊勢は景虎の母親に似ていた。その人妻に心奪われ、自軍に強引に同行させる景虎。
うはwこれまた実に解りやすいマザコン。
「戦の神仏なんか信じないわ。」と言う人妻・伊勢に対して、「ふん、まぁ見ておけ。」と調子に乗って、敵陣の矢の雨、銃弾の雨の中で不敵に微笑みつつ一人酒盛り(笑)。確かに映像としては綺麗なんだけどね~。
何っつか「北条には弓も銃も腕の立つヤツは居らんのか。」ってツッコミたくなった。景虎好きだけど、このシーンに見とれる事が出来なかったのは矢張りガックン信者じゃないからだと、改めて認識させられたわ。
景虎だって神様じゃなくて人間なんだよ、と表現されていたのはイイと思う。
思い上がっていたのは、晴信時代の信玄にだって有ったからね。その所為で甘利も板垣も死んじゃったけど。今の傲慢さって、景虎の成長過程みたいなモンと思えば良いのかなぁ。好みは人それぞれですが、やっぱり電波系でストイックな景虎様の方がワタシはいいんですよねぇ。あ、もう政虎様と呼ばなくては。
下馬しなかった成田長泰をメッタ打ちにしてる姿は・・・もう言うまい。

伝兵衛兄やんが遂に、葉月に想いを告げた。
「はづきィ~一度しか言わん。ワシの嫁になれ。」に対し、葉月の「一度言えば解るッ」は良かったけど、股間蹴りは・・・いや~その痛み、女にはさっぱり解りません。
プロ野球珍プレー並の効果音まで入っていたあのシーンに、折角の求婚シーンが少々興ざめ。タマ蹴り効果音だけ余計だよぅぅぅ(泣)
でも伝兵衛は、葉月に危険な任務をやらせたくない。身体まで使って相手から情報を引き出す姿を見るのが忍びない。それが好きな女だから尚更だ。
そんな純情伝兵衛が、股間押さえて脂汗をタラ~リ。気の毒に・・・。

川中島に武田の城が出来た。勘助は虎綱に対して、ある事を考えていた。虎綱の年齢を聞き、更に「34にもなって何で独身なんだ?女に興味無いのか?」とグサリ(笑)。
真田家では散々突っ込まれていた勘助だったが、虎綱相手ならまだまだ勝てると思っているのかもしれない。あの時代の34歳男(独身)って、今の感覚で言えば50代独男くらいかな。
しかし虎綱がアッー(略)を匂わせる勘助の台詞、もはや気のせいじゃないね。先週の武者震いネタといい、某掲示板愛好者向けサービス?アレを関係者が見てるんだったら、「もう平蔵は要らん。マジで要らん。ヒサや子供達と幸せに暮らしてくれよ、頼むから。」ってお願いも、聞いて欲しかった・・・。もう撮影終わってるしね。


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菊江に促され、草若におずおずと徳利を差し出す小草若。そっけなくしつつも、父への気持ちが氷解した小草若の、何気ない表情が実に上手い。
そして息子が注ぐ酒を、これまたちょっと緊張しつつも、何事も無かったかの様に「ん」と受ける草若。

いかん、月曜日から泣かされそうになる・・・。

そして草若が、弟子達と酒を酌み交わす。草原は嬉しそうに杯を受け、四草は普段のポーカーフェイスが嘘みたいにかしこまって、師匠の注ぐ酒を「頂きます」と呑む。

ずっと待っていた師匠が帰ってきた・・・。

草々は感慨深げに店の外で、ひとり余韻に浸る。隣にちょこんと座る喜代美。
何だかホノボノとした、いいシーンだ。
寝付かれない喜代美が、月を眺める。気持ちが高ぶってるから寝付けないんだろうね。

熊五郎は自分のライヴ演らなかったんだ。草若のトリに、エンターテインメントとはこうあるべきものだと潔く言う熊やん、カッコイイー。咲さんが思わず抱きつく気持ち、よく解るよ(笑)
アタシは熊さんの、その後まで描いてるって全然思ってなかったので、ここはちょっと感動。松尾さんもスタパで言ってたけど、よく練ってある脚本だわ。
(磯七の床屋さん、実在すると知って納得した。最初、随分リアルなセットだな~って思ってたんだよ。)

草々のもじゃもじゃ頭の意味、やっと解ったね。っつ~か「願掛け」と言ってた時に、大体想像付いてたけど(笑)

天狗芸能に挨拶に行く草若。甘いもの好きなのね会長ったら。草若の手土産をむしり取り、おもむろに開けてはパクパク。あっ会長って・・・甘利様はココに転生されているのか。

金が無いからと喜代美に髪を切らせる草々。切る前に手を合わせて拝む喜代美に笑った。しかし草々ってば、ホントにデリカシーのない男だ。いいヤツなんだけど女心はワカランのね。この辺りは四草の方が敏いかも。後ろで見ていた三人、どう思ったかな。
でも喜代美が嫌々此処に住んでたか、そうでないか位、気付いてやって欲しいよぅぅぅ。
泣く喜代美に戸惑う草々を見て、一瞬怯む草若。空気読みすぎです師匠ってば(笑)。草若は喜代美の気持ち、知ってるからだろうけど。でも師匠、決して痴話ゲンカでは無いので安心してくださいまし。
喜代美は自分の進むべき方向を、遂に見つけた。「落語家になりたい。」って言う喜代美に、糸子は?

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再放送の「謀略!桶狭間」を観て思った。勘助ってば、やっぱクドイかも。
リツに度々「くどいっ」て言われてた勘助だけど、年を重ねた所為かな~。「いささかクドイ」と言うよりも「かな~りクドイ」って感じだ。
谷原イケメン義元に進言して、更に出立した後で寿桂尼様に「桶狭間なんて間違っても通ったら駄目だよ~ん」と言ってる辺りは小ざかしいというより、ただひたすらクドイ。
ああっ何て粘着気質のジジィなんだよう、と中の人の演技力の高さに感動しつつ、勘助に本気で腹を立てた自分。
あ~でも、谷原さんの義元じゃなかったら、そんな風に考える事もなかったかもしれない。
しかしハゲ勘助は、スタイルのいい丹下段平みたいだ(笑)。
風林火山を楽しめるのも、あと僅かなんだよね・・・。後は景虎様(政虎)のお姿で、精一杯楽しもうっと。

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「父親が聞いてやらんで、誰が聞くんですか?」
糸子の言葉はオブラートに包む事を知らない。いつも真っ直ぐに、裸のままぶつけられる。それが喜代美にしてみれば「おかーちゃん空気読め。」なんだけど。
でも糸子さんって、言っていい事と、言ってはならない事の区別は出来る人だと思う。草若に言った言葉はまさしく、言っていい事だった。やっぱ糸子さんってば、天照大御神を岩戸から引っ張りだすキッカケを作った女神様だったんだよね。

落語会会場の「寝床」。和田家の人々、奈津子、磯七や菊江、草原の妻・緑と息子・颯太、草々のライバル柳眉と尊建、四草が働いていた中国料理店「延陽伯」の店員達・・・。徒然亭一門に関わる人達の姿が見える客席。
そこに、糸子に連れられて現れた草若の姿を見た草々は驚く。落語を捨てたと言い続けた草若が其処に居た。

一番手、草々は、かつて草若に言われショックを受けた時の事を枕に話し始める。苦しい思いをした事もネタに変え、笑いを取る草々。さすが、徒然亭の次男坊、ちゃんと師匠の落語を受け継いでいる。

そして四草。普段は殆ど表情を変えない四草が、表情豊かに「瀬をーはやみっ」と話す姿に笑顔でいっぱいの颯太。そうだよね~草々が居候してた時に、いつも「瀬をーはやみっ」って演ってたから、颯太君にはお気に入りの落語になってるんだよね。
四草の「崇徳院」。人前で披露したのは初めてだったんだろう。磯七も珍しそうに聞いている。そして延陽伯の面々は・・・一人を除いて笑ってるじゃんっ。仕事を要領良くサボる四草に対して怒ってばかりの連中だったけど、その四草の落語に笑ってる。
でも落語で笑えるって事は、日本語を理解する能力は、かなり高いと見た。

そして草原。やっぱり噛んでいる、と思ったが、でも息子の声を聞いた途端すらすらと言葉が出てくる。
ディスカウントショップ「おとくやん」時代の話を枕に、面白可笑しく笑いを取る草原。さすが本職の落語家さんだな、って思いつつ見てた。

ううっ、この面子が揃った落語会、聞きに行きたいよぅっ。

中入り。喜代美の傍で草若が呟く。
「草原にしてみれば長い枕だった。3年間で随分ネタを拾ってきたのだろう。四草も、やっと崇徳院をやる気になったか。」という草若に喜代美が言う。
「草原さんも、四草さんも、傍にいつも師匠さんが居んなったです。」と言う喜代美。草若は喜代美の顔を見る。
落語が好きでたまらないのに、3年間ずっと気持ちを封印していた草原。
天狗座の出前に行っては落語を聴き続け、部屋では一人、ずっと崇徳院を稽古し続けた四草。
本当に、草若の事が好きで好きでたまらなかった。尊敬してやまない師匠の事は、一日たりとも忘れたことなんてなかった二人だろう。勿論、傍に居続けた草々も。

トリを務める小草若。兄弟弟子の名前の由来を語る小草若に、草々、四草は憮然とし、草原は苦笑。
だが小草若が、自身の名前の由来を話した時には草原兄さんもプチ切れ。「何ええ噺しとんねんっ!」って語気も荒いよ、兄さんったら(笑)。
「草若の息子だから小草若、ってそのまんまやけど、いつか小の文字が取れる様に頑張れと言われてる様で、そりゃもう本当に嬉しゅうて。」小草若の枕を聴く父、草若の目が、暖かくて優しげな眼差しで・・・観ていても、泣けて泣けてたまらんやった。

でも「寿限無」を話し始める小草若に、微妙にザワつく観客。「さっきも草々が演ったネタだよな」という尊建に、柳眉も訝しげな表情。和田家の人々も「ふーん」ってな感じに沈黙。
でも小草若は客に聞かせていたのではない。子供の健やかな成長を願い、良い名前を付けたいと思った親の話「寿限無」は、父である草若ただひとりの為に、聞かせたかった話なんだ。
誤解が解けた今、父親への詫びと感謝の気持ちを込めて話す小草若。でも3年間の思いが溢れて、涙も溢れて止まらない。

菊江と喜代美は、小草若の涙の意味を知っている。(観てるアタシも知ってるから涙が止まらんっ。)
そして草若も、小草若が泣きながら話す姿を観て、今の息子の気持ちを理解したんだろう。話し終わって、崩れ落ちるように高座から降りた小草若。大泣きする小草若に、一体何事かとオロオロする草々。

「これで終わりですか。」と、気持ちが中途半端な小梅を始め、ザワつく観客。そんな客の様子に、熊五郎に出る様に言う草々だが、この状態では熊五郎も辛い。でも場を収拾しなければならない。焦っている弟子達。四草が「草々兄さん、出てください」と言う。
「草々、愛宕山を!」と草原が言う。
そんな事、急に言われても・・・と草々もうろたえつつ、気持ちを入れなおし、再度高座に上がろうとした。
その瞬間、草々の目の前を横切る影。

「師匠・・・。」
スローモーションがこんなに効果的なのって「純情きらり以来かも」って感じた。

草若が高座に上がり、深々と頭を下げる。観客の拍手が暖かい。
トリを務める草若が枕に話すネタは、3年前に一門会をすっぽかした話から始まる。
年の所為か、あの時は道に迷ってしまった。それから3年間迷い続けて、やっと此処に辿りついた。
弟子達の落語に心を動かされた草若が遂に、"天の岩戸"から出てきた。岩戸を開けるキッカケを作ったのは糸子だけど、草若の落語を愛する心を引っ張り出したのは弟子達の熱い思いだった。
草若は話し始める。それは十八番の「愛宕山」。草若の噺を聞いている内に、はっと糸子が気付く。
「これは・・・。」

和田家の人々にとって思い出深い話「愛宕山」。正太郎がいつも工房で聴いていたラジカセから流れる「愛宕山」。
祖父との思い出が喜代美の脳裏に甦る。大好きだったお祖父ちゃんと過ごした、楽しかった日々を思い出し、涙が止まらない喜代美。
正太郎の今際の際に、病室で聴いた愛宕山を思い出し、小梅も涙をこぼす。それは正典や糸子、小次郎、正平も同じだった。
草若の落語に聞き入る人々。弟子達は感極まっている。草原は目を潤ませ、草々は流れる涙を拭おうともせず、四草は大泣き状態。普段殆ど人前で喜怒哀楽を示さない四草が、大粒の涙をいっぱい零し、顔をグシャグシャにして泣いている。

お客さんも大満足の落語会だっただろうね。「お楽しみゲストって草若師匠の事だったんだよね~」と、お客も思ったに違いない。草若の落語が済んで気持ちよく帰った事だろう。
ところで熊五郎さんのライヴは?(笑)

ほんの15分に、よくこれだけ上手く詰め込んでいるなぁ、といつも感心してしまう。「面白い」って思える朝ドラは幾つもあるけど、こんなに泣いたのは記憶に無い。
親子愛とか師弟愛とか、ふんだんに盛り込まれていて、本当に観ていて楽しいのだ。
脚本も良く出来てるし、俳優も上手く演じている。そして15分という時間内で、キレイに編集しているNHKのスタッフに感謝。あの短い時間に、視聴者に脳内補完を強いることも無く、解りやすい話に作り上げているのは本当にスゴイと思う。
「風林火山」も神ドラマと思ったけど、「ちりとてちん」も神ドラマだ。泣ける朝ドラは有ったけど、こんなに笑えて泣ける朝ドラは、自分が観た中では記憶に無い。

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芸人として生きるなら、例え身内の不幸があっても、その姿を表に出すことは許されない。どんなに悲しくてもその感情を押し殺し、観客の笑いを誘う事に徹する。

3年前の一門会の日、草若は志保の余命を医者から聞かされ、激しく動揺する。志保の病室に現れた草若。穏やかに微笑む志保。だが草若の様子が普通でない事を、志保は気付いていた。そして志保自身も、自分の命がそう長くはない事を知っていた。
いつもと違う草若の様子に、不安を感じた志保。見舞いに来た菊江に、見に行ってきてくれるようにと託す。
天狗座の前で菊江が見たものは、会場に背を向け、フラフラとした足取りで何処かへ立ち去る草若の姿だった。

動揺した草若の姿を見れば、弟子達も何かを気付く筈だ。まして実子の小草若には、絶対に知られたくない。
だからワザと、病室に居た小草若にも聞こえる様に、「女の処に行って寝過ごした」と草若は言ったのだろう。自分が悪者になり憎まれる羽目になろうとも、子供に芸の道を教える草若。此処にも親子の愛情が溢れていて、うるうると泣けた。未だ金曜日なのに。明日はどうなるんだよぅ。

草若は本当に、志保を大事にしていた。一門会での草若の演目が「愛宕山」と聞き、残念そうな志保に「本当は、お前のお囃子で演りたいんやけどしゃあない。」と言う草若。
愛情いっぱいの夫婦なのだと、見ていてもよく解る。そして、徹底的に芸の道に徹した夫婦なのだというのもよく解る。草若が息子に悪者扱いされているのを見るのは、病床の志保としても心苦しかったんじゃなかろうか。でもそれが、小草若が一人前の芸人として生きる事が出来る様にと願った母の愛だったのかな。
そんなに両親から愛されて、何て幸せモノなんだよ小草若ってば(号泣)
小草若は無意識の内に、芸人とはこうあるべきもの、という事を両親から受け継いでいた。己の感情を優先させる事は出来ない、そういう世界なのだと言う事は小草若も理解していた。
そんな小草若の姿に胸を詰まらせ、今は亡き志保に全部喋った事を詫びる菊江。

母の墓前に線香を上げる小草若。いつも供えてある、かすみ草に触れ、小草若は何を思ったのだろう。
父はいつも、母の事を気にかけていた。そして今でも、決して忘れてはいない。

喜代美が見た草若の姿も、草々の話を聞いてからは「師匠さんは今でも、奥さんの事を忘れていない」だった。
そして小草若も菊江の口から真実を聞き、父親の本当の想いに気付かされた。ずっと心に掛かっていた雨雲の隙間から、陽が差してきたかの様な気持ちだっただろう。母の墓前で静かに涙を落とす小草若の姿に、観ている方まで泣けるじゃないか。
脚本も中の人達も、本当に上手すぎるぞっ(泣)。

母の蕎麦打ち特訓の厳しさに、今日も音を上げ逃げ出した喜代美。逃げるといえば、糸子に言われて逃げ出す和田家の人々も、速き事風の如し(笑)。
しかし本気でヘタレやん、喜代美ったら。小梅さんが「小次郎なら死んでますがな」って言うけど、糸子さんってば、そんなに厳しすぎますかいな(笑)。いやいや小梅さんこそ、小次郎に今迄、あまりにも何も言わなかったから、40過ぎても無職ニートなんじゃ?と突っ込みたくなったけど(笑)。いや待てよ、もしかしてニートのままなのも今後、重要な意味があるのかもしれん。
それにしても和田家の人ったら、草若の家でも我が家の様にくつろいでいるのは、やっぱり笑える。

糸子の蕎麦は、糸子自身が母親から受け継いだ味。それを娘にも伝えたい。だからこそ厳しく教えるのだと聞かされ、文句ばかり垂れていた喜代美も、少しは母の気持ちが解った。そして二人の様子を後ろで聞いていた小草若も、糸子と喜代美の姿に、草若の落語を受け継ぐ決意をしたのだ。

小草若は稽古場へ行き、草原、草々、四草の名前が入った落語会のチラシを破り捨てる。騒然とする三人に、自分も出演する事を宣言。
草原が笑顔になる。そして草々は、いきなり小草若の胸ぐらを掴み「底抜けに・・・おかえり」と言う。
草々、ケンカ売る様な表情でコワイんですけど(笑)しかし「そこぬけにぃ~」があまりにもヘタクソで、小草若に身振りつきで教えられている始末。でも意外と素直に、一生懸命練習する草々の姿に笑えた。
そんな中で、四草は何かを書いている。外に出て、寝床の前に落語会のポスターを貼り、フッと微笑む四草。ポスターには手書きで「徒然亭小草若」の名前が書かれている。
人前では喜怒哀楽を殆ど示さない四草が笑う様は、観ていて気持ちいいものだ。
四草のナカノヒト画像をググっていたら、数年前のかな?茶髪の頃とか出てきたけど、黒髪でスリムな今の方が良いの。

四草が戻ると、いつもの様に草々と小草若が喧嘩をしている。原因は小草若がトリで出たいと言う事。「寿限無」がトリの落語会なんてドコにある、と怒る草々だが、小草若は自分が一番稼いでる、と切り返す。
そんなモメ事も、草原兄さんの裁量で上手く収まる。小草若がトリを取るのを認める草原に「それは大胆な事を。」と四草は驚くが、草原の言葉は更に続いた。
小草若のトリを認めるが、演目は「愛宕山」を演る事。「また更に大胆な事を。」と、目だけ表情を変える四草。
徒然亭を受け継ぐ事の決意表明である今回の落語会だが、実の息子である小草若が、師匠十八番の「愛宕山」をやる事で更に重みを増す。
確かに言えてる。が、気の毒なのは草々。「オレ寿限無だけですかぁ~」と涙目で草原に訴える。あんなに一生懸命「愛宕山」の練習してきたのにね。
しかし、やった事あるとは言え、あと3日しかないよ小草若ちゃん。そして、小草若の名前が手書きで追加された落語会のポスターに気付いた草若師匠、どうする?


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他人の前では明るく振舞い、草々の前では突っ張った態度を見せる小草若。でも一人になると、フッと寂しげな表情を見せる。
あれが本当の、今の小草若の姿だろう。

それまでは父の事も、父の落語も好きだったと思う。なのに病床の母の看病よりも、落語を優先させた父が許せない。愛情と憎悪が同時に存在している様に見える。小草若自身も苦しいに違いない。明るく振舞ったり、時には草々と喧嘩をする事で、自分を保っているのだろう。

母の仏前、隣から聞こえてきた草若の落語に、つい草若自身が話しているのかと錯覚してしまう小草若。だがそこに居たのは、テープを聴く草々だけ・・・。
あの一瞬、草々も「本当の小草若」を垣間見たのだろう。だからラジオ局(RADIO NANIWAって看板だったと思う)で出待ちまでして、小草若の真意を確かめようと思った。だが小草若は決して本心を見せる事は無い。

喜代美は草々から、亡くなったおかみさんの話を聞く。何をするのも不器用だけど、タンポポの花が大好きで、陽だまりの様な人だった。
その話に、自分が観た草若の姿を重ねる喜代美。今でも奥さんの事を忘れてはいない、と思える喜代美だけど、小草若の言う草若の姿と、喜代美自身の目で見た草若の姿がどうしても違いすぎるので納得はいかないだろう。

喜代美に蕎麦打ちを特訓する糸子。音を上げた喜代美は、ハンドミキサーを使おうとするが、糸子に叱責され、蕎麦打ちを途中で投げ出す。
ああっ何てヘタレやの喜代美ったら。だったら蕎麦打てるなんて、簡単に言うなっつーの全く。ココはおか~ちゃんに同意だわっ。

もっと腰を入れて打て~って言われて、半泣きだよ喜代美ちゃん。しかし、蕎麦打ちが上手い糸子さんったら実は、腕の筋肉も腰も逞しいんだろうな。

奈津子のお相手って小次郎?(アタシ四草だと思ってたんだけど)。奈津子はん、ホントに小次郎でイイのか?だって無職ニートだぞ??とは言っても、今まで奈津子のの容姿に釣られて寄ってきた男は全て、奈津子の家事能力の無さに幻滅して去っていった。でも小次郎は違う。散らかった部屋を、宝の山や~と目を輝かす。どうでもいいけど、ペットボトルで何をするのかい?
今ならリサイクルで、商店街の商品券と交換、なんてのがあるみたいだけど。ウチの自治体もやってくれないかな・・・。

しかし和田家の人は、本当にマイペースやん。草若ん家でフツーにゴハン食べてるし。しかも落語会まで帰らないって・・・喜代美に何故、この家族が持っているマイペースな要素が殆ど無いのか不思議(笑)

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今回の主役は寿桂尼、って言っても過言じゃないかな。
寅王丸を刺客として送り込んだ越後。その策に乗った寿桂尼への報復を企てる勘助。
寅王丸の短い人生の最後を聞かされた信玄の、無念そうな表情はよく伝わった。今後を見守っていこう、という気はあったのだろうが・・・。
寅王丸の死を知って動揺する平蔵。そんな平蔵に「向いてない!」と言いつつ、「ワシに仕えるか」と言う宇佐美。その真意が全く読めない。平蔵の出番を最終回まで引っ張る為なのか?

今川家側から描いた桶狭間。信長側から描いたドラマだと、どうしても悪役に見えてしまうけど、谷原さんの義元はオトコマエで、なかなか魅力的なキャラになっていた。これで見納めかと思うと寂しい・・・。

信長が出ると、どうしてもそちらに視線取られそうだから、シルエットだけでいいとは思った。でも、あのシルエットは、もっと年齢を重ねた信長を連想させるんだけど。

庵原之政は、いい大人なのだろうけど、やっぱり武者震いか・・・(苦笑)。
う~ん、アレは面白いというか、ちょっとウケ狙いすぎかな、って思ってしまった。それに幾ら昔のよしみとは言え、もはや他国の人間である勘助に、随分と今川の内情をベラベラと喋りすぎてる様な浅さが、何とも好きになれない。それだけ人がイイって事かな。
そんなお人好しの之政から情報を得て、策士・勘助が黒い本領発揮。
義元の気性まで全て理解した上での、勘助の進言に寿桂尼が気付いても、もはや時既に遅し。

討ち取られた義元の首に語りかける寿桂尼。静かに語る寿桂尼様の無念がよく伝わる。
でもつい、生首がいつ映るのか?とドキドキしてしまう自分が居る。更に、やっぱり腐臭がスゴイのかな?と邪念が入ってしまう自分もいる。(すいませんね・・・。)
勘助、今回は独断で動いたんだろうな~。信玄の表情は、本当に知らなそうだったし。
飯富に問い詰められても、しれっとしてトボける勘助の表情が、見事なまでに憎たらしく見えた。上手いなぁ内野さん。
次週予告に井川遥の姿があったけど、そういうポジションなのか・・・。
ガックン景虎がどう反応するか、すごく楽しみだ。

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父の落語を受け継ぐ。そんな事は絶対認めたくない。母の病状が悪いのに、ロクに顔も見せず、上方落語の為に奔走する父。挙句の果てに一門会を欠席した原因が、他の女の処で寝過ごした・・・。そんな人でなしなのに何故「受け継ぐ」なんて事が言えるのだ?冗談じゃない。

そんな思いなんだろうか、小草若の心中は。

菊江の仏壇屋まで小草若を追ってきた喜代美。小草若が父、草若に浴びせたキツイ言葉。
今までも草若の姿を見る度に、憎しみをぶつけていた小草若だったけど、今日は一段とシビアな口調で父親を罵る。
だが草若は一切、弁解をする事は無い。ただ「俺はもう二度と高座には上がらん。」と言うだけだ。

小草若の話に、父と息子の確執の要因を垣間見た喜代美。だが小草若の話を聞いていた菊江は、何とも形容しがたい複雑な表情を見せる。
「それはちょっと違うでしょう。」とでも言いたげな菊江さんだけど、明日は話してくれるかな。

「寝床」での落語会に圧力が掛かった。
その要因を四草は冷静に分析する。こんな場末の落語会に、天下の天狗芸能が圧力を掛けるはずもなく・・・。圧力を掛けたのは小草若。
「落語会なんかやったら、二度とこの店利用せんからな」と言われて、熊五郎はあっさり屈服していた。
そんな小草若の算段に、ちょっと驚きつつも悔しそうな四草(でもポーカーフェイス)。算段では自分の右に出るものはいない、と自負してるだろうから、小草若ごときに算段など出来る筈無い、と四草なら思っているかもしれない。
だが小草若が小ざかしい手で落語会を邪魔してきた。落語会の邪魔をされた事よりも、算段を図った事に対する四草の悔しさが滲み出ていた。

機嫌さえ良ければいつも「100人前や~」って言うて注文してくれる小草若だから、逃したくないって思う熊五郎の気持ちは解る。
だがそんな熊五郎を叱り飛ばす咲。「儲けより義理人情」を優先する気風のよさに、会場の心配は不要になった。

草々の大好きな恐竜。その恐竜パズル完成寸前、小草若にバラバラにされた。それに報復して、小草若の大事なエロ本を破った草々。
そんなに大事なエロ本って・・・無修正だったのか(笑)。今なら別に珍しくもないだろうけど、15、6歳の頃って1980年代だよね。
草々と小草若の争いは相変わらず低レベル。草原にも言われていたが、一体何年前の事を根に持ってるのだ(笑)
「15、6の頃の話ですか」と、表情ひとつ変えない四草にまで言われている有様(笑)

黄昏時に喜代美の心も黄昏ていた。その時喜代美は見た。小浜の母の姿がそこにある。いや母だけではない。父も叔父も祖母も弟もいる。ハァ?皆居る!?
「へっ?何で?」

「蕎麦打ち教えて欲しいって言うたやん」と糸子が言う。正典は大阪の百貨店の塗箸売り場を視察、弟、正平は大学の下見。小次郎は何となく、小梅は一人で小浜に残るのがイヤだから。
さすが和田家の人々は一味違う。大阪に卸に行く、箸問屋の竹谷のバンに便乗してきた。
「だから京都で揺れた時に、箱から飛び出した塗箸がグサッグサッと・・・」
ちょっとコワイ土産話だよ、糸子さんったら。

小草若との諍いで、また草若の「天岩戸」は閉じられたかの様に見えたけど、和田家の人々が岩戸の前で踊って、草若を引っ張り出すのかな。いや引っ張り出す神様は、徒然亭の弟子達かもしれない。
って事は糸子さんが、岩戸の前で踊りまくる女神様かいな。楽器演奏(三味線)は小梅さんでさ。
小学生の時に読んだ古事記では、ただ「踊り狂った」としか書いてなかったけど、あの神様ってストリップやったんだよね・・・。
しかし糸子さんは、心はいつも包み隠さず裸のままだけどね。やっぱアメノウズメ?

もし小草若が家庭を持ったら、草若とは逆に、仕事よりも奥さんと子供を優先するかもね。家庭を生活の中心にしそうだ。勿論、子育て休暇も取りそう。
きっと子煩悩なパパになるだろうし、奥さんも大事にしそう。スイート10ダイヤモンドをおねだりしても、「ええがなええがな、100個買うてやるがな~」って言うかもね。(買えるのか?)
どうだね喜代美ちゃん。もし友春と結婚したら、と妄想もした事だし、今度は小草若との結婚生活も妄想してあげて頂戴(笑)

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落語の事は全く知らない喜代美。いちいち質問をしていたら草々に怒られた。半泣きの喜代美。
そんな喜代美に泣くなと、肩に手を置き言う四草。いつの間にか呼び捨てだよ(笑)。喜代美は落ちなかったが、視聴者は一体何人が落城したのだろうか。
小草若はさすがに、皆が戻って来た事が気になる様子。サングラス片手に、中の様子を伺う小草若。喜代美に見つかってしまうが、どうもいつものハイテンションではない。
草々一人なら強気で居られるんだけど、草原と四草も戻ってきた。自分は関係ない、と表では突っぱねていても、やはり取り残された疎外感は拭えないのだろう。
気になるといえば草若もだ。弟子達が落語会の為に稽古をしている様子が気になる。
外で耳を澄ませ、聞き入る草若。草原が草々を指導している様に、頷きながら聞いている。
草若は落語を忘れてはいないのだ。そして小草若も徒然亭一門の事は忘れてはいない。

四草の策士っぷりには笑った。というか、このキャラなら風林火山でも立派な軍師になれそうだ(笑)。
「自分達の落語は熊五郎のライヴの前座」と位置づけ、あくまで主役は熊五郎、しかも大トリを飾る「シークレットゲスト」と持ち上げる。勿論、ここまでヨイショされたら、熊五郎にすれば悪い気はしない。
他人の心理を読むのに長けている四草の策に、見事ハマった熊五郎。快く舞台を貸す事を承諾する。しかも無料よ、タダ(笑)。とりあえず会場は確保した。
それにしても熊やんの歌、妙に耳に残るあのフレーズときたら、おしりかじり虫といい勝負だよ(笑)

稽古場を掃除し、座布団を持って来てくれという草原に「チッ」と舌打ちをする四草。
こういうのは礼儀正しい草々が見逃す筈がない(笑)。四草のアタマをパシっと叩く。
そして3人は、は誰が何を演目にするかを決める為に話し合う。
「俺、崇徳院演る。」って草々が言った時に、「えっ?」と意義有りアリの四草。草々は知らないけど、草原は四草の3年間を、九官鳥を通して見ている。だからこそ四草に「オマエが演れ」って言ったのだ。
草原兄さん、「おとくやん」でキョドってた姿とはまるで別人の様に頼もしいですぅ。

喜代美ちゃ~ん、蕎麦打ち名人への道のりは、遥か遠く険しいね・・・。
明日から急展開だとスタパで言ってたけど、草若親子の確執と、草若が落語を捨てた原因が明かされていくって事だそうで。
貫地谷さんと青木君からメッセージが届いた渡瀬さん、嬉しそうでしたね。

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「草若に会う前に景気付け~」と思って呑んでたら、草若の方からやってきた。で、何故か皆の顔を見た途端逃げ出す草若。追いかける弟子達。
そんな、皆で師匠の上に乗っかったらツブレますがな~。

四草ときたら、草若の前では態度変わってる(笑)
「元気やったか?」と問われて、とても嬉しそうな懐かしそうな表情を見せるクセして「フツーです」と素っ気無い言葉。ホンット、草若の事が大好きなんだよね・・・。
でも小草若には容赦ない四草。
利用できるものはなんでも利用しない手はない。トリを任せると言って持ち上げておいても、どうせ「寿限無」しか出来んのだから、当日は出番変えてくれと泣きついて来るに違いない。
すごくシビア。小草若にしてみれば「カワイクない弟」だな。でも四草に言わせれば「事実です」と来た。

自分のライヴに誰も来ない事を知り、怒りの炎を燃やす熊五郎。
ああっ!値上げのポスターに怒る熊やんの顔が描いてある(笑)。そして昼定食は28000円。
随分と強気の価格設定だ。この辺りでゴハン食べられる処って、ココだけなんだろうね。

「ガマン大会へようこそ。」
諦めた表情の磯七や菊江、町の人々が居酒屋「寝床」に集う。どんな歌唱力?と思っていたが、とりあえずジャイアンよりマシである。
草若は結構楽しそうだ。そして草々はジッと黙って、歌に集中してる。喜代美の声も聞こえない。
「ら~く~ご~かい~っ」と、草々の耳元で怒鳴る喜代美。草々の髪を持ち上げる仕草が、何だかトムとジェリーを連想させるんだけど(笑)

菊江さんの店、初めて見たわ。ちゃんと仕事してるんだね~。
そして喜代美。誰かの役に立てる喜びを覚えたのに、今回の落語会の件ではお呼びがかからない。何か人の役に立ちたいのに~っていう喜代美のジレンマがよく伝わる。
熊五郎のライヴ見ながら、「ココで落語会やったらイイのに」って思いついた喜代美だけど、明日はどうなるかな~。

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何処のブログだったか、徒然亭の4兄弟は「若草物語」の4姉妹ではないか?と書かれているのが有った。
す、スゴイ。すばらしい着眼点だよ~!。アタシ、マジで感動しましたね。そこまでは思いつきもしなかった。確かに、あの4兄弟、若草物語のキャラそのものかもしれない。
そうなると、三男の小草若がベス・・・随分威勢のいいベスかも~って思ったけど、小草若って意外と繊細なハートの持ち主じゃないだろうか。
今度のあらすじを読んでたら、お調子者に見えるけど、根は硝子のように傷つきやすいピュアな心かもしれない、って気はする。
長女メグの草原も納得出来るし、次女ジョーの草々はまさにそのまんまやん(笑)。四女の四草も口数は少ないけど、やっぱりエイミーかなぁ。

「草若」って文字を入れ替えて「若草」。やっぱり若草物語のキャラ?何だかそんな気もしてきたよ・・・。ホント、何処のブログだったかアドレス失念してしまったのが悔やまれるけど、そこまで思いつくなんて~素敵!
藤本先生は一体「ちりとてちん」の中に、どれだけの要素を詰め込んでいるのでしょうね。宝探しみたいな気分で、朝ドラ楽しんでます~(笑)
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「自分達の事を捨てたのは草若師匠の方じゃないか。」
それまでずっと醒めた目で、人と接していた四草が、初めて剥きだしにした本心。
師匠の事が好きでたまらなかった。なのに師匠は落語を辞め、自分達が落語を続けられる様に、他の師匠の元へと世話をしていた。
でも、四草にとってもそれじゃ駄目だった。草若師匠の元でやりたいのに、師匠は全然、自分達の気持ちを判ってない。もうあんな人、どうなったっていい。

四草も草若の元で学ぶ落語が大好きだったのだ。だから、他所へ行け、という草若の計らいを蹴ったのだろう。でも落語から離れる事が出来ない。
天狗座の傍に住み、出前に行っては大好きな落語に直に触れてくる。そして部屋で一人、九官鳥を相手に稽古する日々。
そんな日々を3年間送ってきた。誰にも心の内を見せなかった四草を代弁するかの様に、見事な「崇徳院」を披露する九官鳥。
鳥かごに覆いかぶさり、慌てて自分の本心を隠そうとする四草。でも九官鳥はおかまいなしに、落語を続ける。
それまで険しい顔だった草原が、とても柔らかな表情で四草を見ていたのが印象的だった。

草若の亡くなった妻、志保の墓前で再会する草若の弟子達。草々の行き先を予想したのは、恐らく草原だろう。
草原と四草が、また戻ってくる。3年間、ひとりで待っていた草々は、その瞬間、喜びの感情が思いっきり溢れる。だから兄弟子と弟弟子を、しっかりと、ぎゅうっと抱きしめたのだ。
ホント、泣かせてくれるいいシーン・・・。

師匠の所に戻ったはイイが、なかなか入りづらい。促されて入ろうとする草原兄さん、手と足が一緒に動いてるんだけど(笑)。
「ああっでも、やっぱ入りづらい~。あっこんな処に居酒屋が!とりあえず景気付けに呑んじゃおう。」逃げてますがな、兄さんったら(笑)。そして四草よ、おまえさんもあっさり「ハイ」って付いていくなや~(笑)。

「寝床」ですっかり出来上がってる草原。そして四草は、またいつもの四草に戻っている。酒なんて体に毒、といいつつ煙草を取り出す四草に「オマエ未だ禁煙してないんか」と酔っ払いの草原が突っ込む。しれーっと「止めました」と四草。
そこへやっぱり予想通り現れる小草若。かつての弟子が勢揃いしてるので「えっ何で?」って表情を見せる。

「オマエは仲間にいれてやら~ん」と草々に言われて、「何やてー!」とキレる小草若。相変わらず草々と小草若はケンカばっかりやな~、って表情で、フッと微かに笑う四草。
草若なんか早よ死んだらええ、っていつもの調子で口の悪い小草若。その時、今日は珍しく仕事が忙しくて遅れてきた菊江が、小草若の頭を思いっきり叩く。
いくら自分が売れてるからって、親を大事にしない者には因果が巡るよ、と。

「ヒトシーっ!」って小草若に向かって怒る菊江さん。喜代美も初めて知った小草若の本名だろう。
菊江さんって、志保さんと同年代ぐらいかな。志保さんが生きてた頃は、ふたりは仲良しだった様な気がする。多分、吉田家と家族ぐるみの付き合いがあったんだろう。だから小草若を、まるで我が子の様にビシッと怒ったに違いない・・・と思うんだけどね。
そしてやっぱり、草若親子の確執の原因を、多分この人は知ってるんだろうな~。
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喜代美のハンドミキサーが修理され、店に戻ってきた。草原は喜代美が書いた伝票の電話番号に掛ける。
電話の向こうから聞こえてきたのは、草原にとっても懐かしい声・・・。
草若師匠の「もしもし」の声に、昔の落語が好きだった自分を思い出した草原。師匠と一門の皆との落語に浸った日々。ホントに落語が好きやったんだよね、草原さん。

そして喜代美。草原の処を出た後の草々の行き先は四草の処だ、とスグに理解していた。と言う事は、草々が徒然亭一門で落語をする事にこだわっている事を解ってたんだよね。草々が草若の落語を受け継ぎたい、って思ってる事を解っていたから、真っ直ぐに四草の処へ向かったんだろう、と思っていた。

で、予想通り草々は居たけど、草若師匠の処でやる事にこだわらなくても、って草々に言ってしまう。
解ってるのに何故それを言うのか喜代美よ~と思ったけど、草若が心配していない様にしか喜代美には見えないから、仕方ないと言えば仕方ないか。
喜代美の見ている草若は、草々と自分は他人、ってサラリとかわす人だし。

喜代美に向かって、18年も落語やってて芽が出なかった、って草原は言ったけど、逆に喜代美は「18年もやるって事は、好きだからやるのでは」と草原に問う。喜代美の人生と同じくらいの時間、草原は落語をやっていた。
喜代美が草原と同じ年位なら、徒然草を引き合いに出してまで、多分あんな事は言わないだろう。若いから(人生経験が少ないから)そう言えるんだろうな~って思いつつ観た。
喜代美の言葉で、微妙な表情を見せる草原。
せをはやみぃ~、と冒頭の部分を得意そうに繰り返す息子、颯太(河合紫雲)の姿、そして、まーくんの笑顔が観れるのは、落語をすることだと思う、と言う妻、緑(押元奈緒子)。
妻と子供の笑顔の為に、自分を押し殺し耐えてきた草原。でも、そんな苦しい思いをする夫の姿よりも、好きな事をやってイキイキとしている貴方の姿が見たい。
こう言える草原の奥さんは、大らかな人だと思う。澱んでいた草原の心に妻と息子が風を吹かせる。気持ちがすっと軽くなる草原。
だから家族の前で「崇徳院」を披露したに違いない。いい家族に恵まれて良かったね、草原兄さん(泣)。

一方の草々。教える事と交換条件に、店を手伝う事を四草から言われたのだろう。一生懸命働く草々。それも全て、四草が草若から教わった落語を学ぶ為と思えばこそ。
なのに四草ときたら、働かせるだけ働かせておいて、なかなか草々に教えようとはしない。
天狗座の出前も草々に任せるが、出前先で草々が見たものは、尊建の落語が客を沸かせている風景。
四草は天狗座のスケジュールをちゃんと把握している。出前から戻るのが遅いのは、そこで行われている落語を観ているから?だろうな多分。
女を連れ込んだり、金に細かかったりと掴みどころのないキャラだけど、四草は本当は落語好きなんじゃなかろうか・・・。

草原の本名って、原田優夫って言うんだね。だから「まーくん」か。

で、何であそこで喜代美が吉田兼好の「徒然草」を、例えに出してきたのか疑問だったけど・・・。
そういえば草若師匠の奥さんは吉田志保で、息子は吉田仁志(小草若)。
まさか草若の本名が吉田兼好(カネヨシ)って事は・・・無いよなぁ(笑)
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仕事に賭ける熱意が人並みでは、到底出世は出来ない。寝食を忘れる位に没頭して、初めて道が開ける。コネも何も無い下士なら尚更か。
家庭の事は満江に任せっきりで、滅多に家に帰らず、仕事中心の生活を送る隼太。

息子の熱が下がらないのを心配する満江。何か悪い予感がする、ってのは、母親のカンか。いつも子供と接していたら解るよねやっぱり。
でも仕事ばかりの父には解らない。医者が「風邪だ」と言えば、それを信じるしかない。
せめて熱が下がるまで、息子の傍に居てやって欲しい。そんな満江の願いも空しく、隼太はまた仕事先へ戻る。
う~ん。今ならどうだろう。父親も子育てに参加出来る様に企業が支援してる処なんて、未だ大きな処だけじゃん。で、休んでイイって言われても、実際は休みづらい、って言って躊躇する人も多いだろう。やっぱ多くの人が奥さんや、祖父母任せじゃないかな~。
仕方ないよね、働かなきゃゴハン食べられないから。

子供が亡くなって号泣する隼太に、満江が冷たく、仕事に戻れば、って言い放つ。あああ、わかるよスゴク。奥さんにしてみれば言いたくなるよね。
仕事ばっかで家庭を省みない旦那が、息子が亡くなって後悔してる様を見ても、何を今更・・・って心境なんだろう。
で、旦那は逃げ場をやっぱり作っている。かつて上村家に奉公していたふき。嫁ぎ先の相手が亡くなり、故郷に戻ろうとしていた処を、隼太は馴染みの店での働き先を世話する。で、店に通っては、ふきに甘えてる隼太。

あ~これも、何となくわかる。家と仕事場だけじゃ、隼太も息が詰まるだろう。呑んでストレス発散したい時だってあるよね。
でも満江は、隼太とふきの関係を何かあるんじゃないか、と怪しむ。これも当然だろう。この辺の心理描写は面白い。っつか、時代を経ても変わらないよね、人間の心理ってさ。
市之丞と類の、男女の生々しいドロドロズブズブの関係なんて、もう暗くってどん底って感じで観てられんのやけど、やっぱり気になって観てしまう。
一蔵が俺に取り付いて類を抱く・・・って、情念とか執念とか、色んな感情が渦巻いてる感じだ。人って深いよね・・・。強いて言えば実直な隼太には、こんな二人の関係は理解不能だろう。

前作の木曜時代劇に比べると、華々しさは無いけど、人間を深く掘り下げて描いてるのは面白いと思った。が、福士誠治だけ目当てで観てりゃ、脱落してるだろうな。
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草原は優しい男だ。上司から怒られ嫌な思いをしつつも、愛する家族の為に、好きでもないサラリーマン生活を続ける。
いきなりアポ無しで転がり込んできた草々を、嫌な顔ひとつせず居候させ、会って二度目の喜代美が持ち込んだハンドミキサーの修理依頼を、社員割引が効くから自分の名前で出していいよ、と言う。どんだけ優しいっつ~か、お人よしっつ~か。でも、そこが憎めないキャラだよ、兄さんってば。
そんな優しい草原兄さんなのに、落語を思い出すのが辛い。落語が好きだった自分を思い出すのが辛い。
3年前に落語を捨てた筈なのに、草々が自分の目の前で落語を思い出させる。だからつい、キツイ事を言ってしまった。
でも奥さんは、草原の「ホントの気持ち」を痛いほどに解ってるんだよね・・・。

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に あはむとぞ思う

この歌の草々の解釈を聞いた草原は、その間違いを指摘し、ごはんを食べるのも忘れ熱心に説明する。忘れようとしていた落語への想いが一気に流れるかの様だった。草原は本当に、落語好きなんだね・・・。
草々は、別れ別れになっても、いつかまた皆と一緒に、落語を演れる日が来ると信じている。不器用で、言葉の表現力が乏しいけど、真っ直ぐな草々の想い。
草々って、本当にイイ奴だな。朝ごはんの手伝いもちゃんとしていたし(笑)。不器用だけどマメなんよね~草々って。

そして不器用のチャンピオンであろう喜代美。ハンドミキサーで料理の下ごしらえをするが、中身をこぼしてあわてて拭こうとしたら、テーブルに置いたハンドミキサーを落下させてしまった(笑)

そう言えば小学生の時、日本酒をコップに注ごうとしてこぼしたのを拭こうとして、あわてた為に一升瓶を落としてたな(笑)。しかもコンロの上では、放置された焼鯖が炎上してたしね。
相変わらず~な喜代美ちゃんであります。

草々は今度は、四草の処に転がり込んだ。どうしても崇徳院をやりたいから、弟弟子だった四草に頭を下げる。四草は崇徳院を、草若師匠から教わった事が有るんだね。
そんな四草だけど、すぐ傍にある天狗座の出前に行ったものの、なかなか帰ってこなかったのだろう。「何処の天狗座に行ってたんだ」と店の人に責められても、全く悪びれた風でもなく、「時間が来たから上がる」と言って、さっさと自分の部屋に戻ろうとする。

四草は一体何処で何をしていたのか??
この道草って、何か意味があるのかな・・・あるんだろうな~。

すごくどうでもいいんだけど、気になった処をひとつ。
草原が修理窓口担当に代えられた後の、他の社員によるハンドミキサー実演で、牛乳の中に浮かぶイチゴをつぶしていたけど・・・季節は秋だよね?以前糸子さんだって、毛糸のパンツ~って言ってたよね??
この時期のイチゴって、有ったとしても高くないか??それとも冷凍のラズベリーとか?(でもストロベリーに見えたよ)
店は「おとくやん」なのに、実演販売で使ってる素材は金を掛けてる不思議な店だよ「おとくやん」。
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本日のテーマは、大相撲のあり方について。今、日本相撲協会がどのように取り組んでいるかを検証。そう言えばもうすぐ、九州場所が始まるんだったな。
何気なく画面を見ていたら、悪魔装束のアノ御方が出ている・・・えっ!?

うわ~マジですかっ。ゲスト解説に、デーモン小暮閣下が出ているよっ。
クローズアップ現代に出てるので、ちょっとビックリしたけど、閣下の相撲に対する造詣は深い。
初場所の中日には2年連続で出演しているし。相撲への知識の豊富さが認められたからなのだろう。
しかし、クローズアップ現代でデーモン閣下を拝める時代が来ようとは・・・。国谷さんの口から「デーモン小暮閣下」って言葉が出てくるのが、もうスゴク不思議な感じ。その昔は、音楽番組かライヴミサでしか観る事無かった閣下なのにね。
なんて書いてたら、聖飢魔Ⅱのライヴ観たくなったよ。リンゴの「満光」を小道具に使い、信者を煽る・・・(笑)。DVDじゃなくって生演奏聴きたい~♪

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"算段の平兵衛"の概略を聞いて、その内容に何処が笑えるのか疑問に思う喜代美。
人を殺してるのに、他人に責任を負わせ、その人があわてふためく姿に、金で解決しようとする話だけど、草若の落語だと、平兵衛すらも憎めないキャラになると言う。
で、肝心の四草だけど、醒めた目つきで草々と喜代美を見、落語に熱意を傾けていたわけじゃない、ただ"算段の平兵衛"みたいになりたかっただけだと言う。

結局、誰も戻ってはこない。
そして草若は、また昼間っから呑んだくれて酔いつぶれ、挙句の果てに草々に酷い言葉を浴びせる。
今までは、そんな師匠の言葉に苦しんでいた草々だけど、何か糸が切れたんだろうか。何処かへ消えていってしまいそうな位、考え込んでいた。その時の喜代美には判らなかったけど、師匠の落語を何としても受け継ぐ為に、草々なりに決心してたんだね。

草若から直に教えてもらえないなら、草若の落語を一番身近に、沢山触れてきた草原の処で教えを乞う事を思いついた。
そう言えば正典も塗箸の技術を会得する為に、正太郎の技術を一番多くの時間を掛けて学んだ秀臣に技術指導してもらったね。

どんな形でも、受け継ぐ事には変わりない。"草若の落語"に対する草々の執念。
でも喜代美は未だ、草々の行き先を知らない。

草若は酒に逃げ、酒の力で草々に言いたい事を言う。それはもう、此処に居ても道が閉ざされるだけだから、高座に上がりたければ自分から離れろ、ってワザと仕向けているんだろう。草若に言わせれば、「落語なんて何処で学んでも一緒」なんだろうけど、草々にとっては、「草若の落語こそが自分のやりたい落語」なんだ。
だから、直接指導じゃなく、間接的に指導してもらおうと思ったんだろう。

小草若に言いたい放題言われても、何も返さない草若だけど、いつまでも自分を慕う草々には、素面だと言い辛いから、敢えて酔っ払った勢いで言ってるんだろうな。
でも、妻を亡くした事に対する負い目から逃れる為に、呑んだくれている気もする。色んな要因が草若の中に有るのだろう、多分。
草若師匠、奥さんが生きてた頃は、バリバリの仕事人間だったんかなぁ。例えば落語に没頭するあまり、奥さんの具合が悪くなってる事に気付かなかったとか・・・どうなんだろう。
昨日、草々は草原にモッサモサの頭を指摘され、「これは願掛け」って言ってた。草若が高座に戻る日まで切らない、とかいう願を掛けているのかな。
う~む、ネタバレ本(ストーリーブック)欲しくなってきたじゃないか・・・。

全然話題は変わるけど、最初、京本政樹がニートの独身男役と知った時、「え~何で??」って思ったけど、様々な落語のキャラに扮しているのを見ると、なるほどコレは、京本さんしか出来ないよね、最高に似合う~!って思った。

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