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ピアノを弾く桜子の後姿をじっと見つめる達彦。有森家の面々も、穏やかな、そして切なげな面持ちで桜子の演奏に聞き入る。
達彦は立ち上がり、桜子の隣に座る。
達彦の眼差しに微笑む桜子。二人は共に鍵盤を弾く。

そんなに達彦ヲタクじゃないんだけど、今日は坊ちゃんの表情に釘付け。
ホンット、いい表情見せるな~。

その時、かねが有森家の前に登場。
「よしよし、ちゃんとかねも呼んでたんだね、偉いぞ。」と、アタシゃ思ってたのに・・・。
かねは知らなかったのだ。有森家で開かれていた"達彦の入営祝い"は、かねの目から見ればどうしても結婚式に見える。
笛子が慌てて詫び、磯がフォローするものの、かねはすっかり機嫌を損ねていた。
先日、有森の家を侮蔑した事を詫びたかねにしてみれば、自分を無視されたのは不愉快だったことだろう。

だ~か~ら~言わんこっちゃない。かねも呼んどけよ、って思ったのにぃ。

だが達彦は、かねを制した。
「徳治郎さんや、有森家の人々に囲まれ、何とも言えない気分になった。
俺、この人達と家族になりたくなった。」
達彦は桜子に言った。「俺が帰るまで、待っていてくれ。」黙って頷く桜子。
微笑むかね。

すいません、今日のかねさんのジェットコースター並みの心の動きに、どうしてもついていけません・・・。

夜、達彦と桜子は河原に居た。二人は寄り添い、線香花火を楽しんでいた。
「これでお終い・・・」静かに呟く桜子、黙って見つめる達彦。
一瞬の輝きを見せた花火の球。ふっと火球が弱まり、そしてポトリと落ちた。
達彦は、何か言葉を捜していた。だが心の内を上手く表現できず、二人は、静かに並んで座っていた。
ふと、桜子の手が、達彦の肩に廻された。達彦にしなだれかかる桜子。
熱い吐息を、達彦は自分の首筋に感じた。
達彦は桜子を抱きしめた。速い心臓の鼓動が伝わってくる。桜子の温もりを、達彦は感じていた。

そして桜子は、ブラウスのボタンをゆっくりと外し始めた。

うひゃ~(笑)朝からナニ観せるつもりだNHK(笑)
もし親子で観てたら、気まずい雰囲気が漂わないか?何故に、ボタン外すシーンがアップなんだよう。しかも何度も大写し(笑)

って言うかさ、あれ達彦の視線って事か?
ボタンを外す桜子の胸元に、釘付けな達彦。それもなんかエロいよう。

脱ごうとする桜子の手を、達彦が制止した。
「駄目だよ。」

こらぁ、折角の据え膳なんだから、食っとけ坊ちゃん。

「明日はどうなるか判らない。」桜子に言う達彦。そんな達彦に桜子は言った。
「そうだよ、明日はどうなるか判らない。私には今しかないから・・・達彦さんに私を、
全てをあげたい。」

どうでしょうかね、世の男性諸君なら、桜子にこう言われたら頂きます・・・よね多分。
きっと、キヨシなら速攻で押し倒し(略)
だからね、こんな妄想させる朝ドラなんて、初体験なんですよ私。

そんな桜子をいとおしく思う達彦。二人は唇を重ね合わせた。

「俺は生きて帰ってくる。」今は達彦の言葉だけが、桜子の支えだった。

豊橋の連隊へ入営する事となった達彦。神社では壮行会が行われていた。
頭を綺麗に丸め、背広姿で挨拶する達彦。
隣ではかねが、複雑な表情で俯いている。
見送る山長の職人達。町の人々。万歳三唱の声が辺りに響く。
「駅までお見送りを・・・。」の声に促され、人々は駅に向かう。
桜子はただ一心に、達彦を見つめていた。
その一瞬、達彦と桜子の視線が合う。達彦は表情を変えず、駅へと向かう。

「行かんの?」杏子が桜子に声を掛けた。笛子も心配そうな表情で、黙って立っていた。
姉の言葉に淋しく微笑む桜子。
「お別れは、もう済ませたから・・・。」

家に戻った桜子は、冬吾に語る。
「何だか立派すぎて・・・立派な服着て、立派な挨拶して・・・遠くに行ってしまう。手の届かない遠くへ・・・。」
桜子は泣き顔を誰にも見られたくなかった。一人になりたかった。
書斎のピアノの前に立つと、達彦との想い出が甦ってくる。
溢れる涙を堪え切れない桜子。昭和15年の夏の事だった・・・。


さて、私がいつも気になるのが、ピアノに貼ってる黒いシール。
あれ剥がしたら"YAMAH●"とかいう文字が出てくるんでしょうか。


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平穏な時代なら、かねは恐らく桜子との結婚を一生許さなかっただろう。だが皮肉にも、達彦に来た赤紙が、かねの心を揺るがせるきっかけとなった。
達彦の桜子への深い愛情を目の当たりにし、更に、桜子が達彦への想いを込めて千人針の為に、街頭に立つ姿を見てしまった。
家柄の差とか、ずっと昔から積もりに積もった桜子への不満とか・・・かねの心を、夏の雨が少しずつ洗い流す。
名家のお嬢さん育ちだって、母となった今、子供を持つ親心には、他の親と何ら変わる処などない。

無心にピアノを弾く達彦。その姿を見たかねは、マルセイユでの演奏会で、音楽学校受験を許した時の事を思い出していた。
「あんたはホントにピアノが好きなんだねぇ。」かねは涙ぐむ。
「こんな事なら、もっと好きな事をさせてあげればよかった。」
かねの心は、息子に"一番やりたい事"を満足にさせてあげられなかった後悔でいっぱいだった。
だが達彦の言葉は、母への感謝に満ち溢れていた。
「やらせてくれたじゃないか。半年足らずだったけど、本当に楽しかった。」
達彦の笑顔に、かねは涙目になっていた。
「楽しかったか?」と問うかねに、「夢の様だった。」と息子は答えた。

坊ちゃん、ホントいい息子だよな・・・。母は自慢の息子だったんだろう。
なのに戦争が、親子を引き裂こうとしている。
めでたくも何ともないのに、おめでとう、と言わなければ非国民扱いされる不遇な時代。本音を語ればどんな目に会うかわからない、そんな厳しい時代に、母が息子にしてあげられるたったひとつの事とは・・・。

かねは神社へ向かった。桜子を探しに。
激しい雨に、人っ子ひとり居ない神社。ふと、軒下にじっと立つ桜子を見つけた。

桜子の目の前に立つかね。
意を決した表情で、じっと立っている。
「女将さん・・・。」桜子の言葉に、かねが切り出した。
「達彦と、一緒になっておくれ。」と。

かねにしてみれば、先日散々悪態をついた有森家の敷居をまたぐなんて思いもよらなかっただろう。でも、息子の事を思えば、母は強し、である。
どんな恥ずかしい、情けない思いだって、出征する息子の事を思えば、今のかねにとっては大した事ではない。
かねは頭を下げた。「桜子さんを達彦の嫁に下さい。」と。
だが、笛子や徳治郎にしてみれば、"ムシが良すぎる話"にしか聞こえない。

散々、言いたいことを言っておいて、今更何を言ってるんだ。

笛子達には、出征すると判った途端、手のひらを返したような態度に見えたのだろう。
かねは自分の非礼を深く詫びた。
そして、息子への思いを悲痛な思いで語るのだった。
「好きな娘を女房にしたら、何が何でも生きて帰ってこようと思うかもしれない。私はそれに賭けたい。」

それを聞いて、いつもなら真っ先に反論する磯が、しんみりと言った。
「かねさん、あんたいい母親だね。」かねの目から涙がこぼれた。
磯にも子供が居るから、母親の心情は痛いほどに判る。
「でも、こういう事は本人の意思を聞かなくては。」

だが桜子の意思は決まっていた。

山長に、達彦の為の千人針を届けにいった桜子は、達彦に会いたい旨を伝えたものの、かねはすまなそうに言った。

「あんたには会えん、って。本当に頑固なんだから。」詫びるかね。

そりゃ、あなたの息子だもん。頑固なのはしょうがないよ、って思ったのアタシだけ?

桜子は「ご武運をお祈りいたします」と伝言を残した。

達彦の入営が迫っていた。あれから会えないままの桜子に、姉ふたりは気にかけるものの、桜子本人は、会えなくても、自分の気持ちは通じた筈と信じていた。
その時だ。
有森家の前に大きな荷物が届いた。一体何事かと訝しがる有森家の人々。
荷物の封が解かれた。
「これは・・・お父さんの残してくれたピアノ。」

以前売った筈のピアノだった。
ピアノと共に、達彦からの手紙が添えられていた。急いで封を切り、読む桜子。
そこには、達彦の、桜子への深い愛情が綴られていたのだった。

遠い戦地に居ても、君がピアノを弾いている、そう思うことが自分の支えになる。

桜子の目から涙がこぼれ落ちた。

笛子は達彦に会いに、山長へ行った。
どうしても、入営前に二人を会わせたい、そんな思いだったのか。
ピアノのお礼と、入営前に有森家で桜子の演奏会を開きたいので、来て欲しいと
達彦に伝える笛子。

入営を2日後に控えたある日、達彦は有森家を訪れる。
皆が正装している姿に、一体何が・・・。

そして桜子。
真っ白なワンピースに花の髪飾りをつけ、花嫁を思わせるいでたちで、達彦を迎えるのだった。


さて、今日のツッコミ。
ピアノはマスター・ヒロに探し当ててもらった、と達彦の手紙に書かれてたけど、あのマスターは、只の喫茶店のオヤジじゃないのか?
一体何者なんだ??
何か、そういうネットワークでもあるのだろうか・・・。侮れないオヤジだ。

かねの声を聞くと、達彦よりかねの方が軍隊で使えそうな気がしてね。
いや、だって連邦軍の中尉さんだった経験も(略)
帝国軍の補給部隊なんかどうでしょう、とヨコシマな視線で、今朝は観てた。


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達彦に赤紙が来たと知って動揺する桜子。入営まで残された時間は、僅か2週間。
「少しでも長く、達彦さんと一緒に居たい。」桜子の張り裂けそうな気持ちに、笛子は姉として心配する。
だが冬吾の「行かせてやれ。」の言葉に桜子は山長へ向かって走る。

鰻屋の娘との縁談も「赤紙が来た処に嫁になんて来るわけがない」という事で、かねは頭を抱えたが、すぐに名案を思いついた。
「又従姉妹ならウチの事情も判ってくれる。」

かねには"店の暖簾を守る”という意識が第一に働いてるんだろうね。何百年も続いてきた蔵を、ここで終わらせる訳にはいかない。とにかく種の保存を、って思ってるんだろう。
本人の意思よりも「家」が優先されていた時代、名家に生まれた子には、自分の意思だけじゃままならない事も沢山有ったのだろう。

桜子は達彦に「お嫁さんにしてください」と云うが、達彦は故意に桜子を突き放す。
「又従姉妹と結婚する。先日とは事情が変わった。」と。

切ないねぇ。

膝を抱えて落ち込む桜子。そんな桜子に笛子の言葉は現実的だった。
あれ聞いた時、やっぱアタシでも同じ事言うわな、と思っちゃったよ。
達彦の居ない山長で苦労するのは目に見えているし、万一達彦が戦死でもしたら・・・。
桜子は、そんな姉の言葉を遮った。「言わんで。」と。
"自分だってそんな事承知の上だよ、でもそれ以上に、達彦さんと一緒に居たい。"
そんな心境だったんだろうか。

街頭での、千人針の光景。桜子は針を刺す。
内心で、何を思ったのだろう。

達彦は桜子に貰った帽子を眺めながら、マロニエ荘での出来事を思い出していた。
「それは被っていけない」とかねに云われて、帽子を箱にしまう達彦。
「有森に貰ったんだ。これ被ってドイツ行け、って。」
黙って聞くかね。
「あんまり被る機会なかったけどな・・・」達彦はふっと微笑む。
そんな息子の表情をじっと見つめるかね。
あの口やかましいかねが、黙ってるよ。
大事な息子を軍隊に取られる母の内心は、如何なものだったのだろうか。
冷静を保っていても、かねだって張り裂けそうな思いを抱えてたんじゃないかな。

かねは、街頭で達彦の為の千人針を刺してもらう桜子を見た。そのかねの表情から見ても、桜子への感情が少し変化していた様に取れたが・・・。

だが、キヨシは桜子を突き放した達彦の本心が判らない。
自分としては「応援する」って言ったのに。何なんだ一体。
「達彦は桜子に対して、あまりにも冷たい。そんな坊ちゃんは許せーんっ!」
こんな心境か。
キヨシは達彦に殴りかかる。

おいおい、雇い主殴って大丈夫かキヨシ(笑)
「お前、明日からこなくていいよ。」と言われたらそれまでだぞ。
やっぱキヨシは、桜子絡みだと、どーしても自制心が効かない。

さらに不可解なのは、息子が殴られてるのに覗いてるだけの松井かね。
あのかねなら、真っ先に飛び出すと思われるのに。
やっぱ赤紙が、かねの正常な心を乱していたのか。だが、そんなかねとキヨシは、達彦の本心を耳にする。

又従姉妹との結婚は嘘、そうでも言わないと有森は納得しない。自分の居ない山長で苦労させたくない。彼女の音楽の夢を摘みたくない。
それに、戦争に行く、って事は死ぬかもしれない。自分の好きな娘を未亡人にはしたくないだろう、と。

泣かせるよなぁ、坊ちゃん。

達彦ってのは、本当に器の大きな男だ。容姿もさることながら、性格がすこぶるイイ。
なんでこんなにイイ奴なんだようっ!
今でこそ相思相愛だが、最初の音楽学校受験の時とか、達彦がマロニエ荘に引っ越してきた時とか、随分と桜子に邪険にされてたけど。それでも腹を立てる事無く、いつも見守っていたよなぁ、達彦。

こんなにイイ男なんだから、ラストは幸せにしてください。お願いしますよ。


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かねは自分の思い通りに事を運ばせようとする時、どこか高飛車な笑顔を浮かべている。ところが、それが一旦崩れると般若のような形相で怒りまくる。
そんなかねも、病床の夫はやつれた顔で必死に看病し、息子の行く末を案じる時は不安そうな顔を浮かべる。実に表情豊かだ。

戸田恵子には「あゆ朱美」と名乗っていた、アイドル時代があったそうだ。
残念ながら私は、あゆ朱美の歌を聴いたことがない。聴いてみたいんだけどね。
戸田恵子として歌ってるのは聴いた事あるんだけど。恵子さんの歌声は結構好きですよ。
さて、意気揚々とキヨシを引き連れて有森家にやってきたかね。
「桜子の見合い相手にどう?」と、キヨシの片思いを無理矢理に利用したかねの策も、桜子の「ごめんなさい」であっさり撃沈。
キヨシは「自分ではわかってたけど、女将さんに乗せられてつい・・・」とな。まぁ、かすかに期待してたのかもしれんが、全く無い可能性に期待しても時間の無駄。
桜子には他に好きな人がいる、それは達彦の事だとキヨシも理解はしていた。勿論かねも。
しかし、かねにはそれが許せない。
「家の格が違うでしょうが。」と云うが、有森家の子供も、今で言う東大&奈良女子大卒の夫婦の娘達と息子じゃん。
そこまで毛嫌いせんでいいやん、と思ってたら、かねは、笛子や杏子も侮蔑し、蔑みの言葉を投げつける。
さぁ来たよ。磯の出番だよ、かねにここまで言わせていいのか?
磯、何か言ってやれよっ、と思った瞬間、先にキレたのは徳治郎。

おおっ!やった!ついに真打ち登場じゃん(笑)

今まで何を言われても、使用人という立場上控えていた徳治郎が、かねに烈しい怒りを叩き返した。
「よっしゃあ!じいさん、よく言ったぞ!」と磯も内心思ったに違いない。

磯になら速攻で言い返せるかねも、さすがに徳治郎が怒るとは想定外だったか。
言葉に詰まり、こめかみに青筋を立てている。

いやぁ、じいさんが怒ってくれて実にスッキリした。

今日は笛子のオメデタも判明した。
いつの間に・・・というか何処で?という疑問は野暮だろうか(笑)
そんな笛子が、ちょっと羨ましい桜子。
達彦とはどうなるものでもないし・・・。
かねには嫌われているし、ピアノ以外取り柄が無いし・・・。
桜子だって落ち込む事もあった。

一方キヨシは、達彦が桜子との結婚を決めるのなら応援すると言う。
ようやくキヨシも自分の心に決着をつけたらしい。そんなキヨシの態度に、達彦は桜子にプロポーズする決意を固める。
マルセイユではBGMの演出までしたのに挫折したが、今日の達彦はやる気満々。
ついに神社でプロポーズ。

神社からの帰り道、雲の切れ間から日が射す。桜子は夢見心地。
高原にでも居る様な、爽やかな青空が広がっていた。

さぁ達彦、次はかねに"桜子との結婚"を認めさせる番だよ。
と思ったら、赤紙が・・・来た。

長髪の坊ちゃんは見納めかな。とても現代風の髪型で似合ってたのにね。

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あれから1年経った。桜子はマルセイユでの女給と、洋裁の手伝いのかけもちで有森家の収入の一端を担っていた。
洋裁の手伝いは杏子もやってるんだけど、教師を辞めた笛子はナニやってるんだろう?
"ただの女"になった途端、糸が切れたんだろうか?
先週末の笛子の言葉で表現すれば「風船がハジけた」んだろうか。冬吾とじゃれあってるのはイイんだけど、有森家の家計を支えてるのは杏子&桜子のみ?
果たして、大人5人が食えるのかね?謎である。

しかしマルセイユは随分暇そうなのに、メイドが必要か?
いやまてよ、桜子がメイドの格好で「お帰りなさいませ~」なんてやってたら、釣れる客はそれなりに居るかもしれない(笑)
さてはマスター、小悪魔な雰囲気のメイド桜子を置いておけば、マルセイユの売上げUPにつながると読んだな。策士である。

そんな暇そうなマルセイユの開店早々、これまた暇そうな山長の当主が御来店。
桜子と達彦はかねの目を盗んで、マルセイユでの逢瀬を重ねていた。
そこへ!ほ~ら来ましたよ、かねさんが。
かねの意味深な笑顔は、『達彦、此処に居るでしょう。さっさと出しなさいっ。』と言ってるように見える。それがマスターへの無言の圧力となっている(笑)
かねは無敵だ。この鋼鉄の女とサシで勝負出来るのは、やはり磯をおいて他に無い。
そろそろまた、かねと磯のガチンコ勝負を見たいものだが(笑)
カウンターの裏に隠れる達彦と桜子。

そう、かねは達彦に見合いの話を持ってきたのだ。
次から次に断る達彦に、かねは次から次に見合い話を持ってくる。
さすが親子、我慢比べである(笑)
一方、見合いと聞いて落ち込む桜子。
落ち込んでどうする。そもそもヲマエラ、別れたんじゃなかったのか?
別れたといいつつ、ズルズル引きずってるから、キヨシも心中穏やかでない。

"結婚することで信用度が違う"
これって土地によっても違うかもしれんけど、今でもあると思う。
結婚を頑なに拒んでいた達彦。しかし、かねの言葉で、達彦の中の何かが閃いた。
『そうか、イイこと思いついた』達彦はかねに言う。

「俺、有森桜子と結婚する」

かねは当然反対。
そして何故か、暇そうな山長の使用人キヨシが、達彦とかねの会話を盗み聞きをしていた。
キヨシは覗き見したり、盗み聞きしたりとよくやってるけど。う~ん、あまり褒められた癖では無いよなぁ(笑)
達彦の衝撃的な言葉に、フラフラと味噌蔵へ。さて、ここからがキヨシ妄想ワールド全開。
達彦と桜子の幻影を追いかけ、味噌樽に落ちるキヨシ。

今日の達彦は壊れていたが、キヨシはいつも壊れている。
アニキィ~、と子分に笑われる可哀想なキヨシ。
"アニキ"という言葉に、どうしても"違う世界"のアニキを想像してしまう私を許さなくてもいいです、もう(笑)
そんなキヨシの恋心を、ニヤリとした表情でかねが聞いていた。
かねはキヨシを連れ、有森家を訪れる。
「桜子さんに縁談を持ってまいりました。」と。

今週から、かねパワー全開か?

でも公式の、次週ストーリーの写真見てると、桜子をイビるというよりも"鍛える"という表情に見えるけど。
いじめは見たくないけど、鍛えてるのなら「もう全然OK」。
桜子をビシッと鍛えて、一人前に育て上げてくれるなら言うことないのですが、果たしてどうなのでしょうか。
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杏子姉ったらナースの格好で、「チクチクしちゃうぞ~」なんて舞台裏でやってるんですね(笑)
素の井川遥って、あのルックスと違って、突き抜けたキャラなんでしょうか。
杏子姉さんに「チクチクされたい」人はいっぱい居るんだろうな(笑)と思ってしまいました。
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笛子は最後の授業を終えた。「冬吾に会いに東京へ行く。」という笛子に桜子が言う。
「近くに居る。」と。

冬吾ってば・・・出て行く姿を見た時、てっきり東京に戻ったと、観てたアタシも思ったわよ。
近くに、って事は、また神社に潜んでたのか(笑)

只の女になった笛子に「杉冬吾の嫁になるか?」と言った時の冬吾の表情は、実に優しげでヨカッタなぁ。なんだか、ほのぼのと暖かい雰囲気に和んだよ。
笛子おめでとうっ!よかったね~。

そして身内だけの、ささやかな祝宴が有森家で開かれていた。宴もたけなわの頃、桜子はピアノを弾く。十八番の「埴生の宿」。何故かマイナー調にアレンジされている。
その様子に、家族が集まる。皆、昔祖父の家でやったオルガンでの演奏会を思い出す。演奏が終わり、桜子はピアノの周囲を整理した。
その時だ。業者が有森家にやってきて、ピアノを運び出す。

実は、桜子は家族に内緒でピアノを処分していた。

いや、別にいいんですよ売っても。
でもねぇ、出来れば日を改めて業者に来てもらう事出来なかったのかなぁ。
父さんの残してくれたピアノだったんでしょうに。何もこんな、おめでたい席でピアノと別れなくても・・・。
せめて翌日という演出だったらなぁ。

ピアノが行ってしまった後、家の前で立ち尽くす桜子。達彦が通りかかる。

達彦はこの辺に用事でもあったのかい(笑)それとも桜子が気になって、1日1回は有森家の前を通るとか(笑)
でも、「ピアノを弾き続けて欲しい。」と桜子に言う達彦は、やっぱ大きな存在になったな~と思わずにはいられなかった。
「勝手な事言わないで。」と文句言う桜子を、ちゃんと受け止めてたじゃん。
達彦の胸で泣く桜子、その頭をポンポンと撫でる達彦。
なんかイイよねぇ。

と思ったら、来週の予告で何と、桜子とキスシーン(笑)
予告ナレーションは、かねさんだよ~~。

今日の土曜スタジオパークで、ゲストが井川遥と井坂俊哉だったんだが、キヨシ役の井坂青年、スゲーかっこいいではないか。キヨシはどこか暑苦しいキャラなんだがのう(笑)
今まで「頭悪そう」だの何だの言ってゴメンナサイ。今でもサッカーやってたら、無茶苦茶モテそうだ。
ちなみに井川遥、結構お茶目キャラ。産婆姿でサンバ踊ってるんでしょうか、井川さん。
産婆から看護婦(看護師)になる杏子姉にも、ラブロマンスが有るとの事で、なかなか楽しみですな。

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「人と親しくなれば愛に苦しむ。世の中に従えば束縛に苦しむ。どこでどうすれば心静かに暮らせるのだろう。」
平安時代も、昭和の世も、平成になっても、人の考え方は大して変わらない。

冬吾に出来る事は、プライドを曲げて代議士の兄に頭を下げる事だった。
そのお陰で杏子は釈放される。だが冬吾は「前科のある男とは一緒にならない方がいい」と言い残し、笛子の元を去る。

悲しい愛だ。
笛子の心中も揺らいでたのだろう。教師を続けるか、冬吾との愛に生きるか。
が、冬吾が出て行った事で、無理やり自分を納得させていたのではないだろうか。
自分を押し殺す姉を歯がゆい思いで見つめる桜子。桜子は上京し、西園寺に入学辞退の報告をする。
どんな時でも自我を押し通した桜子が、初めて人の為に動いた。

一旦は続けるつもりだった教師だが、抑圧されて言いたい事も言えない時代だと
文部省の視察官とのやりとりで、はっきり自覚した笛子。
やっと気持ちに整理がついた。桜子と視線が合う。
笛子の視線を受け止め、微笑む桜子。

「自分の心だけは裏切らないでください」笛子は静かに語る。
最後の授業は心に染み入るものがあった。
まっすぐに、笛子を見つめる生徒達。

本当に、笛子は50年後に生まれてたら、伸び伸びと授業出来たのだろうに。

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杏子の件で思案する有森家の人々。勇太郎が「山長さんにお願いしてみれば。」と言う。
その案に「当たって砕けろだっ。」と威勢のいい桜子だったが、かねの前にあえなく玉砕。
帰り道、かねへの悪態をつきまくっていたら、達彦が追いかけてきた。
母の非礼を詫びる達彦に恐縮しきりの徳治郎。
一方の桜子は、悪態ついてた時の勢いはどこへやら、あまりにも丁寧で真摯な達彦の態度に、ちょっとふてくされて(でも内心は嬉しかったろうよ)礼を言う。

達彦ってのは、かねを反面教師として育ったのかい(笑)
なんでこんなに出来すぎ君なんだよぅ。あまりにも大人だよ。これならコドモの桜子を、大きな心で受け止めてあげられるよ。ああ、なんてイイ奴なんだ達彦。
で、あのオカンに似てるところってドコなんよ?容姿か?

何かを成し得なかった女の一生、を描くという事だけど、そろそろ、その片鱗が見えつつあるのかな。桜子は「音楽学校を諦めて働く」と言う。
まぁ、今の有森家の現状じゃどうにもならない、という処まで来ているのだ。
そんな現状を察したのか、冬吾は笛子に置手紙を残して、そっと有森家を出て行った。

冒頭で、キヨシが特高に怯むことなく立ち向かっていったのは、ちょっとカッコ良かったゾ。血の気が多くて頭悪そうでも、一生懸命な処は「イイ奴だねアンタ」と思わせる。
卑怯者の小鈴の元旦那に、つめの垢でも煎じて飲ませてやれ。
っつーか、このクソ旦那に一刻も早く天罰が下りますように(ナムナム)。

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冬吾と別れたら教師は続けさせる、と学校は言う。返事は3日後。家長としての笛子、女としての幸せ、どうすればいいのか、3日後には結論を出さねばならない。
「迷う事無いよね。」と言う桜子は、やはり先が読めない子だ。
「無責任な事言わないで。」とキレる笛子に同情したくなる。
学費の問題、桜子の頭にはこの時無かったのかいな。桜子の、あまりのお気楽さに失笑した。
場面変わってマルセイユで、桜子が磯に、学費の工面を「後で必ず返すから」と頼むのを見たら、顔を引きつらせる磯が気の毒になった。

なんか今日の桜子、いつにも増して変。(いつも変なのは承知の上)

さらに、店を抜け出して合格祝いに訪れたキヨシに対して「キヨシ君から貰った御守が効いたのかも。」なんて微笑みながら言う。
お茶吹きそうになったの、アタシだけかいな(笑)
そりゃ~キヨシも舞い上がるわな(笑)夏に断られた求婚の事なんて、今やキヨシの頭からスッカリ抜け落ちてますぜ。桜子、アンタその気も無いくせに、キヨシに気を持たせちゃイカンよ。
しかし、杏子の患者の三人の婆さんに、「頭悪そう」なんて言われてるキヨシに、気の毒と思いつつ、婆さん達に激しく同意(笑)

そんな和んだ風景が、一瞬にして破られる。
有森家に踏み込んできた数人の男達。特高だった。
「治安維持法違反で逮捕する」と杏子に詰め寄る。

卑怯だよな、小鈴の元旦那。まるで「虎の意を狩る狐」。

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スケッチから帰った冬吾を問い詰める桜子と笛子。
正直ちょっと怖かった。なにもそんなに怒らなくても。とりあえず、まずは冷静に話を切り出せヲマエラ。
でも冬吾は大人だ。話によれば、若気の至りで駐在所に石を投げ込んだ。でも一緒にやった友達が、マルクスにかぶれていたから大事に至った。冬吾はすぐ釈放、というのも大地主の息子でバックも強大だったからだ。
しかし友は違った。1ヶ月後、ボロボロになって釈放されたのだ。

西野先生と校長が冬吾を訪ねてきた。思想チェックをしているのは明らかだったが、冬吾は大人の対応。さすがだよ冬吾。しかし笛子の本、源氏物語を最後に出した辺りがあざといぞ、校長。
こんな大人ってヤダねぇ。ついでに文部省の役人も嫌なキャラだ。
どうでもイイけど、岡崎の女学校まで"毎週"チェックするほど人員に余力があるのか、当時の文部省は。

源氏物語を「日本が誇る古典」とキッパリ言い切る笛子は、やっぱ間違いなく、桜子の姉だと思った。
自分の意思は決して曲げない、誰に対しても、その姿勢は変えない。
有森の家風なんだな、おそらく。
でもこの時代に、その生き方だと身を滅ぼす。
笛子は50年後に生まれてたら、きっといい先生になれたのだろうに。
源氏物語って活字で読んだ事無いけど「あさきゆめみし」は読んだよ、自分(笑)

杏子を逆恨みする小鈴のDV旦那、信吉。
一体、特高にどんな似非タレコミをやったんだ。(それは明日判るか。)
ほんっと、粘着男に関るとロクな事が無い、って見本かねぇ。

そして、桜子には何かを嗅ぎ取る能力があるのだろうか。予知能力?
優れているのは聴覚だけではないのか、と思ってしまった。

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再び春が来る。桜子は再度、音楽学校の試験に臨む。
最終選考、いよいよ自分の番だ。ピアノの前に立つ桜子。
達彦に貰った御守と結び文を、そっとピアノの上に置く。

亡父の水晶(だったよね確か)は何処へ行ったんだ。ポケットの中にあるのか?

今日の放送で良いな、と思ったのは、マルセイユから桜子合格の報を受けた時の、
達彦の表情。
福士誠治ってホント、いい表情を一瞬だけ見せるんだよなぁ。
達彦というキャラを演じられて、彼にとってはいい飛躍となった事だろう。

しかし、杏子はいつの間にかマッサージ業やってるではないか。
というか、杏子の患者?の三人の婆さん、有森家に住み込みかよぅ(笑)
そして有森家をこっそり伺う、小鈴のDV旦那。粘着臭プンプンですな。

西野先生って結構好きなキャラなんだけど、久しぶりに観れてちょっと嬉しかった。
でも先生の用件は、笛子の婚約者、冬吾の過去についての疑問。

あ、そうそう忘れる処だった。勇ちゃん八高合格おめでとう!

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好きなら見返りを求めず、ただひたすら思い続ける。
"無償の愛"を達彦に語る冬吾。じっと聞き入る達彦。

久しぶりに会った桜子は、キヨシから貰ったお守りをピアノの上に置いていた。
「キヨシならいい奴だと思う。」と、ぎこちなく言う達彦。
桜子は愛する達彦から、そんな事を言われて涙目。

確かにキヨシはイイ奴とは思う(笑)でもキヨシ、あきらめの悪い奴だよぅ。
夏に振られてるけど、未だにめげない。
これくらいタフな奴なら、同じく失恋したってめげないハツ美がお似合いだよ。

無償の愛って難しい。
ただひたすら、愛するだけ。
冬吾ならともかく、まだ達彦くらいの年齢だと、この心境を理解するのは少し若いような気がするんだが。
でも達彦は年齢よりもずっと大人。それなら「見守るだけの愛」も実行出来るかもしれない。
桜子は年齢通りだが(笑)いや、少し子供っぽいか。

"頑張れ"と力強い文字で書かれた達彦からの結び文と御守は、幾千の言葉よりも、ずっと桜子を勇気づける。
これが、達彦の桜子に対する"無償の愛"。

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そこに居なけりゃ何してるか心配だけど、居たら居たで、その行為に腹が立つ。
・・・って、束縛タイプかな笛子姉。
三姉妹のなかでは一番生真面目な笛子に、やっと春が来た。
徳次郎が「ワシゃ聞いとらん。」って言ったってねぇ、
「接吻したから責任とる」って言ってるよ冬吾は(笑)。
いつもは地味な笛子も、正月らしく華やかな着物姿で結婚を報告。その瞬間、磯は満面の笑顔。
磯って本当にお洒落。さすが、岡崎一のモガを自認するだけあるわ。着物の着こなしも、やっぱどっか違う雰囲気。

昭和13年12月30日は、笛子にとって「初めてのチュウ」記念日(笑)。
そしてついに、冬吾も年貢の納め時となった訳ですな。

三姉妹揃って、「こたつでみかん」とほのぼのとした雰囲気だけど、桜子、アンタ受験生じゃなかった(笑)そんなにマッタリしていて大丈夫か?
みかん食べたら、ちゃ~んとピアノの稽古するんだよ。

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「両親が居ないから、自分が家長として有森の家を守らなければ。」という責務からなんだろう、笛子の態度がキツイのは。
産婆開業しようとする杏子にダメ出しするのも、そんな笛子の責任感の所為。だからついつい、キツい口調になってしまう。
要するに余裕が無いんだよねぇ。もう一杯一杯になってる。
桜子はともかく、杏子はもう大人なんだから、認めてあげればいいのに、って思ってしまう。
でも笛子は彼女なりに心配してるのだろう。おっとりした、気の優しい杏子が開業しても、仕事として成り立っていくのか。むしろ人の下について働いた方が、安全なのではないか、と。
今で言う処の起業家、といったら大げさかもしれないけど、事業として成り立っていくかを心配してるのだろう。
確かに人助け、でも報酬を貰わなきゃ仕事としては成り立たない。奉仕じゃないんだからね~。
杏子の性格なら奉仕ばっかりしそうだもんな(笑)

もう年末の設定で、桜子帰郷な訳だが・・・。キヨシお前は振られた、って事認識してるのか(笑)
「桜ちゃんも帰ってくる。」って、そのアヤシイ笑顔は一体(笑)
いい加減に新しい女、見つけなさい。

そして今日、坊ちゃんブログが更新されてるよ。
野木山さんの髪型の理由って、そういう事ね(笑)

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本当に好きな人に対して、どうしても自分の気持ちを押し殺してしまう笛子。そんな笛子にマリが煽りを入れる。
「アタシだって冬吾と寝た事あるのよ。」と。
僅かに動揺する笛子。八重があわてて打ち消す。

マリさんは口が悪いが、根はイイ奴なんだな、と思える一コマだった。
本当の悪人なんて居ないのが朝ドラ。意地悪な人はいるかもしれないけどね。
そういえばるり子お嬢様、もう出番無いのかな~。西園寺邸から飛び出して、その後どうなったのやら。
松尾と何かあったりして(笑)いやまて、松尾は薫子をダンスに誘ってたな。
松尾を巡って、るり子お嬢と職業婦人薫子の、恋のバトルなんてのが起こってるのかな~(笑)。

しま子の化粧顔カワイイ。と言うか上品そうに見える。
光浦靖子を初めて見たのは、「天うらら」だったけど、あの時は苦手だったなぁ。遠い思い出ですわ。

で、本日の疑問。冬吾が飲み干した絵の具の油は、実は何だろう・・・。
(1)水割り
(2)ウーロン茶
(3)透明タイプのリンゴジュース

冬吾と笛子は、二人仲良く岡崎に戻った。そしてマロニエ荘は、また女の園に戻った訳だ。
余談だけど、昨日の放送で食ってた焼き芋が、黄金色で旨そうだったな・・・(笑)

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冬吾がマロニエ荘に戻ってきた。折悪しく、冬吾の過去が薫子によって明かされようとしていた。
桜子は冬吾に迫る。「真実を教えて。」と。
桜子ってのは、ホント空気読めない。相手を察する、という事をしない。でも、これで躊躇して、相手から真実を引き出せないよりも、自分の大切な人の為には暴走特急の如く突っ走る。ソレが相手に上手くハマリ、真実が見え始める。
冬吾と信頼関係を築いてるから、彼も真実を語りだす。
心中といっても、しま子の強引な行為のせいで、誤解される記事として世に出ていたのだ。

一旦活字になってしまうと怖い。嘘でも真実と化すからだ。

ここ最近、展開が急すぎてご都合主義の様に思えてたが、落ち葉で焼き芋を作るシーンは、ほのぼのしていて良かった。
桜子のお茶目っぷりが上手く表現されてたと思う。

穏やかな雰囲気の八重も、以外と妙な知恵は働く。
なかなか上京しない姉に腐心している桜子に、マリの言葉からヒントを得た八重が知恵を授ける。
このあたりは、桜子よりも少し大人、って表現がよく伝わってきた。
いつも真っ直ぐにブチ当たる桜子では思いつくまい(笑)
時には嘘も必要なのよ。

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マロニエ荘に戻った桜子、ピアノの前に座ると達彦との思い出が甦って来る。
ピアノの取り合い、初めての連弾、そして・・・キス。

少しだけセンチメンタルになった桜子を見守る八重の瞳は、母の様に暖かだった。

八重役の原千晶って、こんな役者だったんだ~と思いつつ観ている。
原千晶といえば、ファッション雑誌の後方にいつも載ってる、ダイエット食品の広告くらいしか思いつかなかったのだが。
なんか醸し出す雰囲気が、ほんわか、おっとりとしている。
岡崎における母代わりが笛子と杏子なら、マロニエ荘での母は八重といった処か。

笛子と冬吾、いい感じだったのに、しま子の出現で冬吾はまた、行方をくらましていた・・・。

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「ほ~ら、だから言わんこっちゃない。段階を踏まないでいきなり求婚なんかするから、アンタ玉砕するんだよ。」とキヨシの頭を、ハリセンでパシーンと殴りたくなってしまった本日の「純情きらり」。
桜子は東京に帰る前日に、唐突なキヨシのプロポーズを受けたものの、翌日にあっさり
「ごめんなさい。」と断る。
「何年でも待つ」というキヨシのすがる様な言葉にも動じず、さっくりと断る桜子を見て思い出したのが、昔、TVでやってた「ねるとん紅鯨団」。

必死に「よろしくお願いしますッ!」と手を差し伸べるものの、にべもなく断られる哀れな男性参加者とキヨシの姿がダブって見えた。
会話してない男から手を差し伸べられても、大抵の女は断る。だが、会話してると全然違う。
いくらキヨシが幼馴染だからといって、成長してからの桜子と、どれくらいの頻度で接点を持ってたんだろう。
そんなに好きな女なら、毎日何かしらアプローチしてたのか?東京行った桜子に手紙のひとつもよこしてたのか?
ま~きっと、心の中で密かに暖めてただけなんだろうな。それじゃ鈍感な桜子は気付くまい。
その点、達彦は心得ている。下宿先が有ったにも関らず、少しでも傍に居たいが為にマロニエ荘に引越してたではないか。
傍に居れば相手の心は動かせる(かもしれない)のよ、キヨシ君。

達彦の音楽学校生活も、僅か3ヶ月くらいだったんだ。本人は無念だったろう。
せめてかねが、「学校はキッチリ卒業しておいで。アンタが居ない間は、あたしが店を守る。」位の事が云えたらなぁ。あの時代、女が矢面に出るのはやはり無理だったのかな?
でも、かねなら3年ちょっとくらい、どうにか出来そうな気がするんだが。まぁ、どうにか出来た所で、かねにはその器は無さそうだが…。
拓司の危篤も、かねの策略だったら達彦も少しは救われたのだろうか。味噌屋の若旦那の着物姿は粋だけど、学生服を着ていた頃の溌剌さは無い。

"別れの引き際は美しく"という訳で、桜子と達彦は別れた。お互いの健闘を祈って。
でもそれは「再び会うまでの遠い約束」かもしれない。

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笛子は本当に生真面目。素直に自分を表現する事が苦手。だから正反対の桜子を、どう扱っていいのか判らずに苦労するんだろうな。
「もっと柔らか思考で行こうよ」と笛子を応援したくなってしまう。
喫茶店ではツンデレっぷりを冬吾の前で惜しげもなくさらけ出していた。
今日の姉ちゃんもサイコー(笑)
ちょっとふくれっ面の笛子、でも冬吾が気になってしょうがない。そして冬吾のいたずら小僧っぽい目つきが、なんかイイ味出してた。
余談だが笛子の裸婦スケッチ、キレイで結構好き。(寺島しのぶが脱いだトコは、まだ見た事ないけど。愛ルケで脱いでくれるの姉ちゃん?)

一方、まだまだ子供の桜子、達彦の見合い相手の聡美のジャブに打ちのめされ、すっかり意気消沈していたが、冬吾の言葉にかなり復活。
笛子が連れて帰った冬吾に飛びつく桜子、笑顔で応える冬吾。それを見つめる笛子の表情に、軽い嫉妬の色が浮かぶ。
笛子は架空の人物なのに、まるで本当にそこに居るかのようで、観ているこっちまで笛子になってしまう。ま、アタシが笛子の性格に近いからそう思うのかもしれないけど。
桜子の無邪気さが羨ましいんだよ。
姉ちゃんは「私だってあんな風に振舞えたらいいのに。」って思ってるハズ。

一方、微妙だったのが、マルセイユでの桜子と冬吾を見てしまった達彦。
傷つけてしまった桜子に「すまない」って表情には見えなかったゾ。むしろ二人に嫉妬してるかのような、怒った表情に見えた。
ってなもんだから、味噌の配達中に桜子達とすれ違った時、そっけない挨拶をしたのかよぅ、と勘繰ってしまう。

更にワケワカラン行動なのがキヨシ。おいおいお前は味噌の配達中だろ?大八車押すの放棄して、桜子の処に飛んできたのかい(笑)
さらにアンタ、雇い主も聞いてる?だろうに「あんなヤツ」呼ばわりかよ(笑)。
随分とまぁ無鉄砲な。
いきなり道端でプロポーズなんかしてたら、只の変人、もしくはストーカーとしか思ってもらえんよ。いくら直球投げろ、ったってねぇ。キヨシのやってるのは暴投だわな。で、危険球退場、ってのがオチ。

「時代考証」なんてお堅い事を一々言ってたら、このドラマは見れないし、見るのを止めた方がいい。むしろ"ツッコミ処満載"と思って見てたら毎日笑える。
それに職場でも学校でもネットでも、ドラマ見てる人達で話題が広がるじゃん。

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"突っ走る事こそ我が人生"が信条の桜子だが、なかなか思い通りにいかない。
達彦さんはもはや山長の主人、音楽とは縁を切った。でも桜子は、音楽を捨てて達彦さんと一緒になる、という道を選んだ自分の姿を想像出来ない。
先の事を考えないから、行き詰った時にジレンマに陥るのか。

あれこれと今まで口やかましく言ってきたけど、笛子にしてみれば、突進型の妹が心配なのだろう。だが音楽を趣味にしてみれば?という姉の言葉が、桜子には受け入れられない。
これが若さというものか。

笛子は年齢の割に随分と老成してるような気がする。20代前半の設定らしいけど、寺島しのぶの実年齢と同一に見える。ま~でも、昔の20代って大人だったんだよね、今と違って。

だからといって、達彦の見合い相手の聡美とやら、過去に1度しか会ったことない男に慣れなれしく腕を組むかね(笑)良家の女子なんでしょうに。
随分と男に慣れた女、って印象。
それとも実は、華族のお嬢様だったのが今じゃ没落して、バーのママ、って経歴だったりして(昼ドラにあったな…)。
達彦も、愛しい桜子が居るなら手を振りほどいて駆け寄れ~。
あ、でもかねのメンツを保つ為にそのまま行ったのかい、おまえさん。
達彦は結婚したら、尻に敷かれるタイプかもしれん。


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笛子のツンデレ、ついに最高潮。冬吾に褒められてテレまくるも、素直になれないので、ついついキツイ口調になってしまう。
寺島しのぶ、よく演じてると思うよ。ホント難しいキャラだわ、笛子って。
でも笛子のカワイイ部分、よく伝わって来るようになった。最初の頃は見ていて「?」と思うトコも有ったけど、もしかしたら演じてる本人も迷いが有ったのかな・・・。
今は、笛子全開って感じがして、面白い。

今日の冬吾はやけに素直。笛子にキツく言われ、情けなさそうに、
「わかりますた~」って言ってるのには笑った。

さて桜子の感情、最近やけに暴走してるのではなかろうか。
「さよなら」と言われた達彦に、コトの終わりを感じ取るほど敏感になったかと、思ったら、次の瞬間、抱きしめた達彦を突き飛ばす。
なんで?スキなんでしょ?その迷う心はナニ?
ずっと味方じゃなかったの?

【達彦を突き飛ばした理由】
(1)抱擁された瞬間、味噌屋の若女将になったものの、かねにイビリまくられる自分を想像して怖くなった。
(2)達彦の股間に違和感を(略)で、思わず身体を離そうとした。
(3)音楽と恋の天秤状態に、桜子の感情が追いつかなくなって暴走していた。


現実世界じゃ恐らく(2)なんだがのう(笑)
坊ちゃんだって生身の男ですぜ。

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"朝の10時から喫茶店で逢引って、坊ちゃん仕事は?"と思ったのだが、しかも夜に桜子は家に戻ってたな。手伝いもしないで、と笛子に怒られてるし。
見てる方としては、10時から20時近くまで、ナニやってたのだろうと、いけない想像を掻き立てるような時間の使い方(笑)
ずっと店内に居たのなら、いまごろかねの耳に入ってるよね、絶対。
さてキヨシ、逢引現場を昼間っから目撃してたが、山長ってそんなに暇なのか?
おつかいにでも出されてたのですかね。
(しかし逢引って言葉、なんか昼ドラ的展開を想像させられるんだが・・・。)
さて、肝心の桜子には一向に自分の気持ちを判ってもらえないキヨシ。
いや~桜子って、とんでもなく鈍感だからさ、強引に押し倒しでもしない限り気付かんよ。そのあと殴られるのは必至だけど。
坊ちゃんばかりに牽制球投げてもアカン、桜子に直球投げんとワカランよ。

そして笛子。桜子とは全く性格違うのに、ツンデレな処は一緒(笑)さすが姉妹。
「出てけ」と冬吾にまくしたてる彼女は、もはや「怖がい」というより、なんだか妙にカワイイ。
逞しいネエチャンだわ。

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今週の主役は笛子と冬吾。不本意ながら一緒に暮らすうちに、笛子の心境がどう変化していくのか楽しみ。
そしてキヨシ。口調は丁寧でも、達彦に宣戦布告してるじゃん(笑)
しっかし、キヨシのガチムチ系体格を見てると、同性から「アニキ」と慕われそう、と思ってしまった(笑)
いや~ん坊ちゃん危機が迫ってるぅ、なんて書いてたら妄想ワールドに突入しそうなので止めておこう。
坊ちゃんと言えば気になるのが福士誠治の耳たぶ。顔と耳とのバランスいいから気付かなかったけど、耳たぶデカイじゃん。米粒乗るかな?
耳がデカイ人は金銭収入大、ってコドモの頃聞いた。
「え~そんなんホントかいな」と思ってたけど、ヤンキース松井とか、辞めたけど横浜ベイの佐々木の耳たぶはデカかった。松井の比じゃないが、イチローもデカイと思う。
さて、福士誠治も将来、大金持ちになるんだろうか。
もしも金持ちになっても、くれぐれもコ●ロさんみたいに乱暴な金遣いだけはしないで頂きたいものだ、と思う次第でありますな。

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かねと桜子は似てると思う。
自分が良いと思ったことは信じて疑わない処。頑固で意地っ張りな処。
大人になりきれていない処。
通夜の席で桜子を罵倒し、追い返すかねを見て「この人は、大人気ないキャラ設定なのか」と思った。
他人に異様に厳しい人って、幼少期に厳格な家庭で育ったのだろうと想像してしまう。
一方、桜子は空気が読めないし、先の事を考える想像力が全く無い。
本能の赴くままに行動している。今、この瞬間だけで生きている。
空気が読めないのは、人生経験が少ないから仕方ないのかもしれない。しかし、
許されるのは若いうちだけだろう。歳食っても、空気が読めないのはチト
問題ありかもしれない。

ちなみに、笛子似の性格のワタシが憧れるキャラは磯、そして冬吾。
あんな風になれたらいいな、とドラマ見ながらいつも思う。

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4ヶ月ぶりに見る懐かしい我が家…。
桜子は久しぶりに帰ってきたが、すぐさま中に入るのを躊躇していた。
その時、家の中から杏子が出てきた。
「桜ちゃん・・・。」
桜子は、ちょっと気まずそうに微笑んだ。「ただいま、もも姉ちゃん」
気がつくと、杏子の後ろに笛子も立っている。桜子は少し緊張気味に言った。
「敷居をまたがせてもらってもよろしいでしょうか?」
それまで無表情を装っていた笛子の顔から、一気に笑みが溢れた。
「何言ってるの、さ、入りなさい。」
仏壇に線香を上げると、桜子は改めて姉たちと向き合った。
「山長さんのご主人、具合悪いの?」

笛子と杏子は僅かに驚いた。「知っとったん?」
「うん・・・。」桜子は答えた。
「だから帰ってきたの?」と姉に言われ、桜子は狼狽した。自分の気持ちを見透かされた様な気がしたのだ。
「う、ううん、そうじゃないんだけど…。」

一方、山長では、拓司が最後の時を迎えていた。
医者の診察を心配そうに覗き込む達彦とかね。
「ご臨終です。」医者は静かに言った。
職人たちのすすり泣きが聞こえる。達彦もかねも泣いていた。

達彦は職人頭の仙吉から、古びたノートの束を渡された。中には味噌の仕込み方など、蔵元として生きる為の知識がビッシリと書かれていた。
「音楽家として成功して欲しいが、道は険しい。もし達彦が帰ってくるような事があったら、これを渡してほしい。」
と、生前に拓司が預けていたのだ。
自室でひとり、達彦はノートを前に、肩を震わせた。
「オヤジは・・・俺に店を継いで欲しかったのか?」
達彦は慟哭した。父が最後に俺に伝えたかったのは何なんだ?
キヨシが言う様に、本当は店を継いで欲しいと思っていたのか?達彦の心は乱れた。

その夜、拓司の通夜が山長でしめやかに行われた。
有森家の人々も訪れた。その時、奥からかねが出てきた。かねは桜子を見た途端、厳しい口調で言った。
「待って、アンタは上がらんで。」
「お線香1本だけでいいんです。」桜子が言ってもかねは受け入れようとはしない。
それどころか、桜子を罵倒したのだ。
「アンタの所為で全ておかしくなったのよ」
それを聞いた磯が激怒した。「いくらなんでも言いすぎじゃないの」
息巻く磯を、徳次郎がなだめた。

有森家では磯がかねへの悪態をついていた。
「あのバカ女、何ワケわからん事言ってるのさ。達彦さんと桜子ちゃんに、何もある訳ないでしょうが。」
そんな叔母に桜子は、きまりが悪そうに言った。
「それが、実はあるんよ・・・」桜子の言葉に驚愕する磯と徳次郎と勇太郎。
桜子は更に続けた。
「好き、って言われた。」磯は更に驚いた。姉二人がさほど動じないので、磯は不思議に思った。
「あんた達知ってたの?」
笛子と杏子は顔を見合わせた。
「なんとなく、そうじゃないかな、って思ってた。」
徳次郎は心配していた。その心配は笛子も同様だった。
いずれ蔵元を継ぐ達彦と桜子では住む世界が違いすぎる。仮に桜子が女将になったとしても、やっていけるのか?かねとの確執はどうするのか?
様々な困難が予想されるが、桜子はそこまで考えているのか?

だが桜子は言った。達彦さんは音楽家になる、と。
桜子は達彦に、良き友、音楽の良きライバルとしての存在を願っていた。
「ずうっと先の事なんて考えられない、でも今は音楽だけを見つめる筈、音楽家になるのは達彦さんの夢だよ。」
心の中で思っていた。◆


「純情きらり」キャラで自分に一番近い性格は誰か、といえば、もう間違いなく笛子(笑)。
最初見た時、おいおい自分ぢゃん~と思ってシマッタ。
ほんじゃ、桜子が今後どれだけ成長していくのか、笛子の視点で見守っていきますかな。

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茫然と立ちつくす達彦に、桜子は只ならぬ雰囲気を感じていた。
「どうしたの?」
達彦は無言で電報を渡した。桜子が目にした1枚の紙切れには、
‘チチキトクスグカエレ’と、書かれている。
「お父さん、どこか悪いの?」
桜子の問いに、達彦は苛立たしく答えた。
「俺にもわからん。」

桜子とじっくり話す暇も無く、慌しく達彦は岡崎へ帰った。淋しい思いを抱え、達彦を見送る桜子。
数日後、マロニエ荘に冬吾を尋ねて東北訛りの女性がやってきた。眼鏡を掛けたその女性は、大切な約束があると言う。
女性の特徴を聞いた冬吾の表情が一変した。
「俺はここから消える。引っ越した、と伝えてくれ。」
冬吾は急いで荷物をまとめると、マロニエ荘から姿を消した。

岡崎では、拓司の具合をかねと達彦が心配そうに見守っていた。心臓の具合が悪いのだと言う。
いつもは強気のかねが、オロオロしているのを見て、達彦の気持ちは重く沈んでいた。
父親の部屋を離れ、自室に戻ろうとした時、番頭と職人頭の会話を耳に挟んでしまった。「大豆の仕入れ値が高騰しているんですよ。」

達彦はその時、店の経営状態が厳しい、という現実を初めて知った。
そんな達彦にキヨシが「ちょっと…」と呼び止め、連れ出した。

言葉は柔らかいが、険しい顔でキヨシは達彦の今後を問い詰めていた。
「オヤジさんは坊ちゃんに店を継いで欲しい、と思ってるんです。」
達彦の脳裏に先日の父の声が響いていた。
「好きな道を歩め」
いよいよ老舗蔵元の跡取りとしての重圧が、達彦にのしかかってきていた。

「今回は無理でも、達彦君にはいつかまた独逸旅行のチャンスはありますよ。」と
西園寺は言った。
「達彦と、もうずっと話していない・・・どうしてるんだろ。」
西園寺邸でのピアノレッスンが終わった桜子は、電話を借り、山長へ掛けた。
電話口に出たのはかねだった。
桜子と判った途端、つっけんどんな口調のかね。
達彦に取り次いでくれる筈もなく、電話は無造作に切られた。

桜子は岡崎に戻る決意をした。
心配そうに八重が言った「また戻っておいでね」桜子はそんな八重とマリに笑顔で答えた。
「すぐ戻ってきますよ」

不安な気持ちをかき消すかの様に、達彦はピアノを弾いていた。
その時、かねが乱暴に部屋に入ってきた。
「アンタこんな時に・・・バチが当たるよ!」

岡崎に着いた桜子は山長の前にいた。
「達彦さん・・・」心配そうに様子を伺う桜子。と、その時達彦が店から出てきた。
桜子には達彦が、ひどく疲れているように見えた。
励ますつもりで、ピアノや西園寺の話をする桜子。だがしかし達彦には、気持ちの余裕が全く無かった。
「帰ってくれ。俺、今は君と話してる余裕無いんだ。」
桜子の瞳から一筋の涙が頬を伝わり、こぼれ落ちた。◆


オヤジこの状態で何故病院に入れないのだ?
そんなヤヴァイ状態で、家に寝かせといてイイのかよと、
ツッコミ入れたくなった。
拓司が重病なのに、家で寝てる理由を考えると…。

1.入院患者が多すぎて、病院のベットに空きが無い。
2.大豆の仕入れに金が掛かりすぎて山長には金が無い為、入院費が捻出できない。
3.病院シーンだと更にセットや役者等が必要になるが、N●Kは受信料収入が減っている為、制作費が捻出できない。

さて真実は如何に。

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冬吾はヤスジに対して腹を立てていた訳ではなかった。
ぶっきらぼうな冬吾だが、彼なりにヤスジを心配していたのだ。
好きでもない内容の絵を描き続ける事に対して、果たして彼が耐えられるのか案じていた。
描くのが好き、なだけでは務まらない。ヤスジの性格上、そんな仕事は向いていないのでは…。
冬吾の真意に桜子は、好きでもない軍歌の作曲に苦しむ西園寺の姿がオーバーラップしていた。
「先生、大丈夫かな。」

再び軍歌を作曲した西園寺。だが、軍人達を前にいざ演奏をしようと、
ピアノを前にしても、手が震え、演奏不可能になっていたのだ。
窮地を救ったのは駆けつけた秋山だった。彼は西園寺から楽譜を受け取ると、
軍人達の前で見事に演奏をしてみせた。

絵、音楽、小説…表現する事を生業とする人々にとって、今は冬の時代だ、と
冬吾は言った。
じっと息を潜め、嵐が通り過ぎるのを待つだけ。
だが実際は、嵐はますます酷くなるばかりだった。
「ヤスジさんの壮行会、してあげましょうよ。」桜子は提案した。

マロニエ荘に皆が集まった。ヤスジに言葉を掛ける冬吾。二人は穏やかな表情だった。
遅れてきた薫子と編集部の若槻が、ヤスジに花束を渡した。
ハツ美は若槻の顔に釘付け状態。達彦に失恋し、意気消沈していたハツ美だったが、
若槻の顔を見た途端、みるみる生気が戻った。

西園寺がパーティの余興に演奏を始めようとしたその時、秋山が現れた。
昔の非礼を詫びる秋山を、西園寺は優しく迎え入れた。
皆が揃った処で演奏が再開された。
「踊りませんか?」と若槻に声を掛けられ、ビックリするハツ美。次々と踊りの輪が出来た。
その光景を楽しそうに、でもぎこちなく眺める達彦と桜子。薫子は二人の関係に気付いていた。
「踊ったら?」顔を見合わせる達彦と桜子の手を取り、薫子は、そっと重ね合わせた。
楽しそうに踊る桜子達を眺める薫子に、スッと手を差し出す一人の男。
西園寺の助手、松尾だった。
幸せなひとときだった。皆、笑顔がこぼれていた。

数日後、一通の電報が達彦の下に届いた。
それを手にした放心状態の達彦。

「どうしたの?」
桜子は、夏の嵐が来る事をまだ知らない。



パーティで呑んでた酒の色が、どうしてもワインに見えません(笑)
あの色はカンパリだと密かに思うワタクシでございます。

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